このブログで最近になって作ったカテゴリにDIYというのがある。

DIY:やた管ブログ

このカテゴリでDIYの対象になっているのは、ほとんどが僕の祖父母の家である。もう二人とも亡くなってしまったが、かつてはここで文房具屋をやっていた。僕が生まれてすぐに病院から連れてこられたのがここで、大学院時代しばらく居候していた家でもある。
小山堂
これは、文房具屋をやめる直前の2012年の写真である。このあとリフォームして店をリビングに変えた。この家は昭和30年代に祖父が建てたもので、もう築60年以上(何年かはっきりとわからない)になる。その後、僕が覚えている限り増築を一回、リホームを2回している。

ご覧の通り、昭和にありがちな木造モルタルの家なので、僕は勝手に安普請だと思っていた。ところが、今回何気なく屋根裏を見てびっくりした。
小山堂梁
ぐにゃっと曲がった太い梁が入っている。おそらく松だろう。柱も今のものより太い。ここだけ見ると古民家みたいに見える。これを安普請などと言ったらバチがあたる。

一階の天井に点検口をあけたので、一階の天井裏も見てみた。ここにも想像していたよりかなり太い梁が入っている。暗闇で写真を撮ったが、今回探してみたら店を潰したときの写真が出てきたのでそちらをお見せしよう。太い梁のほかに、もとからある碍子引きの電線と、リホームしたときのVVFケーブルが混在しているのが分かる。
工事中
最初から入口に壁がない店舗として作ったので、頑丈に作られているのかもしれない。東日本大震災のときは潰れてるんじゃないかと危惧したが無用な心配だった。安普請とは本当に失礼しました。

僕が湯島聖堂に住んでいたとき、大成殿などの主要な建物は築60年程度だった(関東大震災で焼失し、昭和10年再建した。)。「さすがは史跡だけあって、ずいぶん古い建物だな」と思っていたのだが、気がつけば祖父母の住んでいた木造住宅がそれと同じぐらい古くなってしまった。