よいちゅうぶ

うるおいアーカイブス。

akiyoshi01
あの徹子さんがパイセンにお花を贈る。贈ることができる。もうその時点で、かなりグレイトな事態だと思うんですよ。演奏そのもの・お話(MC)・各種立ち居振る舞い、すべてが凛として素晴らしかったです。



ちなみに公演サブタイトルが「The Eternal Duo!」。ちなみに敏子さんが「米寿」、ルーが「喜寿」。ちなみにオープニングが毎度名刺代わりの神懸かり「Long Yellow Road」。余談ながらステージ上、そもそもルーに椅子など用意されておらず「立ちっぱ」、敏子さんもセトリ3曲目のルー・ソロの間はわざわざピアノ椅子から「直立」。もはや平均年齢値でローリング・ストーンズやキース・ジャレット・スタンダーズ・トリオですら生ぬるくなってしまう、その偉大なるエターナル指数には敬服せざるを得ません。



もちろん長い間ずっといつかは拝見したいと思っていたのですが、正直申しまして、ご病気されてもうピアノそのものを弾くコンディションにはないものと勝手に勘違い、決めつけておりまして。危うく貴重なチャンスを逃すところでした。セトリ4曲目のソロでは、現在の敏子さんが到達した「ザ・ヴィレッジ」。いまだ燃え盛る入魂の左手に感激しました。



「世界三大ルー」、それは、リード、大柴、そして、タバキン・・・などという拙ブログ的にクドすぎるくだりが無効化してしまうくらい、ミスター・タバキンのまだまだロリンズを彷彿とさせる熱い咆哮も特筆すべきです。御二人でオケの10倍は自由にやり合ってました。真面目に「白寿」、「米寿」での再降臨が待ちきれません。とにかく「エターナル」なんだから。

setlist.
1. Long Yellow Road 2. Tales of a Courtesan 3. Lew Tabackin Solo 4. Toshiko Akiyoshi Solo 5. Autumn Sea 6. Eulogy 7. Lady Liberty 8. Hope [enc] 1. 月の砂漠 2. Hangin' Loose

IMG_3151
とにかく心だけでも涼もう、と何も考えず念願のクラゲドリーム館へ。
IMG_3134
君たち最高だ。
IMG_3135
真のピースフル感。
IMG_3142
ドンウォリービーハッピー。
IMG_3147
She's like a rainbow.
IMG_3149
「鶴岡」は古くは「つるがおか」と呼ばれていて、ちなみに、近時甲子園で頑張る「鶴岡東高校」はその昔「鶴商学園」という絶妙な校名であったことを胸に刻みたい。
IMG_3125
そして、水族館屋上から眺める鳥海山の素晴らしさも銘記したい。
IMG_3157
(おそらく)クラゲ愛のあまりクラゲ並みに短命で素晴らしかった人たちのことを忘れないでいたい。



そして、例えばリバプールのストロベリー・フィールド現地で聴く「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」同様、ある意味加茂水族館現地でこそ聴くことを待望されてきた名曲のことも語り継いでおきたいです。



あとほんと今さらなんですけど、個人的に長年クラゲ以上に愛し続けてきたバッファロー・ドーターの名盤「ニュー・ロック」なんですけど、ほんとこうして曲に沁み入りつつ改めて名ジャケを眺めてみてるんですけど、これって、この「カッコイイ光」ってずっと信じてきたやつ、これひょっとしてクラゲとの高度なマリアージュじゃないですか?というか、もう完全にクラゲですよねこれって。こんな事実に今さら気付けて、私は今、おかげさまで完全に涼しく幸せです。

fujirock01
ギリギリになって月曜日に休暇を寄せられることが確定し、本当にギリギリで行ってきてしまいました。結局ゲート着は午後5時でしたが、全然問題ありません。YouTube生配信対象であることも知っていましたが、どうしても満足できません。チケット代、交通・宿泊費、休暇のすべてを新生ダーティー・プロジェクターズのライヴ1時間のためだけに注ぎ込んできましたが、この人たちに直接会えるなら後悔はございません。



ダープロを徹底的に観るために来たわけですから、時間的にはハシゴも可能なグリーンステージのボブ・ディランを完全スルー(申し訳ございません)という決断をして、ゲートイン後に即ステーキ丼+生ビールの行列へ、そしてステーキ丼を即食い終わった後さらに今度はクレープの大行列へチェックイン(申し訳ございません)という致し方ない迂回路を経て、今度こそ開演1時間40分前にレッドマーキーに直行。
fujirock02
とにかくこのためだけに来たわけですから、いつ以来かわからないレベルで久しぶりにかぶりつきへ突入。
fujirock03
幸い周りの若い人たちに恐ろしい目にあわされることはありませんでしたが、ダーティー・プロジェクターズの演奏が(予想以上に予想通り)完璧に恐ろしすぎて、おしっこを漏らしてしまいました。



なんなんでしょうかこの人たちは。限界を超えて感動させられるってのも結構困ります。



真面目な話をしますと、やはり今回の来日ライヴ最大の注目ポイントは、デイヴが心身ともにしっかり元気で吹っ切れているのか。そして、デイヴはどうしていつも才色兼備な女性を必ず3人集めたがるのか。



そもそも今回の3人娘は前回の3人娘よりできる子たちなのかどうか・・・などという疑念は、いつもの「お題」を余裕で期待値遥か上空飛行でクリアする結果により霧消してしまいました。



いくら全員ハイスペックすぎとはいえ、デイヴが歌のメインを譲る展開まであるとは驚きでしたが、それだけ現在のダーティー・プロジェクターズはいい意味で仲が良いのだと思います。めでたいことです。



そんなこともあってか、デイヴの音楽もより一層エネルギーと優しさに満ち溢れたものとなっている気がします。新作では新たなダープロ神アンセムも誕生しています。生で聴いたら心が震えました。



トータル1時間きっかり14曲。確実に最高でした。これまでの全ライヴ体験の中でも最高峰クラスでした。本当に新しく、より一層素晴らしい形で戻ってきてくれて、ありがとうダーティー・プロジェクターズ。ここまで感動させてくれて現時点でバンドとして特に言うことはないのだけれど、とりあえず現時点での私に残されたダープロに対する唯一の課題。それは、ケイト・ブランシェットさまの気品を彷彿とさせる新ギター・クールビューティー:マイア・フリードマン嬢、そしてペネロペ・クルス姫的ヘルシーな躍動感を誇る新鍵盤やんちゃ娘:クリスティン・スリップ嬢。まずは自分自身「どちら派」につくのかを再度しっかり考えて、今後いかにしっかりぶれずに愛しの領袖を想い続けていくことができるのか。そういう事なんだと感じています。
fujirock04
終演後、そんな重要課題に頭を悩ませ若干寝不足のまま今朝、ギリギリにもかかわらず救いの宿となったトラディショナルホテル早めのチェックアウト時。旅館のご主人が気を利かせて「ディランはいかがでしたか、お客様さぞ興奮なさったことでしょう。帰りもどうぞお気をつけて」と年齢層に合わせた巧みな接客をしてくださり、乗りたい新幹線まで正直あまり時間がなかったので「ディラン最高でした」と言って出てきてしまいました。本当に申し訳ございませんでした。

setlist.(←興奮のため一部順番に誤りの可能性あり)
1. I Found It In U 2. Break-Thru 3. What Is the Time 4. Cannibal Resource 5. No Intention 6. I Feel Energy 7. Beautiful Mother 8. Swing Lo Magellan 9. That's a Lifestyle 10. Cool Your Heart 11. Keep Your Name 12. Impregnable Question 13. Zombie Conqueror 14. Right Now

関連記事
TEMPO / Olga Bell
[Hostess Club Weekender] DIRTY PROJECTORS (13/02/03 Zepp DiverCity TOKYO)

goatgirl01
春に「床屋さんは大切だ」と申し上げて以来です。先日は後任の理容師さんに「色はいつもの感じでよろしいですよね」と散髪中ナチュラルに問われ、「色?」とは思ったものの、その完全にナチュラルな口調と流れに抗えず、仕方なく(むしろ堂々と)「お願いします」と言ったら人生初のヘナの白髪染めを入念に施され、いつもの感じの倍以上でお会計をフィニッシュしてきました。床屋さんにおける同調圧力に負けない芯の強さを体得すること、本当に大切だと思いました。

 

近頃は年齢のせいか、「本当に大切だ」と思えるような音楽もどんどん収斂してきているのが正直なところなんですが、このゴート・ガールはあまりに素晴らしい。平日夜に無理やり渋谷まで出かけてしまえるくらい大切です。

 

記念すべき初来日公演、演奏は上手だし、アンコールなしの正味わずか40分強。もはや気力体力的にライヴで1時間なんかとても立っていられない身としては最高のサイズ感、最高の心配り。



そんな敬老精神に満ち溢れた彼女たちのプロフィールやバックグラウンド等、何も知らずに渋谷くんだりまで出かけてしまい、そしていまだほぼ知らずにいますが、何も知らなくても全然問題ない、久しぶりに部屋でレコードを聴き込むだけで充分なレベルの音楽です。

 

終演後お腹が減ったので余韻に浸りながら適当に空いてるラーメン屋さんに入ったところ、全員「LOVEBITES」って書かれた黒Tシャツ着たおっさん8人くらいの集団にテーブル席で囲まれ、両サイドから「今日のライヴ最高だった乾杯」と熱く語り合う渦中に放り込まれました。世の中のバンド事情、当日の渋谷のライヴ事情、ある程度知っておくことも大切だと学びました。

barber01
こんにちは、春ですね。昨秋のトム・ペティさん突然の訃報以来、記事の流れ的には半年間ずっと悲しみに暮れ続けていたことになっている私ですが、年明け1月のフリート・フォクシーズ、2月のファーザー・ジョン・ミスティ、いずれもチケット確保で楽しみにしていたコンサートにすら行かなかった・・・という様々な悲しみをも包含しつつ生き続ける2018年春、皆様いかがお過ごしでしょうか。



人間どんなに悲しくたって、散髪は必要だし大切です。何事もすっきりせねばなりません。ちなみに「シャンプー・顔剃り・肩揉み」3点セット必須の私は生まれてこの方(古典的)理容室派なんですが、つい先日も、もう10年は世話になってる馴染みの好青年理容師さんに「いつもの感じで今日はほんの少し抑え目かつ清潔感アップで」「かしこまりました、今日は何か大事なご予定でも?」といった立て板に水な信頼関係でもって、大変グルーヴィーにカットマイヘアーしていただいたところです。

 

「いや大事な予定ってのはさ・・・」と大して大事でもない話をひとしきりし終わったら、「実は私も(もっと)大事なお話がございまして」「今日(今月)をもちまして、私、よだ様をカットユアヘアーするのは最後になります」「長い間本当にお世話になりました、ありがとうございました」の3連打が・・・え?安心して任せられる人ってそうそういないし、真面目に今後の生活的に困るんですけど・・・何気にここへ来て一番悲しい事案が。

 

10年も付き合ってきたので折に触れて伺ってはいましたが、某地元密着型ヘアサロンの本店店長にまで実力をつけてきた彼も、いよいよ独立して故郷で自らのお店を持つ時がやってきたのです。ちょうどまだサブの身でシャンプー&ブロー、カミソリだけだった彼が、初めてハサミを持って「失礼します」と私の背後に立った日。「ついにデビュー?この子ちゃんと切ってくれるんだろうか・・・」と若干不安に思った瞬間、今でも覚えてます。以来10年、ずっときっちり散髪し続けてくれて、本当にありがとうございました。技量も話題もトークも、素晴らしい理容師さんでした。お別れは寂しいし残念だけど、独立、心からおめでとうございます。ゆっくりあわてず、是非いい床屋さんを作り上げていってください。

このページのトップヘ