投資の話(その2)の続き。

株式投資で堅実な投資をするにはどうしたらいいか。

1.長期的に投資をする。
長期投資とは株式を1年以上持ち続けることである。僕の場合、10年以上持っている株もある。

株価は短期的にはつまらない理由で上がったり下がったりする。しかし、長期的にみると企業の業績を反映したものになる。コロナウィルスの感染者数が一日単位でみると休日などの影響で増減するが、一週間単位で見ると正確な数字になるのと同じである。

短期的な売買では、情報量の多い人や時間を取れる人に軍配が上がる。簡単に言えばプロが有利ということになる。素人はプロと同じ土俵に立ってはいけない。

長期投資を成功させるコツは、銘柄選びを慎重にすることである。長期のチャート(10年以上)を見て、右肩上がりに株価があがっている企業に投資すれば、失敗することはまずない。

2.信用取引はしない。
信用取引とは、簡単に言えば金を借りて(もしくは株を借りて)投資をすることである。借りたものは返さなければならないので、投資に期限ができてしまう。素人の投資は期限がないのが武器なのだから、わざわざ期限を作る必要はない。

3.株を売らない
「売らない」はちょっと言いすぎかもしれないが、基本は売らない。
証券会社は「下がる前に利益確定しろ」だの「損切りしろ」だの言うが、あれは手数料で儲けたいからである。利益確定にしろ損切りにしろ、現金に変えたとて、次にうまく上がる株が買えるわけではない。長期的に上がる株なら下手に乗り換えるより握りっぱなしの方が効率がいい。

僕の場合、株を売るトリガーとなるのは、

1.お金が必要になったとき。
2.他にほしい銘柄があって現金がないとき。
3.状況が変わりそうなとき(コロナとか)
4.企業犯罪(粉飾とか)。
5.税金対策。
6.何らかの理由で異常に急騰したとき。

である。単に株価が上がっても、業績が良くて高値更新しているときには特別な理由がないかぎり売らない。

4.米国株を中心にする。
ここでいう米国株というのは、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している株という意味で、必ずしもアメリカ企業の株という意味ではない。上場している企業は、米国企業が多いがヨーロッパ企業も中国企業もある。ETF(上場投資信託)も東証の比較にならないほど多いし、取引量も比較にならない。

僕が米国株を勧める理由は、投資環境が整っていることと情報量が多いことである。日本から投資する上では、かつてはどちらも日本株には見劣りしたが、現在は違う。米国株を取り扱う証券会社は多いし、手数料もかなり安くなった。情報は英語の情報も含めれば、日本株よりもはるかに多い。

そもそも米国企業に対する親近感が昔とは違う。amazonで買ったナイキやアンダーアーマーの服を着て、iPhoneとWindowsPCをスターバックスで使う。amazonもナイキもアンダーアーマーもappleもMSもスタバも全部NYかNASDAQに上場している(個別銘柄を勧めているわけではない)。なのになぜわざわざ日本企業に投資する必要があるだろうか。

あ、もう一つ思い出した。

5.儲けようと思って投資する。

これが一番大事。どこかの企業を応援しようとか、自分は日本人だから日本企業とかは考えてはいけない。金を儲けたいという我欲が社会を良くするというのが資本主義の基本的な考え方である。それに反した投資をすると失敗する可能性が高くなる。

投資の話(その4)に続く。