TwitterBotというのは、自動的かつ定期的にTwitterに投稿するプログラムのことである。思うところあってやたナビTEXTの古典文学作品から、笑える(であろう)説話を厳選して紹介するTwitterBotを作ってみた。現在、約3時間おきにランダムに投稿するように設定してある。

日本の面白説話Bot:Twitter

「笑える説話」としたのは、古典入門には笑い話が最適だと思ったからである。古典はつまらんものだと思っている人には意外性があるし、怖い話が嫌いな人はいても面白い話が嫌いな人は(たぶん)いない。笑いのトリガーは普遍性が高いので、時代背景や習慣などを知らなくても理解しやすい。その一方で、読めなければどこが面白いのか分からないから、頑張って読もうとするモチベーションが保ちやすい。

そんなことを考えて、いざ説話を集めてみたのだが、考えていたよりも難しかった。

まず、紹介する以上説明文を書かなければならないのだが、どこまで説明するかが難しい。オチまで書くと面白さが半減する。短すぎると何だか分からない。さらに、Twitterの字数制限も考えなければならない。

もう一つ難しかったのが、説話の選定である。誰が読んでも面白そうな説話を集めていたら、自然と下ネタばかりになった。いっそのこと「下ネタ説話Bot」にしてしまおうかとも思ったが、それじゃあんまりなので、そうでないのを選んでくると説明が冗長になる。公開までに下ネタ濃度をかなり薄めたつもりだが、それでもまだまだ高い。今後の課題である。

僕の希望としては、すでに古典を読んでいる人よりも、古典に縁のない人に届いてほしいと思っている。Twitterというメディアはそれがなかなか難しいのだが、フォロワーが増えれば自然と届きやすくなるだろう。もしこれが好評なら、「ホラー説話Bot」とか「泣ける説話Bot」なんかも作ってみたいと考えている。