今、授業で使っている現代文Aの教科書に死臭が漂っている。気になったので、死者の数をカウントしてみた。
  • 宮沢賢治「永訣の朝」・・・病死1名
  • 河合隼雄「花女房」・・・殺人?1名
  • 夏目漱石「こころ」・・・自殺2名
  • 山田詠美「ひよこの眼」・・・心中2名
  • 米原万里「バグダッドの靴磨き」・・・戦死1名・爆死3名・拷問死1名・射殺7名
人が死ぬのは、26単元のうち5単元で18名。「永訣の朝」の病死をのぞき、すべて壮絶な死因である。死んだわけではないが、井上ひさし「ナイン」で自殺未遂が1名。かの有名なトラになっちゃった人も1名。

動物も死ぬ。しかも、江國香織「デューク」の犬は、ほぼ人間扱いなので、人間の死に含めてもいいぐらいだ。
  • 江國香織「デューク」・・・犬1匹
  • 山田詠美「ひよこの眼」・・・ひよこ1匹
  • 千松信也「クマを変えてしまう人間」・・・クマ・シカなど多数
国語の教科書なので、書いた人がすでに亡くなっているのは珍しくはないが、壮絶な死因の方が二名ほど・・・。
  • 芥川龍之介「鼻」・・・自殺
  • 星野道夫「ワスレナグサ」・・・熊に襲われる
国語教科書、『水滸伝』に負けず劣らず、死屍累々である。