12月の総括も新居ネタになってしまった。もう今年はこれで押すことにする。
僕は家にこだわりがない。住み心地がいいにこしたことはないが、とりあえず雨風がしのげればいいぐらいにしか思っていなかった。だから、家だの不動産だのにはあまり興味が持てなかった。
しかし、去年の電気工事士の資格取得(2023年10月の総括参照。)からはじまって、地鎮祭(2023年11月の総括参照。)、そして今年の引っ越し、そしてやっと慣れてきたころに新しいマンションの大規模修繕(聞いてないよ)と、家のことを考えさせられることが多かった。
ちなみに、地鎮祭をした家は今年の5月に無事完成した。関わった手前、この途中経過から完成まで何度か見せてもらったが、おかげで資金の調達の仕方やら、役所との交渉やら、内見のポイントやら、いろいろ勉強になり、自分の引っ越しにも参考になった。
感想を一言でいうなら家を建てるのは想像していた以上に大変だ。できることならやめておいたほうがいいと思うが、住むところがなければホームレスなのでそうも言っていられない。
さて、今年引っ越したマンションは、前のマンションのすぐ近くである。なお、年賀状を旧住所で出した方は心配しないでほしい。今のマンションに転送してある。万一、間違って前のマンションに届いても、まだ郵便受けが僕の名前になっていて、定期的に見に行っている。次の人が入るまで、防犯のために名前を貸してほしいと言われたのだ。
引っ越しの理由は、前のマンションの設備があまりに古かったから。なにしろ築40年以上経っていて、入居したときからすでに古臭かった。それから16年、築年数は45年になった。もう骨董品みたいなものだ。
隙間風がひどくて冬寒い。風呂も寒くてお湯がすぐぬるくなる上に、当然のごとく追い焚き機能なし。トイレは電源がないので温水便座が付けられない。建物自体もいわゆる旧耐震基準。地震どころか強風でも揺れる。誰でもマンション内に入ってこられるので、セキュリティの不安もあった。
こう書くと悪いことづくめみたいだが、家賃がこの地域にしては安く、9階で周りに高い建物がないので眺望・風通しは抜群、南向きの角部屋で日当たり最高。夏は30分もあれば洗濯物が乾く。これで築年数が10年浅ければ、家賃は月あたり5万円以上は高かっただろう。
そんなわけだから、今の家はおおむね満足はしているものの、前の家と比べていろいろ不満がある。もちろん、眺望だの日当たりだのはある程度は覚悟していたが、11月・12月の総括で書いた結露問題はまったく想定していなかった。おまけに大規模修繕である。11月末までの数カ月間、足場と幕で覆われ、うっとおしい日が続いた。
大規模修繕といえば、建築費が高騰しているらしい。今度引っ越した家も賃貸なので、今回の修繕にいくらかかったかは知らないが、修繕積立金をオーバーしているところも多いと聞く。近所のTOCもテナントがすべて退去したあと、まさかの建て替え中止となった(TOC奇談:2024年07月04日参照)。中野サンプラザ・ほくとぴあなどの公共施設も延期・計画の見直しになっている。
建築費の高騰は人件費の高騰が原因だという。端的にいえば職人が足りないということだ。なにしろ日本は少子化だ。外国人に頼るしか無いが、この円安(執筆時1ドル=156.89円)では魅力が少ない。さらに待遇も悪いとなれば、結果は推して知るべしである。
うだうだつまらないことを書いてしまったが、今年の家問題はそれだけ僕にとってインパクトがあった。
今年もあと一時間あまり。良いお年を。
僕は家にこだわりがない。住み心地がいいにこしたことはないが、とりあえず雨風がしのげればいいぐらいにしか思っていなかった。だから、家だの不動産だのにはあまり興味が持てなかった。
しかし、去年の電気工事士の資格取得(2023年10月の総括参照。)からはじまって、地鎮祭(2023年11月の総括参照。)、そして今年の引っ越し、そしてやっと慣れてきたころに新しいマンションの大規模修繕(聞いてないよ)と、家のことを考えさせられることが多かった。
ちなみに、地鎮祭をした家は今年の5月に無事完成した。関わった手前、この途中経過から完成まで何度か見せてもらったが、おかげで資金の調達の仕方やら、役所との交渉やら、内見のポイントやら、いろいろ勉強になり、自分の引っ越しにも参考になった。
感想を一言でいうなら家を建てるのは想像していた以上に大変だ。できることならやめておいたほうがいいと思うが、住むところがなければホームレスなのでそうも言っていられない。
さて、今年引っ越したマンションは、前のマンションのすぐ近くである。なお、年賀状を旧住所で出した方は心配しないでほしい。今のマンションに転送してある。万一、間違って前のマンションに届いても、まだ郵便受けが僕の名前になっていて、定期的に見に行っている。次の人が入るまで、防犯のために名前を貸してほしいと言われたのだ。
引っ越しの理由は、前のマンションの設備があまりに古かったから。なにしろ築40年以上経っていて、入居したときからすでに古臭かった。それから16年、築年数は45年になった。もう骨董品みたいなものだ。
隙間風がひどくて冬寒い。風呂も寒くてお湯がすぐぬるくなる上に、当然のごとく追い焚き機能なし。トイレは電源がないので温水便座が付けられない。建物自体もいわゆる旧耐震基準。地震どころか強風でも揺れる。誰でもマンション内に入ってこられるので、セキュリティの不安もあった。
こう書くと悪いことづくめみたいだが、家賃がこの地域にしては安く、9階で周りに高い建物がないので眺望・風通しは抜群、南向きの角部屋で日当たり最高。夏は30分もあれば洗濯物が乾く。これで築年数が10年浅ければ、家賃は月あたり5万円以上は高かっただろう。
そんなわけだから、今の家はおおむね満足はしているものの、前の家と比べていろいろ不満がある。もちろん、眺望だの日当たりだのはある程度は覚悟していたが、11月・12月の総括で書いた結露問題はまったく想定していなかった。おまけに大規模修繕である。11月末までの数カ月間、足場と幕で覆われ、うっとおしい日が続いた。
大規模修繕といえば、建築費が高騰しているらしい。今度引っ越した家も賃貸なので、今回の修繕にいくらかかったかは知らないが、修繕積立金をオーバーしているところも多いと聞く。近所のTOCもテナントがすべて退去したあと、まさかの建て替え中止となった(TOC奇談:2024年07月04日参照)。中野サンプラザ・ほくとぴあなどの公共施設も延期・計画の見直しになっている。
建築費の高騰は人件費の高騰が原因だという。端的にいえば職人が足りないということだ。なにしろ日本は少子化だ。外国人に頼るしか無いが、この円安(執筆時1ドル=156.89円)では魅力が少ない。さらに待遇も悪いとなれば、結果は推して知るべしである。
うだうだつまらないことを書いてしまったが、今年の家問題はそれだけ僕にとってインパクトがあった。
今年もあと一時間あまり。良いお年を。
コメント