2007年01月18日

【LIVE】Trivium - 2007.1.15 at Duo Music Exchange

trivium_poster

フロリダ出身の「新世代メタル・メサイア」ことTrivium。彼らの記念すべき単独での初来日ツアーに参戦して来ました。
というわけで、2007年最初のライブ・レポートをお届けします。

開演30分前、会場である渋谷のDuo Music Exchangeに到着。ここは「Blue Note Tokyoのように食事を楽しみながら音楽を楽しむ大人のコンサート・プレイスを目指す」という、JamiroquaiJay Kayがプロデュースしたライブハウス。…そんなオシャレ路線まっしぐらの会場に、黒レザー&黒メタルTに身を包んだ屈強な男女がワラワラと大量集合する光景はどう考えても異様で(笑)、クラブ側のバイト君たちは明らかに引き気味。もちろん僕もとっくにSlayer Tシャツに着替え済みですが何か??
荷物をクロークに預けて入場し、ビール片手に良い気分で待っているうちに場内暗転。待ちに待った「生Trivium」のライブがスタートしました。

弱冠20歳のフロントマンMatthew Kiichi Heafy (vo,g)がステージに登場。半分日本人の血が流れ(山口県岩国市生まれだそうです)、日本のファンからは親しみを込めてファースト・ネームでなく「キイチ」と呼ばれることが多い彼。「スゴーイ!」だの「イッショニウタッテクレー!」だの覚えたて?の日本語MCを駆使しオーディエンスとの距離を一気に縮める彼のステージングは若さと勢い十分で好印象。テクニカルにギターを掻き鳴らしつつマイク・スタンドに向かって咆える姿はAlexi Laiho (Childlen Of Bodom)をも彷彿とさせます。

今回のライブ初体験で印象的だったのは、そのKiichi君がかなり「歌っていた」こと。いわゆる「デス声」をほぼ完全に排し、よく練られた歌メロをフィーチャーした普遍的で正統派なヘヴィ・メタル路線を強調していた最新作The Crusade(2006)からの楽曲はもちろんですが、比較的メロディック・デス的な要素が濃かった過去の楽曲を演る際も、曲によっては本来デス声シャウトだった箇所に若干のメロディー(音程)をつけて歌ってたりするんですな。当然、普通声(って表現もどうかと思うけど)のメロディック・パートは観客みんなで大合唱。もーどいつもこいつも、歌詞の隅々どころかハモリのコーラスまで全部覚えて最後まで歌える筋金入りのファンばかりで、こっちも嬉しくなってきます。

そして、この日最大のハイライトが訪れました。ライブ終盤、なんとMetallicaのカヴァー"Master Of Puppets"からTriviumの超代表曲"Anthem (We Are The Fire)"へ繋げるメドレーを披露!
何度か書いた気もしますが、前者は子供の頃の僕がメタルにハマるきっかけとなったMetallicaの最高傑作Master Of Puppets(1986)のタイトル・トラック。そして後者は、三十路を迎えメタルから離れつつあった僕を一気に「メタル馬鹿」に引き戻した2006年度No.1リピート・ソング。「Metallicaの後継者」とも呼ばれ、僕にメタルの魅力を再確認させてくれた彼らが、よりによってこの2曲を続けざまに演ってくれたわけですよ!当然周囲も激しく盛り上がりますが、思い入れが強いぶん個人的なボルテージはこの瞬間が最高潮。もう驚きやら嬉しさやらで訳わかんなくなって、近くにいる誰彼構わず肩組んで声枯れるまで熱唱するわモッシュ・ピットに何度も何度も飛び込んでもみくちゃになるわ、そりゃもう大暴れ。いやホンマ、年明け早々凄いモン観ちゃいましたわ。

メタルが好きで本当に良かった!と心の底から思えた最高の夜は、衝撃と感動と枯れた喉と首の筋肉痛を僕に残して更けていったのでした。

【SETLIST】
01. Intro
02. Entrance Of The Conflagration
03. Detonation
04. Like Light To The Flies
05. Drowned And Torn Asunder
06. To The Rats
07. Ignition
08. Tread The Floods
09. Ember To Inferno
10. Dying In Your Arms
11. A Gunshot To The Head Of Trepidation
12. Rain
13. Unrepentant
14. Master Of Puppets
15. Anthem (We Are The Fire)
16. Pull Harder On The Strings Of Your Martyr
17. Outro



Trivium『The Crusade』(2006)

yazlog at 23:13│Comments(4)TrackBack(1)この記事をクリップ!音楽 | - Live Report

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1. TRIVIUM@渋谷duo(1/15)  [ 轟音茶房 ]   2007年01月19日 00:16
新世代ヘヴィメタル・ヒーローとして期待が掛かるTRIVIUM、渋谷duoで観てき

この記事へのコメント

1. Posted by BarRamEwe   2007年01月19日 00:16
"Master Of Puppets"〜"Anthem"への流れは、ホント、しびれましたねぇ。
2. Posted by さくら   2007年01月19日 10:22
どんどん、yaz君がメタルの深みにはまっていく〜〜。

ちなみに関係ないけど、Trivium『The Crusade』のジャケット、かっこいいわ。
3. Posted by snoopy45   2007年01月19日 15:13
おー、なんだか読んでるだけで私も興奮した!!
まわりの観客もみんな同じくらいの思い入れがあると思うとなおさら嬉しいね♪ 楽しそうだ!! 偶然が呼ぶ思いがけない出来事は感動もひとしおだね☆ 今度私も聞いてみます♪
4. Posted by yaz@管理人   2007年01月19日 15:32
◆BarRamEweさん
メンバーも本当に楽しんでやってるのが伝わってきましたよね。カヴァーが一番盛り上がるってのも、本人達にとってはちょい微妙かも知れませんけど…。

◆さくらさん
このジャケットなんだろうね。日本人の血を引いてるメンバーがいるから、侍??
勢いでこのデザインのTシャツ買っちゃったけど、普段これで街歩くのはさすがにキツいのでライブ用ということで。

◆snoopy45さん
会場には若いのからおっちゃんまで色々いたけど、あのクライマックスは年代的に俺とだいたい同じかちょい上くらいの人達が一番盛り上がった瞬間だったんじゃないかな。妙な連帯感をビシビシと感じました(笑)

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yassan
都内の某企業に勤める会社員。
1976年生・男・B型。

音楽とスポーツと、映画と旅行と食い倒れと、その他いろいろでできています。
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