4月といえば新学期である。今年の新学期はどこか違和感がある。具体的にどこがおかしいとは言えないのだが、なんだかやたらと疲れる。長年この仕事をしているのに、なんだか慣れない感じがするのだ。

一昨年は3月からの一斉休校で6月まで授業がなかった。これはどう考えても異常事態である。去年も分散登校で、課題だのリモートだのなかなか面倒くさいことが多かった。一昨年ほどではないが、やはり異常事態には変わりない。

今年は時差登校のための短縮授業は継続しているものの、それ以外はコロナ以前とほとんど変わらない。部活も普通にやっている。違うのは、一部の学校行事が中止になっていることと、マスクをして授業をやっていることぐらいである。去年・一昨年から比べると、ほとんど通常の状態である。

どうやら異常事態に慣れてしまって、30年近くやっている通常の新学期の方に違和感を感じているようだ。そこにぼんやりとしたストレスを感じる。

それにしても、まさか普通がストレスになるとは思わなかった。コロナ禍の終焉を待ちわびている人は多い。もちろん僕もその一人だが、コロナ後通常にもどったストレスもあるということがよく分かった。

コロナが終わったからといって、コロナ以前に戻れるわけでもない。なんだかんだ言っても、感染者数では去年や一昨年よりもはるかに多い状態だ。まだまだ予断が許されないが、それでも少しずつコロナ以前に戻っていくのは間違いない。

コロナが終わったら日常に戻ってハッピーとはならないだろう。今のうちに、これからどうするかを考えておくべきだと思っている。