6月の終わりにクッションフロアを施工した。クッションフロアとはトイレや脱衣所の床に張ってあるシートである。最近のクッションフロアは種類が多く、どういうのにしようか迷ったが、もとがフローリングなので、ヘリンボーンのフローリング調にした。
ヘリンボーン柄
まず最初にするのは障害物をどけることである。ここには冷蔵庫と洗濯機がある。洗濯機の下には防水パンがあるのでそれも外す。
施工前
ボンドを塗る前にクッションフロアを仮敷きする。普通の四角い部屋ならそのまま置けばいいが、この部屋は複雑な形をしているので、あらかじめいらない部分を切ってから仮敷きした。
仮敷き
あとは半分ずつめくってボンドを塗り貼り付ければいいのだが、この複雑な形のせいでうまく四分の一ほどしかめくれない。まあ、とりあえず塗ってみよう。シマ模様になっているのはクシベラというギザギザになったヘラを使っているからである。これはちょっと塗りすぎかもしれない。
ボンドを塗る1
ボンドは塗ってすぐ貼ってはいけない。ボンドの種類によるが、数十分経ってある程度固まってから貼る。これをオープンタイムというらしい。写真の後ろの方が別の部屋になっているので、コーヒーを飲んで一休み。

貼るのは思いのほか難しくなかった。中心から外に向けて刷毛で圧着するのは壁紙や表装と同じだが、それらよりは材料が厚いので、シワになったり空気が入ったりする心配がほとんどない。

さて、今度は残りの四分の三である。
ボンドを塗る2
塗っているうちに、気がついた。

「アレ?どこでオープンタイムを待てばいいんだ?」

さっきは隣の部屋で待てばよかったが、そこまでの床にはボンドが塗ってあるから行かれない。貼ったところのわきに風呂があるのだが、ここには洗濯機というでかい先客がいる。すでに貼ったところは部屋の四分の一で、しかもどまん中に防水パンの水を流すための大穴が空いている。僕が座れるところは座布団一枚分ぐらいしかない。

やむなくそこに体育座りして、オープンタイムを待った。さっきまでは気にならなかったボンドの匂いが気になる。もちろん、換気には気をつけて窓を開けて換気扇まで回しているがどうにもならん。スマホがあるのがせめてもの救いだが、長い長い20分だった。

そしてさっきと同じように貼る。全体を貼った後、余計な部分を切る。

カッターだけで切ることもできるが、今回はクッションフロアカッターという工具を使った。

クッションフロア カッター:amazon

この工具、単なる壁際は気持ちよくきれいに切れるのだが、出隅(でずみ)や入隅(いりずみ)や壁のない部分などの細かいところは通常のカッター(大きいやつ)で切るしかない。これがなかなか難しい。
完了
防水パンを戻して完成。
アフター
所詮シロートの施工なので、細かいところはいろいろごまかしてあるが、目につくところの面積が広いのであまり気にならない。逆に明るくなって部屋の雰囲気がだいぶ変わった。

さて、残ったボンドだが、このとき同時に天井の工事をプロに頼んでいて、クロス屋さんも来ていたので進呈した。例のナフサ不足によりクッションフロアの糊も入手難で、「助かります!」と言って喜んで持って行った。