網膜剥離一周年(その3)の続き。

手術の様子や入院生活のことは、去年書いたので繰り返さない。タグ網膜剥離を参照してほしい。

目玉の手術をするのは怖かったが、入院そのものは一週間程度だし、忙しい十二月に合法的にゴロゴロできてよかったなぐらいに思っていた。しかし、実際に入院してみると、これが思った以上に苦痛だった。

短期間だから自分へのお見舞いなんかは来なくても寂しくはない。しかしお見舞いが来ないのは僕だけではない。病棟にいるのは医者か看護師か患者だけだということになる。なんだか外界から切り離された感じがする。

昔と違って(コロナのせいかもしれない)、常にベッド間のカーテンが閉められていて、自分の病室にどんな人がいるのかイマイチ分からない。プライバシーの点ではこちらの方がいいのだが、患者同士しゃべるなんてことはないから、寂しいことこのうえない。

スマホがあるのが唯一の救いだが、片目が見えないので長い文章は目が疲れて読めない。無料WiFiはあるのだが、病室では使えないから動画も見られない。

さらにダメ押しで、病院の窓から自分が住んでいるマンションが見える。近いといっても徒歩で15分ぐらいあるので、普通は見えない距離なのだが、たまたま間に高い建物が一つもなくはっきりと見える。これがよくない。手術が終って3日目ぐらいで、すでに帰りたくなってきた。

たいした日数いたわけでもないのに、退院したときには、「やっぱり、娑婆の空気はうまいぜー」という感じである。入院中は髭が剃れなかったので、こんな感じになっていた。
退院直後
その後、何度か通院し今に至る。今のところとくに問題はない。