瀬戸坂の窓から

コスモス法律事務所所属の弁護士の日々の生活

極寒の冬

皆さん,お久しぶりです。

新しい年を迎え,早くも1カ月が過ぎてしまいました。
もう1年の12分の1が過ぎたかと思うと恐ろしさも感じます。

最近の生活で特に感じることは,とにかく「寒いっ!!!」ということです。
思えば私が小学校の頃は,霜柱が立ったり,水たまりが凍ったり・・。
これらをバリバリを踏み割りながらよく登校していた記憶があります。
最近はそのようなことが少なくなったように思い,「地球温暖化の影響か?」などと勝手に連想していました。
が,今年の冬はその頃の寒さに戻ったようで,辛さと同時に懐かしさも感じたりしています。

ところで,若かりし学生時代,塾の先生から
「You might think today's some fish.」
という文章の意味を聞かれたことがあります。
直訳すると,「あなたは,今日の数匹の魚を思うかもしれない」???
突然意味を聞かれて私はチンプンカンプンでした。
皆さん,分かりますか?

 ・
 ・
 ・

結局その答えは,

「You might  think  today's some fish.」
       ↓
「ゆーまいと 思えど 今日の サム 魚」
       ↓
「言うまいと 思えど 今日の 寒さかな」とのこと。
あぁ・・なるほど。

くだらないといえばくだらないのですが,不思議と頭に残り,
今でも寒くなると思い出します。

寒さが厳しい分,暖かくなった時の喜びも大きいと思います。
風邪をひかないように,元気にこの冬を乗り越えたいものだと思います。
皆さんも,体調には気をつけてくださいね。














子どもに付けられる漢字(2)

前回お話したとおり,子に漢字で名前をつけようとすると,
常用漢字表及び別表第二に掲げられているものに限定されます。

ですから,それ以外の名前だと,戸籍法50条,同法施行規則60条に違反するとして,出生届は受理されないことになります。

では,絶対に受理されることはないのでしょうか・・?

この点,平成15年12月25日,最高裁(第三小法廷)で次の決定が出されました。

「(戸籍法施行規則60条が)社会通念上,常用平易であることが明らかな文字を子の名に用いることのできる文字として定めなかった場合には,法50条1項が許容していない文字使用の範囲の制限を加えたことになり,その限りにおいて,施行規則60条は,法による委任の趣旨を逸脱するものとして違法,無効と解すべきである。」

つまり,「社会通念上,常用平易であれば,規則に定められていない漢字でも,子の名として使用できる」ということです。

平成15年のクリスマスに,最高裁から子どもたち(親たち?)へのプレゼントが贈られたということでしょうか

実は,私も以前,この最高裁決定を盾に子の名を争うという事件に関わり,裁判所に名前を認めてもらったことがありますが,感慨深いものがありました

社会全体の方向性としては,今回の「常用漢字改定」のように,広く認められる傾向にはあると思います。
思い入れの強い名前であれば,簡単にあきらめずに一度,裁判所で認めてもらえるかどうか検討されるといいと思います。

子どもに付けられる漢字(1)

皆さん,今月末「新常用漢字表」の内閣告示がなされる,というニュースを聞いたことがありますか?

常用漢字とは,「使いやすい漢字の目安」として,1981年に内閣告示により定められたもので,旧文部省が定めた当用漢字の流れを汲むものです(ちなみに,私は小さい頃漢字だけに,「東洋漢字」と思っていました・・)。
今回の「新常用漢字」は,従来の常用漢字に196字を追加するという(5字は削除)大幅な改定になります。

では,常用漢字は私たちの生活にどのように関わってくるのでしょうか。
その一つに,「子の名に付けられる漢字」という問題があります。
法は,子どもの名前について次のとおり制限しています。


1.子の名には、常用平易な文字を用いなければならない(戸籍法50条1項)
          ↓
2.常用平易な文字の範囲は、法務省令で定める。(同条2項)
          ↓
     (これを受けて法務省が規則を制定)
          ↓
3.戸籍法50条2項の常用平易な文字は、次に掲げるものとする(戸籍法施行規則60条)
 ①常用漢字表に掲げる漢字
 ②別表第二に掲げる漢字
 ③片仮名又は平仮名(変体仮名を除く。)


ここで,常用漢字という言葉が出てきしたね。
つまり,子どもに付けられる漢字について,常用漢字が基準の一つとされているのです(ちなみに平仮名,カタカナだとどんな名前でもいいことになりますね♪)。
その意味で,今後子どもの名前をつけようとする人たちにとっては,常用漢字の改定は関係ある出来事ということになりますね。
最近は,子どもの名前に対する親の思い入れは強いものがあるようです。私が小さい頃に比べ,一見して読めないような名前も多くなっているように思います。

そこで,次回は,上記①〜③以外は,子どもの名前にはできないのか,という問題をテーマに書きたいと思います。





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