混合水栓とは風呂場にあるお湯と水を混ぜていい感じの温度にする蛇口である。昨日の記事で書いた家の混合水栓が劣化して満足に動かないので、DIYで交換しようという寸法だ。施工したのは去年の10月だったのだが、記事にしなかったので、この機会にお蔵出し。

古い混合水栓はこんな感じ。真ん中のレバーが固くてうまく動かない。
ビフォー
これを取り外して新しいのに付け替える。買ったのはこれ。

SANEI(サンエイ) サーモシャワー混合栓 :amazon

値段は約15000円程度。これでも安い方である。意外と高いのでびっくりした。

施工に必要なのは、ナットを回す工具とシールテープ、歯ブラシだけ。ナットはモンキーレンチで回せるのだが、かなり大きなモンキーじゃないとはまらない。僕の場合、そこまで大きなモンキーを持っていなかったので、ウォーターポンププライヤー(KNIPEXのウォーターポンププライヤーを買った:2022年07月06日参照)を使った。これで容易に回せるが、モンキーと違ってナットに傷を付けてしまう可能性があるので、取り付けのときにはプライヤーの先端にビニールテープを巻いた。

では外していこう。混合水栓は、本体と左右のクランク状の管(偏心管)の3つの部品からなっている。まず、本体側のナットを回して古い本体を外す。

ここで凡ミス。固くて回らない。水回りなので錆びて固着しているのだろうと思い、潤滑油(ワコーズラスペネ)をかけたが、それでもびくともしない。

しばらく考えて、ミスに気づいた。普通のネジは左に回すと緩むのだが、それはネジに正面から向いた時のことである。このナットは本体側についている。僕はナットの裏側にいるのだから、回す方向は左右逆になる。これに気づいて右に回したらあっさり取れた。
古い混合水栓を外したところ
偏心管の幅や太さは規格が決まっているので、メーカーが違っても規格があっていればここに新しい本体を付けることもできる。新品の偏心管が無駄になるが、これが一番簡単な方法である。だが、ピカピカの本体にくすんだ偏心管はあまり見栄えがよくないので、今回は偏心管も交換した。

偏心管はクランク状になっているので外すのに工具は不要だが、サビで固着していると水道管を破損する可能性もある。今回は簡単に外れたが、ちょっと力を加えて動かないようなら、すでに付いている偏心管に付けたほうがいいだろう。
偏心管を外した
壁の穴にはサビやシールテープ(後述) の残骸が残っているので、歯ブラシで汚れをかき落とす。偏心管をそのまま一旦取り付け、何回転で完全に締まるか確認したあと、再び偏心管をはずす。

次に偏心管のネジにシールテープを巻く。これで水道管と偏心管のネジ山の隙間を埋めるというしくみだ。ひっぱりながら向かって時計回りに10回程度巻き、指でおさえてなじませる。このテープには粘着力がないので、最初は意外と難しい。なお、シールテープはホームセンターなどで百円程度で買える。
カクダイ シールテープ 5m:amazon
シールテープを巻く
時計回りに巻くのは偏心管を締める時にテープが緩まないようにするためである。逆に言うと、偏心管は締める方向にしか回せないことになる。そこで先程のメモが役に立つ。メモした数から一回少ない数で止める。

偏心管はハの字型に締めるのだが、次の写真のように本体が右下がりなるようになるまで締め、その状態で本体を取り付ける。言うのは簡単だが、実はここで何度か失敗しシールテープを巻くところからやり直した。
新しい混合水栓
最後に右を引き上げて水平にし、他の部品を取り付ければ完成!
アフター
初めてやったことなので時間がかかったが、難しい作業ではなかった。

ここでは簡単に手順を説明したが、もし挑戦するなら詳しい動画がYouTubeにたくさんUPされているので、それを参照してほしい。

混合水栓 交換の検索結果:youtube