土曜日の夕方に来た台風19号は、予想通りのバカでかい台風で、多くの被害をもたらした。僕の住む東京都もコースにぶち当たっていて、さすがに少々恐怖は感じたものの、僕にとっては特に何事もなく過ぎ去った。

あ、一つだけ、何故かベランダの非常脱出口が開いていた。普段ピッタリと閉まっているので予想だにしなかったが、台風が過ぎ去ってベランダにポッカリと穴が開いていたのにはびっくりした。
脱出口

さて、それはともかく、今回の台風で一番驚いたのが、台東区の対応である。なんと、避難所に来たホームレスの人を追い返したというのだ。

「お前らは人間じゃないと言われてるようだった」男性は避難場所のすぐ外で台風の夜を過ごした:BuzzFeed
路上生活者の自主避難所利用を拒否した理由として、台東区役所の広報課担当者はBuzzFeed Newsに12日、「住所がない」「避難所は区民の方への施設」ということを挙げた。
「住所不定者の方が来るという観点がなく、援助の対象から漏れてしまいました」と説明したが、路上生活者が避難所を利用できないという判断は、「区の決定」で「災害対策本部の事務局が判断した」とも話している。

はっきり言っておくが、これは差別であり、れっきとした人権侵害である。臭いだの、住所だの、税金がどうのとかいう問題ではない。満員であれば仕方がないが(満員じゃなかったらしいけど)、それならそれで別の避難所を紹介するなど対応すべきである。

こういう差別的な区には近づかないのが吉だ。何しろ、「避難所は区民の方への施設」と言っているのだから、ホームレスだけではなく、外国人も差別するだろう。それどころか他の市町村から来た人も差別するに違いない。万一、台東区にいるときに大地震にでもあって、「あなたは品川区民なので受け入れられません」などと言われて、避難できなかったらたまったもんじゃない。

台東区には、浅草・上野を始めとして、たくさんの観光施設がある。東京の観光リソースの多くが集中しているが、こんなヤバい区には近付かないに限る。国立博物館や東京都美術館に行けないのは残念だけど、仕方がない。死にたくないからね。