かねてからガンで闘病中の山田五郎氏が亡くなった。ご冥福をお祈りします。
山田五郎さん死去 67歳 「もう死ぬよ」告白から5日 ステージ4Bがん闘病も最期まで仕事続ける:Yahoo!ニュース-スポニチアネックス
毎週一つの尻を鑑賞する。尻は本物の女性のもので顔は一切出ない。「和尻」「洋尻」(ほかにもいろいろあったが忘れた)などのタームを使って、山田五郎が鑑賞し評価する。こう書くと何が面白いかさっぱり分からないし、単にスケベな感じしかしないが、実際は全くエロを感じさせず、逆になにやらインテリジェンスを感じる。当時タモさんが「山田五郎教授」と呼んでいたので、本当にどこかの大学の先生だと思っていた。
そのころ出た著書『百万人のお尻学』も読んだ。タイトルとはうらはらに完全な教養書で、西洋美術などに見られる尻の描かれ方で、その文化史的な価値を論じている。ちょっと衒学的な感じもするが、そこがまた山田五郎氏らしくて面白かった(と記憶している)。
最近ではYouTubeチャンネル山田五郎 オトナの教養講座の美術解説もほぼ毎回見ている。ただの鑑賞ではなく、美術史的な文脈や画題の解釈など、美術の見方をわかりやすく解説していて面白い。
芸術には歴史的な文脈がある。文脈がなくても鑑賞はできるが十分な理解はできないし、文脈が分かるとその作品が持つ本当の意味が分かる。だがこの文脈を語るのは難しい。これを誰にでも理解できるように、興味深く話せるのが山田五郎氏の手腕である。
オトナの教養講座は最後の一つ、「メメント・モリ」がまだ残っているそうだ。「メメント・モリ」とは「死を想え(自分がいつか死ぬことを忘れるな)」という意味だから、死を覚悟してのタイトルだろう。見るのが辛いが見ないわけにはいかない。
山田五郎さん死去 67歳 「もう死ぬよ」告白から5日 ステージ4Bがん闘病も最期まで仕事続ける:Yahoo!ニュース-スポニチアネックス
美術評論家で雑誌編集者の山田五郎(やまだ・ごろう、本名武田正彦=たけだ・まさひこ)さんが14日、原発不明がんのため死去した。67歳。東京都出身。公式YouTubeで訃報が伝えられた。最初に山田五郎氏を見たのはタモリ倶楽部のミニコーナーだった。ミニコーナーは長く続いた空耳アワーが有名だが、それ以前は何度も変わっていて、空耳アワーの直前が山田五郎氏とタモさんが女性の尻を鑑賞し星で評価する「今週の五ツ星り」だった。
毎週一つの尻を鑑賞する。尻は本物の女性のもので顔は一切出ない。「和尻」「洋尻」(ほかにもいろいろあったが忘れた)などのタームを使って、山田五郎が鑑賞し評価する。こう書くと何が面白いかさっぱり分からないし、単にスケベな感じしかしないが、実際は全くエロを感じさせず、逆になにやらインテリジェンスを感じる。当時タモさんが「山田五郎教授」と呼んでいたので、本当にどこかの大学の先生だと思っていた。
そのころ出た著書『百万人のお尻学』も読んだ。タイトルとはうらはらに完全な教養書で、西洋美術などに見られる尻の描かれ方で、その文化史的な価値を論じている。ちょっと衒学的な感じもするが、そこがまた山田五郎氏らしくて面白かった(と記憶している)。
最近ではYouTubeチャンネル山田五郎 オトナの教養講座の美術解説もほぼ毎回見ている。ただの鑑賞ではなく、美術史的な文脈や画題の解釈など、美術の見方をわかりやすく解説していて面白い。
芸術には歴史的な文脈がある。文脈がなくても鑑賞はできるが十分な理解はできないし、文脈が分かるとその作品が持つ本当の意味が分かる。だがこの文脈を語るのは難しい。これを誰にでも理解できるように、興味深く話せるのが山田五郎氏の手腕である。
オトナの教養講座は最後の一つ、「メメント・モリ」がまだ残っているそうだ。「メメント・モリ」とは「死を想え(自分がいつか死ぬことを忘れるな)」という意味だから、死を覚悟してのタイトルだろう。見るのが辛いが見ないわけにはいかない。
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