横浜で5月末に開催される第4回アフリカ開発会議を控え、外務事務次官の薮中三十二氏が5月13日(火)に本学カメリアホールで特別講演を行った。テーマは「TICAD 鶤とアフリカの現状 〜横浜から洞爺湖、そして世界へ〜」。200名近くの学生が16時30分から約1時間の講演に耳を傾けた。

 TICAD (Tokyo International Conference on African Development :アフリカ開発会議) は日本の主導で国連などと共に開催される政策フォーラムで、5年に1度の会議の第4回が今年5月28日から30日にかけて初めて横浜で行われる。
 アフリカ地域など100近い国々から1000名以上が参加を予定し、市政としても来年2009年の横浜開港150周年の記念事業の一環に位置づけられる会議だ。

 講演で薮中氏はHIV/エイズの感染や紛争などアフリカの現状を説明し、TICADから洞爺湖サミットに渡る日本の外交の意義を語った。講演を聞いた学生(政策経営コース3年 男)は「(同会議を)知る機会が無かったので、アフリカのことも含めて知ることが出来て良かった」と感想を話した。

 一方で、講演で見えない部分への疑問の声も残る。
「ODAの予算がどうしてそういう組み方になるのか、(アフリカの現状だけでなく)国内(の財政)に目を向けて欲しい」(国際総合科学部1年 女)。
「思ったより市大生がいなかった。興味がある人は多いはずなのに講演を知らない人も多かったのでは。もっと宣伝してほしかった」(国際総合科学部1年 女)。

 国際総合科学部が4期目になり、ヨコハマ起業戦略コース生など国際協力に興味が強い学生も多い。今回のような講演の機会に学生の声をいかに反映できるかが大学の対外的な交流の鍵になりそうだ。〈写真=カメリアホールにて。講演の様子〉
参加者数
一般(市民)59
学生209
56
324

【向井】