夏休み明けの一ヶ月もついに去ってしまった。8月の暑さもどこへやら、どうにも天気の悪い日が多く、せっかく涼しくなったのに、インラインスケートもなかなかできない。

先月の中国東北旅行の記事はもう少し書きたかったが来月に回す。ハルビン・長春ではかつての(偽)満州国の「兵どもが夢の跡」を見てきたのだが、いろいろ調べなきゃならないことがあって、なかなか進まなかった。

さて、今月は災害の月だった。月の始め(9月4日)には台風21号が西日本を襲い、甚大な被害をもたらした(平成30年台風第21号:Wikipedia)。その数日後(9月6日)には、北海道で震度7の大地震(北海道胆振東部地震:Wikipedia)である。そして、今現在も台風が迫っていて、僕の部屋の外は暴風が吹いている。

そんな中、20日に自民党の総裁選挙があった。安倍晋三氏と石破茂氏の対決で、おおかたの予想通り安倍氏が三期目の自民党総裁=総理大臣ということになった。

そもそも自民党内の選挙なので、あまり興味はなかったが、たぶん石破氏は勝つ気はなかったんだろうと思っている。安倍内閣だっていつまでも続くわけはないのだから、次への布石だろう。

安倍政権が消極的に支持されているのは、経済、もっというと株価がうまくいっているからである。本気で勝つつもりなら、経済のことをもっとも強く言うはずだ。簡単にいえば、当面のアベノミクスの踏襲である。これが客観的にみて少なかった。

もちろん、アベノミクスそのものが石破氏の意に反しているから言わないのだが、仮に石破氏が総理大臣になったとして、いきなりアベノミクスを止めるというのは、高速道路で急ブレーキを踏むようなものだ。どちらにしても、しばらくは続けざるをえないのだから、本気で首相になろうというのなら、そこをもっと言うはずである。

石破氏からすれば、現状で政権を渡されても困るというのが本音だろう。アベノミクスの後始末やら、消費税の増税やら、外国との関係やら、そのまま前政権から受け取ったら損しそうなことが多すぎる。面倒なことは安倍政権のうちにかぶってもらおうほうがありがたい。

ようは、「自分は安倍氏よりははるかにマシ」というイメージを植え付けつつ、ボロ負けしなければいいのだから、今回の総裁選挙は石破氏の望みどおりの結果だったのだろうと思っている。