タイトルだけでは何の意味か分からないと思うが、ニュースの話である。

ご存知の通り、中国のニュースはすべて政府によって検閲されている。これは事実だし、中国政府も隠していない。なにしろ、政府に都合の悪い海外ニュースは、テレビが真っ黒になってしまうのだ。誰だって検閲されていると分かる。

しかし、流されるニュースの量はものすごく多い。というのも、国営放送のCCTVは15ものチャンネルを持っており、ニュースは総合チャンネルとニュース専門チャンネルで流される。さらにCCTVだけでなく、各地方のテレビ局があり、そこでもローカルなニュースが流されるので、検閲されているとはいえ、一日に配信されるニュースの量は莫大な量になる。

それに対し、日本のニュースはどうだろうか。検閲はないことになっているものの、ニュース専門チャンネルはないし、NHKでも民放でも、似たようなニュースばかり流している。最近だと言うまでもなく日馬富士暴行事件である。日本のニュースは、流す時間も限られているのに、みな同じようなのばかり延々流して、貴重な時間をムダにしている。

日本には政府による検閲はなく、どんなニュースを流そうが、政府から横槍が入ることは(たぶん)ない(と信じたい)。しかし、絶対的に放送する時間が少なく、その上、どの局でも同じようなニュースしか流れないのでは、検閲していなくても、しているのとあまり変わらない・・・いや、もっとひどいんじゃないだろうか。