やたナビTEXTとは(その2・登録なしの無料で読める)のつづき
誰でも自由にコピー・配布・改変ができること。
無料に読めるテキストがあるのはとても価値のあることです。しかし、読めるだけでは古典は解放されたとはいえません。本来、古典には著作権上の制約がないので、それに近い扱いができるべきです。
文学のテキストは、コピーしたり、配布したり、販売したり、翻訳・翻案したりすることによって新しい価値が生まれます。やたナビTEXTではクリエイティブコモンズライセンス(以下、CCライセンスと略す。)によって、一定の条件のもとにそれらをすべて許可しています。
その条件とは、各作品のトップページにある著作権者の名前とCCライセンスBY-SA(CC BY-SA)の表示をどこかに入れることです。それさえすれば、許可を得る必要も対価を払う必要なく、誰でも自由にコピー、印刷、配布、改変ができます。
ネット上に掲載することはもちろんのこと、本にして売ることもできます。それにより利益が出ても、一銭も対価を払う必要はありません。ただし、同じライセンスになるので、その本も自由にコピー、印刷、配布、改変できることになります。
CCライセンスについてはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは:creative commons JAPANに詳しく書かれていますので御参照くさだい。ここでは簡単に説明します。
著作物を作った場合、自動的に著作権という権利が発生します。著作権とは著作者を保護する権利で、この権利により著作者の同意なしに勝手にコピー・配布・改変ができなくなります。
逆にいえば、最初から著作者が、「自由にコピー・配布・改変していいよ」といえば、著作者の同意は必要なくなります。これを表明するのがCCライセンスです。
CCライセンスには6種類ありますが、やたナビTEXTではBY-SAを採用しています。BYは著作者のクレジットを表示することで、SAはコピー等をした作品を元の作品と同じCCライセンスで公開することを意味しています。
ここまで読まれて、何故何百年も前に書かれた古典に著作権が関係あるのかと思われる方もいらっしゃると思います。これについては以前に書いた記事がありますのでご参照ください。
古典文学の著作権(その1):2006年08月02日
古典文学の著作権(その2):2006年08月03日
CCライセンスは著作権のある著作物に付与することができます。逆にいえば、ないものには付けられません。
私は底本をそのまま現代の文字に書き替えた「翻刻」には著作権がないもの(「パブリックドメイン」といいます。)と考えています。やたナビTEXTのほとんどの作品には翻刻というパートがありますが、この部分に関してはCCライセンスとは無関係に自由にコピー等をしていただいて結構です。
誰でも自由にコピー・配布・改変ができること。
無料に読めるテキストがあるのはとても価値のあることです。しかし、読めるだけでは古典は解放されたとはいえません。本来、古典には著作権上の制約がないので、それに近い扱いができるべきです。
文学のテキストは、コピーしたり、配布したり、販売したり、翻訳・翻案したりすることによって新しい価値が生まれます。やたナビTEXTではクリエイティブコモンズライセンス(以下、CCライセンスと略す。)によって、一定の条件のもとにそれらをすべて許可しています。
その条件とは、各作品のトップページにある著作権者の名前とCCライセンスBY-SA(CC BY-SA)の表示をどこかに入れることです。それさえすれば、許可を得る必要も対価を払う必要なく、誰でも自由にコピー、印刷、配布、改変ができます。
ネット上に掲載することはもちろんのこと、本にして売ることもできます。それにより利益が出ても、一銭も対価を払う必要はありません。ただし、同じライセンスになるので、その本も自由にコピー、印刷、配布、改変できることになります。
CCライセンスについてはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは:creative commons JAPANに詳しく書かれていますので御参照くさだい。ここでは簡単に説明します。
著作物を作った場合、自動的に著作権という権利が発生します。著作権とは著作者を保護する権利で、この権利により著作者の同意なしに勝手にコピー・配布・改変ができなくなります。
逆にいえば、最初から著作者が、「自由にコピー・配布・改変していいよ」といえば、著作者の同意は必要なくなります。これを表明するのがCCライセンスです。
CCライセンスには6種類ありますが、やたナビTEXTではBY-SAを採用しています。BYは著作者のクレジットを表示することで、SAはコピー等をした作品を元の作品と同じCCライセンスで公開することを意味しています。
ここまで読まれて、何故何百年も前に書かれた古典に著作権が関係あるのかと思われる方もいらっしゃると思います。これについては以前に書いた記事がありますのでご参照ください。
古典文学の著作権(その1):2006年08月02日
古典文学の著作権(その2):2006年08月03日
CCライセンスは著作権のある著作物に付与することができます。逆にいえば、ないものには付けられません。
私は底本をそのまま現代の文字に書き替えた「翻刻」には著作権がないもの(「パブリックドメイン」といいます。)と考えています。やたナビTEXTのほとんどの作品には翻刻というパートがありますが、この部分に関してはCCライセンスとは無関係に自由にコピー等をしていただいて結構です。
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