暮れも押し迫ったというのに、あまり忙しくない。

理由は二つある。一つは年明けの教員展が無いこと。僕は実行委員長だったので、展覧会の準備やら、自分の作品作りやら、とにかく慌ただしかった。しかし、この展覧会の最後は2014年で、もう四回目の暮れである。そんな前のことだったかと驚く。

もう一つは、今年から祖母がうちから離れた場所の介護付き老人ホームに入ったことだ。祖母が元気だったときは、暮れには2時間ぐらい家を訪問して、いっしょにテレビを見ていた。その祖母が脳梗塞で倒れたのは2年前である。これは、なんだかもっと昔のような気がしている。

やたがらすナビを始めたのは13年前。このブログは約1年遅れで始めた。こちらはつい最近のような気がする。

挙げていくときりがないが、若い時は時が同じように流れていくが、だんだん年を取ると、出来事・やっていることごとに、流れる時間のスピードが違うらしい。

さて、今年のやたがらすナビは、次の電子テキストを公開した。
振り返ってみると、最初の方の『平中物語』は、「あれ?今年だったか」という感じがするし、三年もかかった『今昔物語集』はあっという間に終わった気がする。

なお、現在は国立国会図書館本『蒙求和歌』を作成中で、以前からあった陽明文庫本『宇治拾遺物語』のバージョンアップ作業中である。

やろうと思ってできなかったことも沢山ある。現在、やたがらすナビの閲覧者は60%がスマホなどのモバイルである。しかし、デザインがモバイルに対応していない。これを何とかしたかったのだが、試行錯誤しているうちに、一年あっという間に過ぎてしまった。ついでに言うと、このブログの更新も滞りがちになってしまった。もう少し更新回数を増やしたいと思う。

個人的な話をすると、今年は、7年ぶりに国語(現代文A)の授業を担当している。これだけ間があくと、教材もかなり変わっているし(そもそも現代文A・Bなんかなかった)、自分のやり方も忘れてしまっている。実技系の書道と座学の国語では、授業のやり方がまったく違うのを再認識させられた。

おまけに学校の授業形態が少々変わっているので、どうにも戸惑うことが多かった。あるいは生徒にも迷惑をかけているかもしれない。生徒には申し訳ないが、僕としては、初心に帰れて、新鮮で刺激的な経験になった。

なにやら、どうでもいいことをつらつらと書いたが、来年も一つよろしくお願いします。そして、今年もあと一時間、良いお年を。