先日、ニュージーランドに行ったときにベジマイトを買ってきた。ベジマイトとはパンに塗るものである。メン・アット・ワーク(Men at Work)の「Down Under」にも出てくる、オーストラリア人のソウルフードらしい。
Buying bread from a man in Brussels
He was six-foot-four and full of muscles
I said, “do you speak-a my language?”
He just smiled and gave me a vegemite sandwich

ブリュッセルでパンを売っていた男がオーストラリア出身らしかったので聞いてみたら、ベジマイトサンドウィッチを渡したという。

容器はこんな感じ。なんでもビタミンBがいろいろ入っているらしい。
ベジマイト
中身はこんな感じ。蓋を開けると、独特の香りが漂ってくる。
ベジマイト中身
見た感じ、チョコレートに似ているので、ヌテラを想起するが、匂いだけで、甘くないのが分かる。妻に言わせると、「エビオス錠とミソを混ぜた匂い」だという。僕はエビオスの匂いを知らないのだが、わずかにミソ要素があるのは分かる。

さて、どんな味だろうか。これを食べた日本人は、一様に「まずい」というらしい。まずいと言われるとますます食べたくなるのが人情というものだ。パンに塗って食べてみた。
ベジマイトを塗ったパン
実はこれは二回目。最初、ピーナッツバターの要領でこってりぬったら、しょっぱすぎて食べられたもんじゃなかった。単独で塗るなら、これぐらいにしておいた方がいい。

味は味噌に似ていて、ちょっと苦味がある。さすがは同じ発酵食品だ。ただし、香りは味噌とはかけ離れている。しょっぱさは味噌よりちょっと弱いぐらいだが、それでも十分塩っぱい。トーストに塗るものでここまで塩っぱいものを経験していないのと、味噌に似た味なのに味噌とは違う香りで、ノーミソが混乱する。

「まずい」と言うほどではないが、日本人のソウルフードである味噌に似ている以上、もうひと工夫で美味くなりそうな予感はする。どうすればいいのか、皆目見当がつかないんだけど。