カテゴリ: 試してみた2

8月中にスマホが壊れたので、新しいのを買った。買ったのはRedmi Note 11 Pro 5G。

このスマホはFerica(おサイフケータイ)に対応していて、モバイルSuicaになる。

これまで、スマホ決済はPayPayを使ってきた。PayPayとクレジットカードで、現金を使うことはかなり減ったのだが、これでSuicaが使えれば財布はほぼ必要なくなる。というわけで、モバイルSuicaを導入してみた。

SNSなどを見ると、モバイルSuicaの方がQRコード決済よりよほど便利だという声が多く聞かれる。一番の理由は、電源をONにしなくても使えるということで、たしかにそれは便利そうだが、慣れるとPayPayがそんなに面倒なわけでもない。大事なのはそれ以外である。

結論から言えば、僕にとってモバイルSuicaはあまりいい印象をもてないものだった。たしかに、タッチだけで決済できるのはいい。しかし、それ以外があまりにダメだ。

最初はモバイルSuicaアプリをインストールしようと思ったのだが、android版のアプリがあまりに評判が悪い。なので、モバイルSuicaアプリはやめて、プリインストールされているGoogleウォレット(旧GooglePay)にモバイルSuicaを入れることにした。

最初は試しに3000円だけクレジットカードからチャージした。チャージされ画面が更新されるまで、やや時間がかかる。これがPayPayと比較するとかなり遅い。

実際に使ってみた。たしかに、スマホだけで改札に入れるのは便利だし、自動販売機もタッチで買えるのはすごく便利だ。学校の自販機でPayPayを使っているが、QRコードを読ませるよりはタッチ決済の方がはるかに早い。

そんな感じで使っていると3000円なんてすぐに使ってしまう。「それでは、またチャージしましょう」と思って、5000円チャージしようとしたら、次の画面が出てきてチャージできない。
mobilesuica
「上限に達しました」とか言われても、何の上限だかさっぱり分からない。続く文章には「しばらくしてからスマートフォンでチャージしてください」とあるので、時間の上限なのかと思ったが、何日待っても同じ画面がでるだけ。一ヶ月ほったらかしても同じ。

エラーコードで検索しても有益な情報が出てこない。同じようにチャージできない人もいるようで、一旦カードを削除するとか、いろいろネットに対策は書いてあるが、どれを試してもダメ。もう面倒くさくなったので、残高が数十円になったところでほったらかしにした。

ところが、偶然モバイルSuicaは最初は3000円しかチャージできないという記事を見かけた。試しに2500円チャージしてみるとなんとチャージできるではないか。

どうやら初回は3000円だったので偶然チャージできたということらしい。実は、調べている過程で限度額があるらしいことはSuicaのFAQで分かっていた。
「クレジットチャージには、一定期間にご利用いただける上限額を設けております。(2320)(2321)」の旨のエラーメッセージが表示される。:モバイルSuicaよくあるご質問
モバイルSuicaではクレジットカードでのチャージについて、セキュリティ上の観点から当社独自の利用限度額を設定しており、当該エラーは利用上限を超える場合に発生します。当該エラーが表示された場合は、クレジットカードでのチャージはできませんので、現金でのチャージをご利用願います。

しかし、エラーメッセージもエラーコードも違っているし、いくらが上限なのか一定期間がどのくらいなのか、具体性を欠いていて文意がわかりにくい。今どきちょっと遠いところへ行けば、往復で3000円ぐらいすぐに越えてしまう。まさか3000円が上限とは考えもしなかった。

使い込んでいけばチャージ限度額も上がるらしいが、それならそれで初期は3000円までと書いておくべきだ。そもそも、クレジットカードでもあるまいし、限度額が上がっていくというのもおかしな話である。

過度にリスクを恐れ、言質を取られるのを恐れて具体的なことを言わないのは、お役所のよくやることである。国鉄が民営化されて30年以上。昔に比べてずいぶんサービスが良くなったなと思ったが、どうも中身はあまり変わっていないらしい。
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前回の記事(第二種電気工事士の資格取得までの費用:2023年08月22日参照)に電工ナイフというものが出てきたが、これがなかなかいいのでご紹介。いかにも特殊な工具っぽい名前だが、なんのことはない、ごく普通にもほどがあるただのナイフである。だが、それがいい。

最近は通販で物を買うことが多くなったから、ダンボールを切ったりビニール紐を切ったりすることが多い。こういうときに、ごく普通のナイフがほしいのだが、意外にちょうどいいものが身の回りにない。

例えば、身の回りの刃物で代表的なのはカッターナイフだが、あれは本来紙を直線的に切るためのもので、それ以外の用途には刃が薄くて頼りないし、切れすぎて余計なところまで切れてしまう。包丁は食材以外は切りたくない。十徳ナイフ(アーミーナイフ)はいい感じだが、機能が多いので使いたい刃がすぐにでてこなくてイラっとする。子供の頃使っていた切り出し小刀や肥後守が使いやすそうだが、今となってはどちらも先が尖っていて形状が物騒すぎる。

電工ナイフは適度な厚みと刃渡りがあって先が尖っていない。力を入れて使うものなので握りやすい。理想的なごく普通のナイフである。
電工ナイフ
こんなふうに電線やケーブルの被覆を剥くために使うのが主な使い方。
電工ナイフ使用中
上の写真はホーザンのもの。刃は鋼でグリップは木。いかにも「ただのナイフで候」という見た目がいいのでこれをチョイスした。

研ぐのは面倒くさいという人のために替刃式のもある。こちらは刃がステンレスなので錆びる心配もない。

他にもいろいろなメーカーが出していて形状もさまざまだ。僕が買ったのはコンパクトな折りたたみ式だが、鞘におさめるタイプのものもある。常備しておくならそっちの方が使いやすいかもしれない。
電工ナイフの検索結果:amazon.com

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7月の終わりに受けた第二種電気工事士技能試験、どうやら合格したようなので、筆記試験と合わせていくらかかったかを計算してみる。

筆記試験に必要なのは知識と筆記用具である。筆記用具はたいがいの人が持っているはずだから費用には含めない。あとは知識だが、スマホアプリと各種Website、Youtube、過去問題を繰り返しやればなんとかなる。これらはすべて無料。いい時代になったものだ。それぞれ検索してもらえば山ほど出てくるが、一つだけ工具メーカーホーザンのYoutubeチャンネルを紹介しておく。

電工試験の虎_ホーザン:Youtube

なお、過去問は電気技術者試験センターのサイトにある。それにしてもshiken.or.jpってすごいドメイン名だ。

試験の問題と解答:電気技術者試験センター

とはいえ、一応テキストは買った。『第2種電気工事士筆記試験すい〜っと合格』なる本で2080円。

よくできたスマホアプリがあるのでテキストはなくてもいいが、出題内容が体系化されているのと、工具などの写真が見られるので、ないよりはあったほうがいい。特に電気の基本的な知識に自信がない人は買ったほうがいいだろう。いずれにしても、筆記試験は過去問を繰り返しやることが肝要である。

技能試験は工具が必要になる。全く持っていない人は、ホーザンなどからセットにして売り出されているのだが・・・。

最低限必要とされる工具は、
  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • ペンチ
  • メジャー
  • ウォーターポンププライヤー
  • 電工ナイフ
  • 圧着ペンチ
  • VVFストリッパー
の8つで、最初の4つはたいがいどこのご家庭にでもあるだろう。僕の場合、ウォーターポンププライヤーも持っていたので、あらためて買ったのは電工ナイフ・圧着ペンチ・VVFストリッパーの三つだけ。

電工ナイフはホーザンのこれ。1618円。どう見てもただのナイフだが、主にケーブルの被覆を剥くのに使う。ただし後述のVVFストリッパーがあれば必要ない問題が多い。僕のときはVVRケーブルを使う問題が出たので使用した。


圧着ペンチは中スリーブまでしか使えない小型のものにした。専用工具だけあってちょっとお高く4391円。「圧着工具なら持っているよ」という人もいるかもしれないが、リングスリーブ(E形)用の黄色いグリップのやつじゃないとダメ。しかもプロにでもならないかぎり二度と使わない可能性が高い。

圧着ペンチもいろいろな工具メーカーから出ているが、ロブテックス製にしたのは単にエビマークが可愛かったから。

定番VVFストリッパー、ホーザンの P-958。2900円。必須の工具ではないものの、これ一本でVVFケーブルの被覆剥き、切断、輪作りができるので、技能試験を受験するほとんどの人はこれに類する工具を持っている。


あとは、ケーブルだのスイッチだのの技能試験実習の材料が必要となる。個別に買うのはさすがに面倒くさいし、普通のホームセンターでは売っていないものもあるので、セットになっているものを買った。僕が買ったのはこれ。15000円。


これもいろいろな会社から出ているが、内容は似たりよったり。値段やオマケで判断すればいいだろう。公表問題1回分か2回分かは悩ましいが、僕は一通り1回やれば十分だと思う。もっとやりたければVVFケーブルやリングスリーブなどの消耗品だけをamazonやホームセンターなどで買い足せばいい。

あと必要なのは受験料と登録料。受験料はネットで申し込めば9593円、合格して免許を発行してもらうのに5300円。

まとめると、以下のとおり。
教材…17090円
工具…8909円
受験料等…14893円
合計 40892円

工具を持っていない場合はもう少しかかるが、電工の工具は一般的なものばかりなので、よほどの高級品を買わないかぎりそれほど変わらないだろう。

これを安いと思うか高いと思うかは人それぞれだが、生業とするならかなり安いと思う。そうでなくても、コンセントやスイッチの増設・交換など、簡単な工事なら電気屋さんに頼むことなく自分で出来るのだから、すぐに元が取れるだろう。
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Twitterを見ていたら、小学生用の「読書感想文の書き方」なる教材が紹介されていた。一定の文章の空欄を埋めれば読書感想文が成り立つようになっている。

どのようなものか、実際にこれで読書感想文を書いてみよう。まず、この教材が提示している型は次のようなものである。バックを青にした部分を埋めると読書感想文が完成するようになっている。

 わたしは【本の名前】という本を読みました。この本を選んだのは、この本が【選んだ理由】からです。
 この本は、【だれ】が主人公の物語です。【だれ】は、【どのような】人です。そして【だれ】は、【どのような理由】で、【どのような体験】をします。
 わたしがこの本を読んで、いちばん心に残ったところは、【だれ】が【どうした】ところです。わたしはこの部分を読んで、【感想】と思いました。

パターン1
 なぜなら、わたしも【だれ】と同じような体験をしたことがあり、その時に【どのような思い】をしたからです。

パターン2
 なぜなら、もしわたしが【だれ】と同じような立場だったらと考えると、【どのような思い】だろうと思うからです。

 わたしはこの本から、【どのようなこと】を学びました。これから、【どうしたい】と思います。

それでは作文をしてみる。太字は僕が入れた部分である。パターンは1を採用した。

 わたしは『水滸伝』という本を読みました。この本を選んだのは、この本が四大奇書の一つでおもしろそうだからです。
 この本は、宋江が主人公の物語です。宋江は、なぜか好漢に好かれる小役人です。そして宋江は、うっかり妻を殺してしまったので、山賊の仲間に入って梁山泊の首領をします。
 わたしがこの本を読んで、いちばん心に残ったところは、盧俊義呉用に騙されてむりくり宋江一味の副首領にされたところです。わたしはこの部分を読んで、山賊って怖いなと思いました。
 なぜなら、わたしも盧俊義と同じような体験をしたことがあり、その時にあまりの怖さに「あ、ちょっとトイレ」とウソついて逃げることをしたからです。
 わたしはこの本から、山賊と小役人はヤバいということを学びました。これから、山賊と小役人には絶対に関わらないようにしたいと思います。

なるほど、これは書きやすい。読書感想文をどう書いたらいいかさっぱり分からない児童にとっては助けになるだろう。

一方で、型にはめることでどうしても説明不足になってしまうところが出てくる。例えば「同じような体験」は新興宗教に入れられそうになった体験なのだが、このフォーマットではそれは書けない。このままだと僕に山賊に入れられそうになった体験があるということになってしまう。

大事なことは型にとらわれる必要はないという指導をすることである。読書感想文がうまく書けない児童に型を与えるのはいいが、書ける児童までこの型を使うと、かえって文章が上達しなくなるだろう。逆にうまく使えば推敲まで学ぶことができるかもしれない。

この型で一番気になるのが、最後の「わたしはこの本から・・・」の下りである。本から教訓を得るのは悪いことではないが、得なければならないものでもない。面白かった、つまらなかった、怖かった、悲しかった、幸せな気分になったというのが結論でもいいはずである。無理に教訓を得ようとするとおかしなことになる。小役人はともかく、山賊とは関わりたくてもそう簡単には関われないのだ。
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ついに新しい一眼レフを買った。「レフ」がミソ。つまりミラーレスではない。買ったのはPENTAX KF

思えばちょうど一年前、デジカメを買い換えるか迷っているという記事(デジカメを買い換えようか迷っている:2022年07月17日)を書いた。まる一年逡巡していたことになる。

一年間も迷っていた理由は、スマホで十分だからとか旅行にあまり行かなくなったからだけではない。この記事を書いた時、PENTAXはK-70が一番安い機種で7万円弱で売られていた。K-70は2016年発売で、モデルチェンジの可能性もある。また、黒死病と言われる絞りの不具合が多く報告されていた。そんなわけでK-70を買う気はなかった。

そこへ後継機のKFが2022年11月に発表された。内容も外観もほぼ同じ、値段だけが10万円オーバーになっていた。仮に黒死病が克服されていたとしても、もうデジカメいらないかと思っていたところに10万円オーバーはさすがに考えてしまう。

しかし、なんだかんだいってデジカメがないのは不便である。最近値段もこなれてきて、クーポンだのなんだので値引きして10万円を割った機会に買った。これから夏休みだし。

今日来たばかりなので、使い勝手などを云々できないが、これまで使っていたK-30と違い乾電池が使えなくなっているのが残念。さすがに乾電池ではおっつかなくなったのだろう。

というわけで、とりあえず撮ってみた。
作品
またそれかよと思われるかもしれないが、明日試験なんでしょうがないです。

せめてカメラの写真を撮ろうと思ったのだが、スマホが調子悪く、カメラアプリを起動するととたんに落ちてしまう。ほら、やっぱりデジカメあったほうがいいでしょ。

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2月のはじめ、テレビが壊れた。買ってからすでに15年経っている。さすがに買い替え時だろう。

さて、問題はどれにするかである。部屋が狭いので、それほど大きい必要はない。今までのが32インチだから、せいぜいそれより一回り大きい40インチぐらいでいい。4Kは魅力的だが、それぐらいの大きさならフルハイビジョンでも見た感じ大した違いはないだろう。

あとは機能だが、比較するとだいたい似たりよったりである。そんな中、androidTVとかGoogleTV(よく分からんが別物らしい)というのが目に入った。うちは二人ともスマホはandroidだから、これはちょっと面白そうだ。

というわけで買ったのはこれ。
S516シリーズ:TCL

TCLというのは中国の大手テレビメーカーである。22年前、初めて中国自転車旅行をしたとき、様々な宿に泊まったが、当時は星4つ以上だとソニーやSAMSUNG製、3つ以下のまともなホテルはTCL、星ナシの招待所などはどこかで見たようなパチもん臭いメーカー製だった。このようにTCLというメーカーは僕にとっては馴染みがあるのだが、まさか自分が買う日が来るとは思ってもみなかった。

それにしても、テレビも安くなったものだ。前のaquosは10万円以上したと記憶しているが、今回は4万円でお釣りが来た。さすがに15年では技術の進歩もすさまじく、重さや厚さも体感で半分以下、消費電力に至っては169wから75wと半分以下である。

映像は比較していないのでよく分からんが、とくに問題はない。少なくとも15年前のaquosよりはいい。aquosと違いスピーカーが前に付いていないので音質が心配だったが、想像していたより悪くはなかった。

肝心のandroidTVだが、設定が面倒くさいかと思ったが、画面に出てきた指示通りにしたら、スマホとの連携であっという間でできてしまった。ただし、これはスマホがandroidだったからかもしれない。

それから半年使っているのだが、いわゆるテレビは地上波もBSも見なくなってしまった。見るのはYoutubeやamazonプライムビデオ、ABEMAなどである。アプリを追加すれば他にもいろいろなものが見られる。あまり実用的ではないが、一応インターネットブラウザもインストールできる。

それまでもChromecastを使っていたので、テレビでネットのコンテンツを見ることはできた。この場合、スイッチを入れて最初に出てくるのはテレビ画面だから、あくまでテレビが主、ネットは従という主従関係が成り立っていた。なんとなくスイッチを入れて見るのはテレビだったのだ。

しかし、スマートテレビになって、ネットの動画とテレビが対等になった。スイッチを入れると、アプリの選択画面(TVにすることもできるが)が出てくる。テレビは多くのコンテンツの一つに過ぎない。そして、よほどみたい番組がない限りテレビは選択しない。

今は、朝の出勤前に時計がわりにテレビをつけるだけである。
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梅雨入り前、実家の生け垣の剪定をした。これまでは父が買ったマキタの生け垣バリカンを使っていた。

こいつはでかいし、100Vなのでとてもパワフルなのだが、長いコードがクセモノだ。コードは家から伸びているので、家の反対側を刈るときに、コードが生け垣の上にかかる。生け垣にかかっているコードを移動しなければならないのも面倒くさいし、最悪刈ったついでにコードをチョン!と切ってしまう可能性もある。実際、父がやっていたときに何度か切ったらしく、何箇所か圧着してあった。

これはとても面倒くさいので、例のブラックアンドデッカーのマルチエボ(電動工具(BLACK+DECKERマルチツールエボ)を試してみた:2021年05月07日)に、ガーデンエボというセットがあったので買ってみた。セット内容は本体・バッテリー・充電器・生け垣バリカン(ヘッジトリマー)と芝生バリカン・枝切り用のこぎり・防護メガネ・収納かばんである。

枝切りのこぎりは、すでに持っているレシプロソーとは違い、ジグソーのブレードをつけるタイプ。太い枝はレシプロソーの方がいいが、細かい枝はこっちのほうがいい。

バリカンヘッド単体でも売っている。このヘッドで生け垣の刈り込みと、細かい部分の芝刈りができる。うちに芝生ないけど。

本体は持っているので、最初はヘッドだけ買おうかとも思ったのだが、本体ごと買えばバッテリーが2つになるし、実家と自宅に本体があれば、今後は必要なヘッドだけ持っていけばいい。本体を持ち歩くのは意外に重いのだ。
本体
セットの収納かばん。
鞄
買ったものの、実はあまり期待していなかった。もとがピストル型の電動工具だから持ちにくそうだし、バッテリーがそんなに持たないだろうと思っていたのだ。

試しにバッテリー満タンでどこまで使えるかやってみたら、意外にも生け垣全体を刈ってまだ余っていた。論より証拠。こちらがビフォー。
ビフォア
アフター。これだけ刈ってもまだ余裕がある。
アフター
使っているところはこんな感じ。
BLACK+DECKERマルチエボ バリカンブレードで生け垣を刈る:Youtube

小型なので一度に刈れる範囲が狭いのが欠点だが、こまめにできるならこれで十分。最初はマキタでざっと刈って、細かいところをブラックアンドデッカーでやろうとおもっていたのだが、これならマキタを使わなくてもいいかもしれない。

安全性もよく考えられていて、両手を使わないと始動できないようになっている。歯の形状も指が入らないように工夫されている。
指詰め注意
生け垣バリカンが必要なら、バッテリー式の専用のもののほうが使いやすいだろう。しかし、たいがいノコギリも必要になるし、他の電動工具もあれば便利だ。それぞれ別に買うとお金がかかるし、場所もとる。ヘッドを変えるだけで他の工具にもなる利点には代えがたい。
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東京生まれの文房具屋育ちなので、パイロットが消せるボールペン「フリクション」を出しているのは知っていた。発売から15年以上になるらしい。売れているのも知っているが、何で売れているのか理解できなかったし、今まで必要を感じなかったので使ったこともなかった。

40年以上前、ケルボなる消せるボールペンが発売されたが、これは全く売れなかった。熱で消えるフリクションとは違い、ケルボはインクの粘度を上げて紙に染み込みにくくしてある。書いてすぐに消しゴムで消すときれいに消えるが、時間が経つと染み込んで消えなくなる。色は普通のボールペンと同じぐらい濃い。時間が経つと消えなくなるから、熱で消えるフリクションとは違い、消えちゃいけない文書にも使うことができた。

売れなかったのは、値段が高かったからである。それでも本当に必要なら売れたはずだが、値段が消せるという価値に見合わなかったということだろう。その後、白く塗るタイプの修正液が出回り、ケルボは完全に姿を消した。

そんなこともあり、「ボールペンは消せないのが利点なのだから、消せるボールペンはなどナンセンス。消したきゃ最初から鉛筆を使えばいい」と思い込んでいたのだが、先日、今勉強している資格試験の解説動画を見ていたら、図を描くのに消せるボールペンを使えと言っていた。ここで目から鱗が落ちた。

僕は黒のことばかり考えて消せるボールペンなど必要ないと思っていたが、消せるボールペンは赤でも青でも消せる。黒だけなら鉛筆で書けばよいが、色鉛筆はきれいに消えない。よく考えると、黒以外の筆記具で簡単かつきれいに消せるのは消せるボールペンだけなのである。

こうなってくると、いろいろ用途が思いつく。例えば、校正記号に「イキ」というのがある。文字を訂正したり削除したりした後、「やっぱ前の方がいいや」と取り消しにするときに使うのだが、訂正したあとに書くからどうしても汚くなる。消せるボールペンなら前の訂正を消すだけだ。ほかにも、カレンダーに書き込むスケジュールとか、ちょっとしたメモとか、赤や青が消せると便利なことはたくさんある。黒だけ鉛筆というのは面倒くさいから、黒も消せるボールペンになる。

構造はボールペンそのものだが、これはボールペンではなかったのだ。すべての色が消せるまったく新しい筆記用具だったのである。

どうやら、僕はノーミソが固くなっていたらしい。年をとると頑固になるというのは、たぶんこういうことなのだろう。今は多色のフリクションを愛用している。

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先日、かつて祖母が住んでいた家の前を通ったら、壁の塗装が剥れていた。剥れた塗装は下に落ちていたので、つい最近落ちたものらしい。
壁1
落ちていない部分も壁から浮き上がっていて、手で剥してみると簡単に剥がせる。
壁2
よく見ると、浮き上がった塗装の下が湿っている。これはよろしくない。とはいえ、業者に頼むと結構な金がかかる。というわけで、自分で塗ってみることにした。

まず、百均で買ったスクレーバーで古い塗装を剥せるだけ剥した。剥がしたあとは水洗いするといいらしいが、古い塗装の下にあったためかそれほど汚れていないし、隣の家が近くてあまり豪快に洗えない。デッキブラシがあったので、ゴリゴリこすってとりあえずホコリを落とせるだけ落しておいた。

完全に乾かしたあと下地剤を塗る。塗ったのはアサヒペンの「強浸透性水性シーラー 耐久 透明色」なるもの。見た感じ(匂いも)、アクリル絵の具のバーニッシュ系のメディウムに似ている。ローラーで塗ったのだが、メディウムよりもシャバシャバで垂れやすいので注意。

塗ったあとはこんな感じ。と言っても、透明なので写真では分からないが、少しつやが出ている。塗る前は触ると手が少々粉っぽくなったが、塗った後は手に何も付かない。
壁3
天気が良かったので、午前中に塗って午後には乾いた。いよいよ本番のペンキ塗りである。ペンキと道具はこんな感じ。
道具
上からバケツとローラー、ウエス(ボロ切れ)、傘の柄、ペンキ、スクレーバーである。傘の柄はペンキをかき混ぜるため、壊れた傘からノコギリで切ってきた。

ペンキはやはりアサヒペンの「水性シリコンアクリル外かべ用」なるもの。色はホワイトにした。いちばん少ない3kg入りにしたが、かなり余っている。

これも見た感じも匂いも、リキテックスでいうジェッソ(アクリル絵の具の下地剤)に似ている。かなりドロっとしていて、これを薄めずそのまま塗る。

バケツとローラーはこれとほぼ同じ物。バケツが二重構造になっていて、中身だけ別売りで取り替えられる。最後洗うのが面倒くさかったので、ローラーとペンキの量を調整するネットだけは洗ったが、内側の容器はそのまま放置した。

思いのほかきれいに塗れた。塗っている最中、ノーミソの中で例の歌がヘビーローテーション。浪速のモーツァルト、キダタロー先生作曲。

この日はこれで終了。次の日も天気が良かったので、二回目を塗って完成。遠くから見ると、塗っていることが分からない程度にはなった。
完成
下地材もペンキもたくさん余っている・・・というか、使ったほうが少ない。ほかにも気になる場所があるので、そのうち塗ってみようと思っている。


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コロナ禍の始めに買った、PCスピーカーのBOSE Companion2 Series III(BOSECompanion2を試してみた:2020年03月22日)だが、最近どうも調子が悪い。ボリュームの操作をしていないのに、音が大きくなったり小さくなったりするのだ。

検索してみると、この症状かなりヒットする。アマゾンのレビューにも多数報告されている。どうやらBOSE Companion2 Series IIIの持病らしい。保証期間は切れてしまっているが、あるブログによると7000円ぐらい払うと修理と称して新品が送られてくるらしい。う〜ん。

なんとかならんかと思って、もうちょっと調べてみると、可変抵抗器を交換することで治ったというブログを見付けた。

BOSE(Companion 2 Series III) ボリュームが勝手に変わる(解決編):一寸の虫にも五分の魂


記事そのものは面白いのだが、さすがに可変抵抗を入手し、細工し付け替えるというのは、ハードルが高すぎる。もうちょっと簡単になんとかならんかと思ってさらに検索したら、価格.comのレビュー掲示板に興味深いメッセージがあった。

音量が勝手に上下する事案発生。購入はよく考えて:価格.com
なおこの問題には解決策があります。
「音量つまみを右いっぱいに回す(ボリューム最大)」
これだけでok。
音量はPCやスマホで調節します。
お悩みの方はお試しください。
やってみた。やり方は書いてある通り。PC側の音量を小さくして、スピーカー側のボリュームを最大付近まで上げるだけ。今までの逆である。

こうかはばつぐんだ!

たしかに音量が勝手に変わる症状は全く出なくなった。音量の調節はPC側ですればいいのだが、スピーカーのボリュームは最大まで上げなくても大丈夫そうなので、後半の三分の一回転ぐらいで調節ができる。このぐらいできれば十分だろう。

ちょっと心配だったのは、ボリューム最大にしてノイズが乗らないかということだ。試しに無音にして最大にしても全くノイズがない。先ほどのブログによると、音声の信号は可変抵抗を通っていないらしいので、原理的にノイズは乗るということはなさそうだ。

それにしてもBOSEさん、報告多数なんだから何とかしてくださいよ。
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