祖母の文房具屋の閉店にともなって、いやいやながら始めたヤフオク(Yahoo!オークション)だったが、初めて出品してから一年が経った。ちなみに記念すべき最初の出品物は任天堂のシャルマントランプで100円で落札された。
その間、プレミアム会員の会費が上がったり(ふざけんなバカヤロー)したが、なんとか続けている。すでに100人以上と取引をし、10万円以上売った。今のところ特に問題は起きていない。
ヤフオクを試してみた(その1):2011年12月24日
ヤフオクを試してみた(その2):2011年12月25日
半年後の中間報告はこちら。
ヤフオクを試してみた(その3):2012年06月18日
この一年間、様々なものを売った。もともとの目的である文房具、玩具以外に、親戚のベビー用品、ヨメのカバン、僕の本やカメラのレンズなど、とりあえずいらないものはなるべく売るようにした。
一番の売れ筋はベビー用品である。これは出せばすぐに売れる。特にブランド物はあっという間に売れた。
ベビー用品にかぎらず、ファッション関係はブランド次第らしい。ノーブランドのものはかなり安くしてもなかなか売れない。
一眼レフのレンズも出せば売れる。と言ってもまだ二つしか売っていないのだが、プリセット絞りのソリゴール135mmとか、ロシア製魚眼レンズとか、マニアックなものばかりにもかかわらず、出品するとほぼ同時に入札が入った。どちらも希少価値からか、買った値段よりも高く売れた。まだ売りたいレンズがいくつかあるが、出品時に作例写真を撮るのが面倒くさい。
書籍はなかなか売れない。ブックオフあたりにありそうなものはまず売れない。何度も繰り返し出品して、国文関係のマニアックな本がやっといくつか売れただけである。とはいっても古書店に売るよりはずっと高く売れる。
主力商品の文房具で一番売れるのはそろばんである。かなり安くしているせいもあるのだが、出せばすぐに売れてしまう。算盤塾などで一般的な23桁のものだけでなく、12桁ぐらいの小さな算盤もそれなりに需要があるようだ。もともと値段が高い上に、普通の文房具屋では取り扱わなくなってきているからだろう。
一番在庫が多かったのが製図用具である。これは祖父が近所の工場に納入していたものらしい。ただの定規が定価で1000円以上したりして、ちょっとびっくりする。
現在、製図はコンピュータを使うのが当たり前になったので、製図用具はまず売れないだろうと思ってとりあえず出したが、あにはからんや、出したらすぐというわけではないがコンスタントに売れる。他にヤフオクで落札したものを見てみると、製図とは違う用途で買うらしい。それは自動車関係だったり、模型だったり、手芸だったりさまざまである。
ダメなのは置物の類である。実はこれにも売れ筋があるらしいが、そうでないものはいくら安くしても売れない。自分のいらないものは売れないの法則そのものである。
最初は面倒くさくて嫌だったが、やっているうちにだんだん面白くなってきた。ネットオークションでは売りたい人と買いたい人同士が直接値段交渉して売買する。だから一つ一つの取引にドラマがある。考えてみれば、これはプリミティブな商売そのものだ。
そういえば、一時期中学生に株式投資を学ばせる(そういえば投資教育ってどうなった?:2009年06月01日参照)とかいうのがあったが、そんなものよりも、身近な商品を売買するネットオークションをやった方がお金の教育には向いているように思う。
その間、プレミアム会員の会費が上がったり(ふざけんなバカヤロー)したが、なんとか続けている。すでに100人以上と取引をし、10万円以上売った。今のところ特に問題は起きていない。
ヤフオクを試してみた(その1):2011年12月24日
ヤフオクを試してみた(その2):2011年12月25日
半年後の中間報告はこちら。
ヤフオクを試してみた(その3):2012年06月18日
この一年間、様々なものを売った。もともとの目的である文房具、玩具以外に、親戚のベビー用品、ヨメのカバン、僕の本やカメラのレンズなど、とりあえずいらないものはなるべく売るようにした。
一番の売れ筋はベビー用品である。これは出せばすぐに売れる。特にブランド物はあっという間に売れた。
ベビー用品にかぎらず、ファッション関係はブランド次第らしい。ノーブランドのものはかなり安くしてもなかなか売れない。
一眼レフのレンズも出せば売れる。と言ってもまだ二つしか売っていないのだが、プリセット絞りのソリゴール135mmとか、ロシア製魚眼レンズとか、マニアックなものばかりにもかかわらず、出品するとほぼ同時に入札が入った。どちらも希少価値からか、買った値段よりも高く売れた。まだ売りたいレンズがいくつかあるが、出品時に作例写真を撮るのが面倒くさい。
書籍はなかなか売れない。ブックオフあたりにありそうなものはまず売れない。何度も繰り返し出品して、国文関係のマニアックな本がやっといくつか売れただけである。とはいっても古書店に売るよりはずっと高く売れる。
主力商品の文房具で一番売れるのはそろばんである。かなり安くしているせいもあるのだが、出せばすぐに売れてしまう。算盤塾などで一般的な23桁のものだけでなく、12桁ぐらいの小さな算盤もそれなりに需要があるようだ。もともと値段が高い上に、普通の文房具屋では取り扱わなくなってきているからだろう。
一番在庫が多かったのが製図用具である。これは祖父が近所の工場に納入していたものらしい。ただの定規が定価で1000円以上したりして、ちょっとびっくりする。
現在、製図はコンピュータを使うのが当たり前になったので、製図用具はまず売れないだろうと思ってとりあえず出したが、あにはからんや、出したらすぐというわけではないがコンスタントに売れる。他にヤフオクで落札したものを見てみると、製図とは違う用途で買うらしい。それは自動車関係だったり、模型だったり、手芸だったりさまざまである。
ダメなのは置物の類である。実はこれにも売れ筋があるらしいが、そうでないものはいくら安くしても売れない。自分のいらないものは売れないの法則そのものである。
最初は面倒くさくて嫌だったが、やっているうちにだんだん面白くなってきた。ネットオークションでは売りたい人と買いたい人同士が直接値段交渉して売買する。だから一つ一つの取引にドラマがある。考えてみれば、これはプリミティブな商売そのものだ。
そういえば、一時期中学生に株式投資を学ばせる(そういえば投資教育ってどうなった?:2009年06月01日参照)とかいうのがあったが、そんなものよりも、身近な商品を売買するネットオークションをやった方がお金の教育には向いているように思う。