去年の7月って何やってたっけ?と思って、ブログを見返してみたら、22日に第二種電気工事士技能試験の技能試験が終わったと書いてあった。去年の今頃は、必死に電線を切ったりつないだりしていた。そうか、もう一年経つんだな。



無事合格して実際に免状が来たのは10月だった。その後、今日まで3回ほど工事をした。といっても所詮は素人、簡単なものばかりである。

最初にやったのは、実家のコンセントを増設する工事でちょっと難易度が高かく、初めてというのを差っ引いてもちょっと時間がかかってしまった。
増設完了
次にやったのは、妻の実家のコンセント交換。もともと2口アース付きだったのを3口のものにした。これはカンタン。ものの十分程度で終わった。
3連
一番最近はこれ。スイッチの交換。一見ごく普通のスイッチ(パナソニックコスモシリーズ)に見えるが、外すとリモコンになるという機能のあるスイッチである。どんなものかは、また稿を改めて書く。
とったらリモコン
まだ三回しか工事をしていないが、これで一つ分かったことがある。僕がやった工事は、どれも似たような基本的な作業なのだが、かかる手間や時間が全然違うということだ。

なぜそうなるか。

まず、最初に工事する場所のブレーカーを落とさなければならない。しかし、どのブレーカーを落とせばいいか、分かりやすい場合とそうでない場合がある。

和室を工事するとすると、基本的には「和室」と書いてあるブレーカーを落とせばいい。しかし、古い家だと書いてあるのと違ったり、そもそも何も書いていなかったりする。書いてあっても、そこだけ回路が違ったりして、目当ての場所が落ちないこともある。

たとえば、最初の工事は浴室だったが、「浴室」と書かれたブレーカーではなく、「予備」と書かれたブレーカーだった。こうなると、一つ一つ落として確認しなければならない。浴室は二階、ブレーカーは一階だったので、階段を登ったり降りたり、ブレーカーを落とすだけで1時間近くかかってしまった。二回目の工事は書いてある通りの場所で、ブレーカー自体も部屋の隣のトイレにあったので、ものの数分で終わった。

壁にどう取り付けてあるかによっても手間が違う。最初と三回目はハサミ金物という金具で取り付けられていて、はずすのはともかく取り付けるときにちょっと手間がかかった。特に三回目のハサミ金物は、壁の外に引き出せないタイプで手間がかかった。二回目はスイッチボックスなのですぐに終わった。これは外見からは分からないので、開けてびっくり玉手箱である。

実際の電気屋さんの工事では、とんでもないスキマスイッチだとかスキマコンセントとか、前の人が間違った工事をしているとか、客から話を聞いただけでは分からないことがいろいろあるだろう。だから、「電気屋さんにスイッチ交換を頼んだら、数分しかかかっていないのに1万円とられた」みたいなのは慎むべきである。それはたまたま手間がかからなかっただけだ。これは電気だけではなくガス・水道やその他の修理も同じだろう。

電気屋さんからしたら、どのくらい時間がかかるかは現場に行ってみないと分からないわからないので、ある程度の時間は確保しているはず。時間がかからなかったから安くていいはずがない。

そもそも、工事が早く終わるのは客からすれば歓迎すべきことである。それは工事が問題なくスムーズにいった証拠でもある。「早く終わってよかったな」ぐらいに思っておくべきだろう。