昨日の記事の長浜海洋堂カプセルミュージアムの少し先に、川に面してなんかいい感じの古民家を発見した。
天香さん下座初体験の場
商店街なのに、ちょっと不思議な感じがしたので回り込んでみると、「天香さん下座初体験の場」らしい。よく見ると、「玉八商店西家」とも書いてある。玉八商店は紙屋さんで、この商店街の中にある。
石柱
天香さん・・・ハテ、どこかで聞いたことがあるようなないような。脱出マジックをやってた人は(引田)天功だし・・・。この石柱によると、こんな人らしいが・・・。
近代の求道者
何の説明にもなっとらんがな。

調べてみると、西田天香は宗教家で一燈園の創始者であるという。

西田天香:Wikipedia

一燈園自体は現在も活動していて、宗教法人ではなく財団法人である。

一燈園

一燈園では『出家とその弟子』の倉田百三や「咳をしても一人」でおなじみ尾崎放哉が一燈園で修行したという。ダスキンの創業者鈴木清一も熱心な信者で、いまだに社員研修で一燈園を訪れるらしい。

さて、これで「天香さん」の方はなんとなく分かったが、「下坐初体験の場」が分からない。一燈園のサイトによると、「そしてつねに他より下に自らを置き、悩める人、弱い人の立場で生活することが「下坐の生活」であります。」と書いてあるのだが、具体的なことがよく分からない。

他のサイトで見た記事によると、ここでは修行としてトイレ掃除をするそうなので、あるいは掃除のことを指しているのかもしれない。ダスキンの創業者が一燈園の信者だったというのも何か関係があるのだろう。しかし、初めて掃除をしたところというのも妙な話だ。

さて、この家、中に入ることはできないが、玄関が開けてあって、中をのぞくことはできる。しかし、よく見ると、奥の方に名状しがたい何かがいる!
下座初体験の家の中
スコップとバケツを持った名状しがたい何かと、輪っかを持った何かである。これが下坐か!下坐なのか!しかし輪っかが分からん。
名状しがたい何か
玄関の左側を覗き込むと、台所らしき部屋がある。ホウキとワイパー、そして袋に入った竹刀らしきものが立てかけてある。ホウキとワイパーが下坐なのは分かる。しかし、竹刀は・・・。それにしても誰も住んでいないはずだが、妙に生々しい。
台所
そんなこんなで、本当はもう少し調べてから書こうと思ったのだが、行ったのは一ヶ月以上前だし、ブログ強化月間でそんなことも言っていられないので、中途半端ながら開陳した次第。