書道Iの授業で、比較的最初の方で扱う作品に褚遂良の『雁塔聖教序』がある。『雁塔聖教序』は唐の二代皇帝、太宗が玄奘の功績をたたえて書いた文を石碑にしたものである。玄奘とは『西遊記』でおなじみ三蔵法師のことだから、内容も説明しやすい・・・と思っていたのだが・・・。
いつのころからか、様子が変わってきた。聞いてみると『西遊記』を全く知らないらしい。そういう生徒はだんだん増えてきて、今ではほとんどの生徒が知らない。登場人物の名前だけ借りたドラゴンボールですら通じなくなっている。
日本で『西遊記』がドラマ化されたのは、2006年の香取慎吾さんが孫悟空をやったフジテレビ版が最後らしい。なんともう18年も前の話だ。もちろん、チャウ・シンチーの映画や諸星大二郎の漫画など、マニアックなものはなくはないが、誰でも見ている・読んでいるというものではない。そりゃ知らないのも道理である。
ここでちょっと話は変わるが、先日amazonプライムでドリフの『飛べ孫悟空』を見ていたら、堺正章が孫悟空を演じた日本テレビ版『西遊記』を指して「類似品にご注意ください」と言っているのを聞いてびっくりした。てっきり『飛べ孫悟空』よりずっと後だと思っていたのである。何と言っていたか忘れてしまったが『SF西遊記スタージンガー』までセリフに出てきた。記憶では『飛べ孫悟空』と日本テレビ版『西遊記』の間ぐらいだと思っていた。
そこで、これらの作品がいつ放映されたのかWikipediaで調べてみた。
どうやら1977年から80年までは西遊記ブームだったらしい。『西遊記』と称するものに触れまくっていた僕たちの世代が特殊だったのだ。これでは『西遊記』を知らない今の高校生をどうこういうことはできない。
でも、大まかな内容ぐらいは知っていてほしいよな〜。
いつのころからか、様子が変わってきた。聞いてみると『西遊記』を全く知らないらしい。そういう生徒はだんだん増えてきて、今ではほとんどの生徒が知らない。登場人物の名前だけ借りたドラゴンボールですら通じなくなっている。
日本で『西遊記』がドラマ化されたのは、2006年の香取慎吾さんが孫悟空をやったフジテレビ版が最後らしい。なんともう18年も前の話だ。もちろん、チャウ・シンチーの映画や諸星大二郎の漫画など、マニアックなものはなくはないが、誰でも見ている・読んでいるというものではない。そりゃ知らないのも道理である。
ここでちょっと話は変わるが、先日amazonプライムでドリフの『飛べ孫悟空』を見ていたら、堺正章が孫悟空を演じた日本テレビ版『西遊記』を指して「類似品にご注意ください」と言っているのを聞いてびっくりした。てっきり『飛べ孫悟空』よりずっと後だと思っていたのである。何と言っていたか忘れてしまったが『SF西遊記スタージンガー』までセリフに出てきた。記憶では『飛べ孫悟空』と日本テレビ版『西遊記』の間ぐらいだと思っていた。
そこで、これらの作品がいつ放映されたのかWikipediaで調べてみた。
- 『飛べ孫悟空』 1977年10月11日〜1979年3月27日
- 『スタージンガー』 1978年4月2日〜1979年6月24日
- 日本テレビ『西遊記』 1978年10月1日〜1979年4月8日
- 西遊記II(堺正章) 1979年11月11日 〜1980年5月4日
どうやら1977年から80年までは西遊記ブームだったらしい。『西遊記』と称するものに触れまくっていた僕たちの世代が特殊だったのだ。これでは『西遊記』を知らない今の高校生をどうこういうことはできない。
でも、大まかな内容ぐらいは知っていてほしいよな〜。