ヤフオクに文房具を出品しているので、商品撮影が多くなった。

商品撮影なんて、一見簡単そうだが、光の加減で自分の影が写っちゃったり、逆にテカっちゃったり、バックにとんでもないものが写っちゃったりと意外と難しい。

畳の上に置いたりして「この生活感がいい」などと言い訳していたが、ヨメが「それどうなのよ」というので、フォトブース(フォトスタジオ)を買うことにした。商品撮影に生活感なんかいらないのである。

出品するついでにヤフオクで探したら中古で安く出ていたので、すぐ落札。実は初めての「買い」だった。今日、無事届いて開封。そのとたん四次元ポケットから出てくる秘密道具のように、バビュンと巨大化してびっくり。



さて、まずは試し撮りである。このように中に商品を入れる。まわりの布で光が拡散されて、影やテカリが無くなるという寸法。バックの布は白・黒・青・赤の四色が入っていた。赤を使うシチュエーションがよく分からないが、たぶん中国人が使うのだろう(中国の証明写真は赤バックが多い)。
フォトスブース(オープン)


光源はライトを持っていないので窓からの光である。順光にしなきゃいけないので、このまま撮ると光があたりすぎる。そこで、付属のカーテンみたいなのをかける。

フォトブース(クローズ)


これで、真ん中の穴からレンズを突っ込んで写真を撮るわけだが、今回はカトちゃんが少々小さいので、下の隙間から突っ込んで撮った。

言うまでもないが、左がフォトブースを使って撮った写真で、右が取り出して撮った写真である。作品としては右の方が哀愁を帯びていていいが、商品写真としては残念ながら左の方がずっといいのはいうまでもない。

カトちゃん(スタジオ)カトちゃん(直接)

※モデルのカトちゃん時計は、出品していません。

さて、しまいましょうと思ったのだが、何しろ中古なので説明書がない。確認しながら広げるつもりだったのだが、ケースを開けたとたんバビュン!とでかくなってしまったので、そんな余裕はなかったのである。

小一時間格闘したが、ネット検索したら幸い畳み方の動画があったので、一件落着。といってもコツがいるので、ビデオをみても30分ぐらいかかった。