今月まずびっくりしたのは、厚生労働省の現職の課長が酔っ払って韓国の金浦空港で暴れ、こともあろうに「I hate Korean!」と騒いだというニュースだ。
韓国の空港で「韓国人は嫌いだ」とヘイトを叫んだ厚労官僚はアベノミクスの旗振り役! 安倍政権下で進む公務員のネトウヨ化:LITERA
あり得ない事件が起こってしまった。19日、厚生労働省の武田康祐・賃金課長課長が韓国・金浦空港で暴行をはたらき、その上「韓国人が嫌いだ!」と騒いで地元警察に身柄を一時拘束されていたことが発覚した件だ。
 武田氏は16日から私用で韓国に渡航していたが、19日、羽田行きの便に搭乗の際、武田氏が酒臭く、泥酔状態にあったために空港職員から搭乗を制止された。このことに腹を立てた武田氏は、「I hate Korean! I hate Korean!」(韓国人が嫌いだ! 韓国人が嫌いだ!)と暴言を吐き、さらに、空港職員の制止を振り切り無理やり搭乗しようとして暴れ、空港職員の足を蹴った上、顔面を殴りかかったのだ。

続いて、世田谷年金事務所の所長が見るもおぞましいヘイトツィートをしていたのが判明した。僕もツィートを読んだが、とても紹介できるものではない。
差別発言繰り返していた有名“ネトウヨ”アカウント、世田谷年金事務所の所長と判明 日本年金機構は男性を更迭:ねとらぼ
以前からTwitterでヘイト書き込みを繰り返していた、有名“ネトウヨ”アカウントが、世田谷年金事務所の男性所長のものであったことが分かり、波紋を呼んでいます。日本年金機構に取材したところ、3月25日付で男性を所長から本部人事部付へと更迭したとのことでした。

もうこれで終わりかと思ったら、今度は立憲民主党から神奈川県議会議員選に出馬予定だった男が、過去の差別的なツィートやブログ記事で公認取り消しになった。これも読んでみたが、おぞましいとしかいいようがない。
差別的ツイートで公認取り消し 立憲民主の県議選候補:カナロコ
県議選の公認候補予定者が過去にSNS(会員制交流サイト)上でヘイトスピーチを繰り広げていたとして、立憲民主党県連は26日、横浜市戸塚区選挙区に出馬予定だった新人の自営業、飯田強氏(43)の公認取り消しを発表した。飯田氏は出馬も取りやめる。

どれもいい(善良なという意味ではない)オッサンで、いい加減分別つきそうな年だ。そんな連中が実は差別主義者で、普通に公務員にいたり、政治家になろうとしたりしていることに驚愕する。

しかし、よく考えてみると、そんなのは昔からいた。だが表には出てこなかった。出て来なかったというより来られなかったのだ。恐るべきは、公共の場で差別をむき出しにできる社会になったということだろう。