先日、現在作成中の『蒙求和歌』をやろうと思って、書陵部所蔵資料目録・画像公開システムのリンクをクリックしてみたら、404エラー(ページが存在しない)が出た。

調べてみると、書陵部所蔵資料目録・画像公開システムのURLが変更になったらしい。新しいURLは、

http://shoryobu.kunaicho.go.jp

となっている。

URL変更の経緯について、トップページには次のようにある。
書陵部所蔵資料目録・画像公開システムは,陵墓課が所蔵する考古品の資料を新たに公開します。それにともない,URLの変更をしましたので,リンク切れの可能性があります。順次修正の予定です。
陵墓課の考古学資料と統合検索できるようになったため、URLの変更をしたということらしい。

ここで、古典文学電子テキスト検索に、書陵部所蔵資料目録・画像公開システムへのリンクを多く含むことを思い出した。これらのURLを書き換えなければ、すべてリンク切れになってしまう。

これまでも別のサイトでURLの変更はあったが、規則的に変更されていたので、変更はさほど難しくなかった。今回はどうだろうか。一抹の不安をおぼえつつ、各ページのURLを確認してみる。

蒙求和歌(桂宮本)
旧URL http://toshoryo.kunaicho.go.jp/Kotenseki/Detail/28840
新URL http://shoryobu.kunaicho.go.jp/Toshoryo/Detail/1000017690000

最後の番号がページを表しているのだが、ご覧の通り、新旧で変わってしまっている。法則性も見られない。ここ(太字の部分)さえ同じなら、その前がいくら変わっても一括変換できるのだが、これではその手は使えない。

こうなると、ポチポチと一つづつ、手動で変更するしかない。しかし、書陵部所蔵資料目録・画像公開システムへのリンクは数が多く、とてもすぐにはできない。しばらく(数が多いので、おそらく数年はかかるだろう)はリンク切れになるはずだ。

URLは、情報にたどり着くための重要な情報である。安直にURLを変えられると、そこにリンクしていた文書がすべてリンク切れになってしまう。

書陵部に限らず、非営利の公的サイトには、そのことが理解されていないように思える。この場合も、旧URLから新URLへリダイレクトするか、せめてURLの最後だけ同じにしてもらえば、比較てき簡単にこちらで対処できる。そして、URLを変えるサイトにとって、それはそれほど難しいことではないはずである。

Websiteは他の多くのサイトやページとリンクすることで、より情報の密度を高めることが出来る。安直なURLの変更は、そのようなWebsiteの利点を台無しにすることであることを理解してほしい。