カテゴリ: インターネットとコンピュータ2

僕が使っているSynologyのNAS(DS216j)には、ハイバネーションという機能がある。一定の時間NASにアクセスしないと、スリープ状態になって、アクセスすると再起動する機能である。NASは基本的に24時間動かしておくものだが、それほどしょっちゅう使わない人にとっては、電気代の節約にもなるし、HDDの寿命にも関わってくるので大変ありがたい。

ところが、いつのまにかハイバネーション(サスペンド)しなくなっているのに気づいた。NASは目の前に置いてあるわけではない。起動しなくなったのならすぐに分かるが、ハイバネーションしないというのはなかなか気づかない。いつからこうなったのかよく分からない。

設定などを変えた記憶もない。外部からの不正アクセスも疑ったが、それらしきものも記録されていない。どうにもよく分からないまま、しばらく使わない日は手動で電源を落としていた。

あらためてLogを見てみると、7月23日以降、一度もハイバネーションしていないようだ。そのあたりに「Package [Synology Drive Server] has been successfully updated.」というのがあって、どうもこれが臭い。ついでにTwitterで検索してみると・・・。

やはりこれだ!

DriveServerの設定でどうにかなるかと思ったが、どこにもそれらしきものはない。Driveはちょっとだけ使っているので、アンインストールせずに停止してみたら、無事ハイバネーションするようになった。バンザーイ!

なお、Drive Serverってのはこれ。
Drive
上のアイコンがDrive Serverで、パッケージセンターからこれを停止すればいいのだが、下のMomentsも使っている場合は、Momentsを先に停止してからDrive Serverを停止すればOK。

2014年の11月に買ったChromebook(Chromebook(Acer c720)を試してみた(その2):2014年11月24日参照)に見慣れないメッセージが出てきた。
アップデート終了通知

Chromebookにはサポート期間が6.5年と決められている。これは購入からではなく、その機種の発売から6.5年で、Googleによる自動更新ポリシーのページに機種ごとの有効期限が書かれている。

自動更新ポリシー:Google

これによると、僕のAcer c720は今年の6月に切れるとある。ところが6月になっても7月になってもアップデートされたので、「おめこぼしかな」と思っていたのだが、さにあらず、ついに最終アップデートになってしまった。

about画面を見ると、やはり最後のアップデートだという。
about1
アップデートを済ませると、今後はアップデートが提供されない旨のメッセージに変わる。
about2
詳細を見ると・・・。
サポートの終了1
サポートの終了2
要するに、新しいハードウエアに買い換えろという。

5年近く前にヨドバシカメラのポイントを使って26,180円で買ったパソコンだから別に惜しくはない。しかし、まだサクサク動くし、どこも不具合がないので、捨ててしまうのはなんとももったいない。もちろんサポートが終了してもすぐ使えなくなるわけではないのだが、あまり長いことサポート切れのOSを使い続けるわけにもいかないだろう。

最後の手段として、Ubuntuを入れるという方法がある。いろいろ調べてみると、それは可能だが通常のPCにUbuntuをインストールするのとはだいぶ勝手が違うらしい。失敗して文鎮化するのも困るし、インストールできたとしても重かったりSSDの容量が足りないのではしょうがない。夏休みはまだある。しばらく考えてみよう。

【9/3追記】
久しぶりに起動したら、終了したはずなのになぜかアップデートが来た。バージョン番号もちゃんと上がっている。今度こそ最後なんだろうか。
スクショ

昨日GSConnectを紹介したので、ついでに今僕が入れているGnome拡張を紹介しておく。何かの参考になったら幸い。

AlternateTab
Alt+tabの挙動をデフォルトのアプリケーション単位からウィンドウ単位に変える。

Caffeine
Sleepしなくする。
例えば、Spotfyを開いている時はSleepしないとか、全画面表示しているときはSleepしななど設定できる。

Gno-Menu
TopBarからアプリケーションメニューを出す。

Hide Top Bar
TopBarを隠す。マウスカーソルを一番上に持ってくるとTopBarが現れる。

OpenWeather
TopBarに天気予報を表示する。

Panel OSD
通知の位置を変える。

Printers
プリンターの状態を表示。

Removable Drive Menu
TopBarからマウントしたドライブをアンマウントする。SDカードの取り出しに便利。

Show Desktop Button
TopBarのアイコンクリックで開いている全ウィンドウを最小化する。

Sleepy
TopBarのアイコンクリックでサスペンド。

WorkspaceBar
TopBarのアイコンからワークスペースの変更ができる。

Gnomeに限らず、拡張とかプラグインってあんまり好きじゃないんだけど、一年経ってなんだかんだ増えちゃったな。


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スマホとPCの連携というと、クラウドでファイルを共有するような派手な連携が思い浮かぶが、スマホよりもPCの方をよく使う人にとっては、もうちょっと地味〜な連携ができたら便利なのになと思っていた。

たとえば、スマホに電話がかかってきた時にPCにアラートを出してくれるとか、スマホのバッテリーの残量をPCから表示してくれるとか、その程度がほしい。でもLinuxだしむりだろ・・・と思っていたらGSConnectというのがあった。これは便利。



インストールの方法など、詳しくは上のページを見てもらうとして、GSConnectをインストールすると、同一ネットワーク上にあるPC(Gnome)とスマホ(Andloid)間で次のようなことができる。

PCからAndroid
  1. バッテリー状態の監視。
  2. スマホの着信音を鳴らす。
  3. スマホのアラートをPCに表示。
  4. クリップボードの共有。
  5. PCからスマホのブラウザへURLを送る(要ブラウザ拡張)。
  6. PCからスマホにファイルを送る。
  7. PCを使ってスマホからSMSメッセージを送る。
スマホの着信音を鳴らすのは、Googleデバイスを探すからでもできるけど、すぐ近くの布団の中で(スマホが)寝ていたりするのに、地図まで出てきて大げさだ。これだとGnomeのトップバーから簡単に鳴らせられる。クリップボードの共有も地味に便利。

AndroidからPC
  1. スマホからPCにファイルを送る。
  2. クリップボードの共有。
  3. マルチメディア(音楽プレーヤーやYoutubeなど)の操作。
  4. スマホからPCへマウス・キーボード入力。
  5. PCへのメッセージをスマホに表示。
僕の場合、AndroidからPCはあまり使わないけど、フリック入力の方がキーボードより早いなんていう人はいいかもしれない。あと、マウスが壊れた時とか。

もちろん、これらは任意に有効・無効に設定でき、一時的にすべて無効にすることもできる。ほかにもスマホからPCへコマンドを実行する機能があるが、イマイチ使い方がわからない。

このGSConnect、androidアプリの名前がKDE Connectになっているのでも分かる通り、KDE用が本家である。


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やたがらすナビ15週年(2004年〜2010年)
やたがらすナビ15週年(2010年〜2014年)
やたがらすナビ15週年(2014年〜現在)
のつづき。

三回に渡ってやたがらすナビの足跡をたどってきたわけだが、どうにも書きたいことを書こうとすると冗長になるし、削除するとやたらとシンプルになってしまう。まあ、その程度のことで、たいした波乱がなかったから15年も続いたのだろう。今日はこれからのことを書いてみたいと思う。

僕がこのサイトでやりたいことはいろいろあるが、だいそれたことを言わせてもらうと、古典文学を解放したいと思っている。開放ではなく解放、ここ重要。そのために、これからも電子テキストに注力していこうと思う。

人が古典文学へ興味を持つきっかけはたくさんある。授業・入試・小説・漫画・演劇・映画・ゲーム・・・それらで興味を持った人を、現状は取りこぼしていると僕は考えている。

最近経験した自分の例を語ろう。最近、中国で制作された『水滸伝』のドラマを見た(『水滸伝』にハマっている:2018年11月04日参照)。これまで『水滸伝』にはあまり興味がなかったのだが、これがなかなか面白い。原作を読んでみたくなり、電子書籍で駒田信二訳の『水滸伝』を買った。読んでみたらドラマ以上に面白い。しかし、いくつか疑問がわいたので、今度は原文が読んでみたくなった。中国のサイトを探せば、『水滸伝』の原文などゴロゴロしているから、僕はすぐに疑問を解くことができた。

疑問の一つは、39回で戴宗が梁山泊の経営する居酒屋で食べる料理である。ドラマでは「麻婆豆腐」と訳されていたのが、駒田訳では「胡麻と辛子をいれていためた豆腐」となっていて、やたらと長ったらしい。原作ではどうなっているのだろうと思った。

正解は「麻辣豆腐」。戴宗は精進料理として注文したのだが、たしかに中国の麻辣豆腐に肉は入っていない(と思う)。とはいえ、ほぼ同じものなので、訳は「麻婆豆腐」でよいだろう。駒田訳の時代は、まだ麻婆豆腐が知られていなかったので「胡麻と辛子をいれていためた豆腐」などという説明的な訳になったらしい。ついでに言うと、駒田訳では、「○○湯(○○スープ)」を「○○のお吸い物」と訳していて、なかなか味わい深い。

話を戻す。ここまで僕は『水滸伝』のために一度も家を出ていない。家にいながらにして、ドラマから和訳を経由して、中国のサーバーに入っている原文までたどりついたのである。もし、原文を読むために、大学図書館へいかなきゃならないとか、東方書店だの内山書店で買わなきゃならないのだったら、僕はそこまでして調べようとは思わなかっただろうし、原文を読んでみたいとも思わなかっただろう。

今はまずはネットで調べる時代である。すでに近代文学は青空文庫で読める。古典文学は図書館に行け、本屋に行けというのでは、興味を持った人の半数以上を失うことになるだろう。何らかのきっかけで古典文学に興味を持った人を、確実に取り込まなければならない。

そのためには、本屋や研究室から古典文学を解放しなければならない。世界中のどこでもだれでも、ネットに繋がったコンピューターさえあれば読める。そんなのは今では当たり前のことが、日本の古典文学では当たり前のことがほとんどできていないのが現状なのだ。

そのうちAIが本文を作ってくれる時代が来るとのんきに構えている場合ではない。そんな日は来ないか(AIが古典籍を翻刻する日は来るか:2018年07月07日参照)、来たとしても恐ろしく先の話だ。僕が一人でできることは本当に少ないけれども、とにかく地道に続けていくほかないと今は考えている。

やたがらすナビ15週年(2004年〜2010年)
やたがらすナビ15週年(2010年〜2014年)
のつづき。

このころ、HTMLをエディタで打って、FTPでアップロードするのは、もはや時代遅れになっていた。りぞうむ文学辞典でWikiには馴染みがあったので、サイト全体をWiki化することにした。

レンタルサーバーがmysqlを使えないコースなので、Wikiエンジンの候補はPukiWiki・MoinMoinWiki・DokuWikiの3つに絞られた。りぞうむ文学辞典で使っているPukiWikiにするのが一番簡単だったが、ながらくメンテナンスされていないので将来が不安だ。MoinMoinWikiは欧米では人気のようだが、日本ではあまり使われておらず、参考にすべき日本語のドキュメントが少ない。ということで、メンテナンスも盛んで比較的日本語のドキュメントが多いDokuWikiにした。

やたがらすナビを大改修した:2014年03月25日

問題は内容である。これまで、やたがらすナビは、「古典文学ポータルサイト」と銘打っていた。ポータルサイトとはportal、入り口になるサイトという意味で、古典文学情報の入り口になるサイトを目指した。ところが、GoogleやSNSが進化するにつれて、だんだんポータルサイトの存在意義が薄くなってきた。

そこで、ポータルサイトの看板は下ろして、これからは自前の電子テキストを主体にすることにした。これは最初期からの目標だったのだが、やたらと手間がかかるのと、著作権問題がややこしいので、なかなか手を付けられなかった。

古典文学で著作権というと、ちょっと不思議な感じがするかもしれない。日本の古典文学は、句読点やカギ括弧、濁点等がなく、漢字も仮名遣いも統一されていなかったので、手を加えないと読みやすいものにはならない。そこに著作権が発生する。詳しくは、以前書いた以下の記事をご覧いただきたい。

古典文学の著作権(その1):2006年08月02日
古典文学の著作権(その2):2006年08月03日

原本を自分で翻刻し校訂すれば、読みやすくなり著作権もコントロールできる。しかし、僕のようなどこの馬の骨か分からないような人間が校訂した本文は信頼されない。そこで、翻刻と校訂本文の両方を掲載し、そこからすぐに底本に当たれるようにした。

こうして始めたのが、やたナビTEXTである。誰も突っ込んでくれないが、タイトルはリクナビNEXT(転職情報サイト)のパロディになっている。

この中で一番古いのは大福光寺本『方丈記』(2012年3月)である。これは東日本大震災の一年後、震災を記念して作った。このときは継続して電子テキストを載せるつもりはなかったので、現在とは形式が違う。

Dokuwiki化して最初にUPしたのは、陽明文庫本『宇治拾遺物語』(2014年4月23)である。一から入力したのではなく、僕が二十代のとき自分用に作ったもので、あらためて見ると誤りも多く、現在とは形式が違うので、鋭意更新中である。

収録される作品は、ネット上にないものを中心に選定している。今のところ中世説話集が多いのは、僕の専門であることと、ネット上のテキストとして説話が相性がいいからである。

やたがらすナビ15週年(これから)へつづく。

やたがらすナビ15週年(2004年〜2010年)のつづき。

久しぶりの中国自転車旅行で、灼熱の福建省から帰ってきたら、二月後のサーバー停止が宣告されていた。僕は三つの選択肢を考えた。

やたがらすナビ存続の危機:2010年09月07日
1.このまま消滅させる(ブログと掲示板は残す)
このままのやり方で続けていっても、先がないような気がする。
後進に道を譲って、サイト自体を終了するのも一つの方法かもしれない。

2.他の無料レンタルサーバーに引っ越し。
引っ越し自体にそれほど面倒はない。
だが、現状では引っ越しても結局IS-Webと同じようにサービス自体やめてしまう可能性が高いんじゃないだろうか。

3.Wikiなどに形態を変えて存続。
無料のWikiなんかを使って形態を変えるのもナウイ選択だが、引っ越しにはかなり手間がかかる。

3つ挙げたが、実は1の「このまま消滅させる」に傾いていた。まず移転の作業をする時間がない。夏休み前だったらまだよかったのだが、夏休みはちょうど終わったところだ。そして何より、「もう続けても意味がないんじゃないか」という思いが強かった。

リンク集を作るのはそれほど難しくないが、維持するのに手間がかかる。リンク切れを放置してしまうと、信頼性の低いリンク集になってしまう。個人サイトは閉鎖する傾向にあったし、Googleも進化していたから、リンク集の時代はもう終わりに近い。情報発信は笠間書院ブログ(現在の文学通信)が充実していて、僕なんかがかなうべくもない。

とはいえ、6年も続けたものを全部消してしまうのも惜しい。とりあえず、有料サーバーを借りて、Googleとアマゾンのアフィリエイトで費用をまかなうことにした。アフィリエイトというと、やたらと威勢のいい話が聞こえてくるが、移転前のアクセス数をみれば実際はそんなもんじゃないのは分かっていた。

レンタルサーバーはテキストが主体でさっぱり容量を食わないので月100円の激安コースで済む。これは現在も同じである。この機会に独自ドメイン(yatanavi.org)を取得したので、ドメイン管理料が月80円程度(当時。現在は140円程度)。合計で、月に180円以上稼がなければならない。

今考えると、おそろしく低いハードルだったが、やってみないことには、ハードルが高いのか低いのかすら分からない。しばらく続けてみたが、月200円を割り込むことはなかったので、そのままダラダラと続けることにした。

たった月180円なのにケチくさいと思われるかもしれない。僕はワーキングプアといっても、その程度はたいしたことではない。しかし、僕はこのサイトに1円たりとも出すつもりはなかった。手を動かす人(つまり僕)が金まで出せば、いずれはバカバカしくなって続けられなくなるだろうと思ったからだ。

有料サーバーにすると、できることの自由度が増える。これまではperlしか使えなかったのが、PHPが使えるようになった。そこで、サイト移転と同時にYukiWikiから当時流行っていたPukiWikiにした。PukiWikiはYukiWiki由来なので移行はむずかしくなかった。

PHPのスクリプトはあちこちにあったので、ちょうどいいブックマークスクリプトを見付けてきて、2010年11月から古典文学電子テキスト検索、2011年8月から和漢籍研究ツール・DB検索を始めた。これでリンク集を進化させることができた。

こうして、無事サーバー移行しyatanavi.orgというドメインを取ったのだが、もう一つの課題が残った。ポータルサイトからの脱却である。

やたがらすナビ15週年(2014年〜現在)へつづく。

正月、著作権表示を更新して気がついた。やたがらすナビは今年で15周年らしい。気付かなければ何でもないが、気づいてしまったので、ちょっと過去を振り返ってみたい。

2004年の3月、やたがらすナビはスタートした。infoseekの無料レンタルサーバーIS-Webを借りて、まず国文学と中国文学のリンク集を作った。リンク集で扱うのが国文学と中国文学だったのは、運営に協力してくれたのが、2chの古文・漢文板にいた人たちだったからである。

そのころのトップページはこんな感じ。

2004年7月のアーカイブ:Wayback Machine

最初のコンテンツは、リンク集と2ch形式の掲示板(スレッドフロート型という)だけ。その後、すぐにWikiを導入した。WikiとはWikipediaのことではなく、誰でも書き込み、修正ができるサイトのことである。それでりぞうむ文学辞典を作った。掲示板はMegaBBSスクリプト、WikiはYukiWikiである。

「やたがらすナビ」という名前とデザインは僕が考えた。名前は反対されるだろうと思って、あえてヘンな名前にしたのだが、誰も文句は言わなかった。とはいえ、何も考えていなかったわけではない。

八咫烏は神武天皇を導いた三本足のカラスだが、古代中国では三本足のカラスが太陽に住むと考えられた。両者が無関係なはずはない。そして、三本足のカラスは神武天皇の道案内(navigation)をしたのだから、「ナビ」。古典文学の道案内になるようなサイトという意味である。

色は、あまり古典臭がしない感じにしたかった。国文学と中国学だから、どちらに偏ってもいけない。僕がレゲエ好きなので、ラスタカラー(緑・黄・赤)をヒントにした。

そのころ、僕はこう考えていた。大学を出ると、専門の情報に触れる機会が少なくなる。例えば、学会がいつどこで開催され、どんな発表があるとか、どんな展覧会があるとか、どんな本がでるかとか、何が発見されたとか、誰が死んだとか・・・。誰か一人がその膨大な情報をまとめるのは難しいが、みんなで持ち寄れば簡単に集まるはずだ。そういう場を作れば、コミュニティができるのではないか。SNSの時代ではなかったから、掲示板やWikiを使って、そういうサイトを作ろうと思ったのである。

ところが、そううまくはいかなかった。コニュニティはできるどころか、掲示板もWikiもほとんど僕しか書かない。半年ぐらいで、協力してくれた2ちゃんねらーは誰もいなくなった。そのころ(2005年5月)、コンテンツを増やすために、このブログを始めた。

そのあとも、だらだらと更新していたのだが、開始から6年後の2010年夏、久しぶりの中国自転車旅行から帰ってみると、とんでもないことが起きていた。無料レンタルサーバーのIS-Webが終了するというのだ。

当時すでに個人サイトの時代は終わりつつあり、無料レンタルサーバーの終了が始まっていた。だから、終了自体は予想していたが、なんと告知からわずか2ヶ月で停止するという。それ以来、僕は楽天(IS-Webの運営元)のサービスは絶対に使わないことに決めた。もちろん今でも使っていない。

やたがらすナビ15週年(2010年〜2014年)へつづく。

今月の22日から26日まで、ハルビン(哈爾濱)と長春を旅行してきた。

中国旅行では、ネット環境が思うようにいかないのが難点だ。フリーWifiはいたるところにあるが、かの有名な金盾のせいで、GoogleはもちろんTwitter・Facebook・Lineなど、ことごとく使えない。一番よく使う百度地図(BiduMap)は金盾の影響は受けないものの、移動中に使うものだから、やはり常時接続でないと使いにくい。とはいえ、日本のキャリアの海外データローミングは一日3000円程度かかり、高くて使う気にならない。

そこで、今回初めてamazonで香港プリペイドSIMを買った。検閲のない香港のSIMで、これを本土でローミングして使うと、金盾の影響ナシで使えるという仕組みらしい。値段は8日限定2GBまでで1000円ちょい。チャージも出来るらしいが、5日間なら妻とテザリングしても2GBで十分間に合うだろう。

パッケージはこんな感じ。日本語版と中国語版があったが、中身は同じだし、中国語版でも日本語の説明書が入っていたので安い方の中国語版にした。
香港SIM
中身のSIM。すべてのSIMのサイズに対応している。SIMカードは外すときにちょっとドキドキするが、これは指で軽く押すだけで簡単に外れた。
香港SIMカード
SIMカードトレイに納めたところ。僕のスマホ(HUAWEI P9lite)はデュアルSIMなので、日本で使っているSIMと二枚同時に挿して、通話用とデータ用で使い分けることができる。通常は日本で使っているSIMを抜かなければならないので、これを入れると電話としては使えなくなる。
SIMスロット
あとは説明書どおりAPN等を設定するだけ。アクティベーションも必要なく、空港に着いた瞬間からびっくりするくらい簡単に使用できた。接続スピードも十分出ているようだ。

もちろん、Google・Twitter・Facebook・Line、すべて問題なし。中国旅行に行く人で、SIMフリー端末を使っている人・ポケットWifiを持っている人にはストロングバイ。


先日、更新したUbuntu(Ubuntu16.04LTSから18.04LTSにアップグレードした:2018年07月28日参照)だが、デスクトップがUnityからGnomeになって、すこぶる使い勝手が悪い。調べてみたら、Gonome extensionsなる拡張機能をインストールして、カスタマイズするものらしい。

拡張機能なるものは、あまり好きではない。拡張機能はカスタマイズできるのが魅力だが、拡張機能のバージョンが本体のバージョンアップについていけなくなって、突然使えなくなってしまうことがある。ブラウザをFirefoxからOperaに変えた(現在はChrome)のはそれが原因だった。

だから、なるべく拡張は入れたくないのだが、デフォルトでは使いにくいので、いくつか入れてみた。なお、インストールはUbuntuソフトウェアから検索して入れるか、ChromeにGNOME Shell integrationなる拡張機能(まただよ)をインストールして、Gonome extensionsのサイトからインストールできる。

Gno-menu
UbuntuのGnomeにはデフォルトでランチャーが付いているのだが、ランチャーに登録していないアプリをこうとすると、全画面にランチャーが出る。出てくるのはアイコンだが、Windows8みたいな感じだ。これがどうも好きになれない。
Gno-menuをインストールすると、トップバーにWindows10のスタートメニューのようなものが付けられる。カスタマイズできるので、Windows10のスタートよりも使いやすい。
Gnomenu


AlternateTab
Ctrl+Tabでウィンドウの切り替えをすることが多いのだが、デフォルトではアプリ単位の切り替えになっていて使いにくい。同じアプリで二つ以上ファイルを開いていると、まとめられてしまうのだ。
AlternateTabなし
AlternateTabを入れると、Windows同様、ウィンドウ単位にできる。
AlternateTabあり

Hide Top Bar
トップバーとは、スマホでいえば、一番上にある、電波の入り具合だの、バッテリーの残量だのを示すスペースである。僕はデスクトップで使っているので、なくてもいいぐらいなのだが、Gnomeのデフォルトではこれが鎮座ましましていてなんだか一行ムダな気がする。

Hide Top Barを入れると、普段隠しておいて、マウスカーソルを上に持っていった時だけ出てくるようにできる。

普段隠しておくとはいえ、デフォルトの状態ではトップバーがあまりに寂しいので、仮想デスクトップ切り替えのWorkspaceBar、天気が表示されるOpenWeather、プリンターインジケーターのPrinterを入れた。

他にもいくつか試してみたが、案の定バージョンの違いか、正常に動かなかったり、インストール自体できないものもあった。これだから拡張機能は嫌いだ。
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