YELLOW?YELLOW KIOSK!

いらっしゃいませ。黒木陽子の日記と芝居とおすすめのBlogです。

こみねっとさんのプロデュース公演『もえぎ』の稽古でした。

FullSizeRender
俺はいいから逃げろ!のシーン

公演情報こちら
https://lhx23.linkclub.jp/kominet.net/produce/moegi2021.html


あー楽しい。稽古がイキイキしていて、毎回発見があり、楽しいです。(私の作業が追いついていない感じで申し訳ないですが。)

昨年演出した作品『碧に萌えよ』をリライトしまして45分にまとめたのですが…。

やりやすい…全体像がハッキリくっきり見えて去年の五里霧中感とは大違いなのです。

同じくこみねっとさんの学校公演『おさんきつね』も45分作品で演出を担当しているのですが、この作品もすごく好きで。

つくづく、わたしの頭の中は45分くらいのものが一番しっくりじっくり作れるなぁ…。

と、感じております。

長い作品を作る人は本当にすごいというか、なんか、たぶん、やり方が違うんだろうなぁ〜。

削ぎ落としてシンプルにしたからこそ、詰め込みたいことが次々と湧いてくるような。

長い作品の場合は、そのシンプルを積み重ねて長くしていくんでしょうか。それとも、シンプルの中のモチーフを長くするのかな。どうなんでしょうか…。
(作品によるんでしょうけど)

長いお芝居を見たくなっております。







昨日、高校生の授業にお邪魔しまして、
今の気持ちマップをしたのです。
「今行きたいところ」だったら、教室の縦軸を<過去>→<未来>、横軸を<近く>→<遠く>にして、今の自分がどこに行きたいか考えて動く。
「今のお疲れ度」とか「現在地から家まで」とか、お題はなんでもよい。


そして、自分はどうだろうか…と考えたときに、意外や意外「未来」の「遠く」でしたのです。
こんなに出不精なのに…。

やりたい世界をお芝居にできて、
愉快な人と共演もしてきたし、
いまさら満員の球場で雨の中歌いたい!ということもなく(リハーサルが大変そうだ)

あんまり悔いのない人生をありがたいことに送っており。
(自分の子どもが欲しかったなぁとふんわり思うけど、まあそれは自分だけではできないことだし、死んでも死にきれん!というほどではない。)

今「やってない!」と感じるのは…
・猫を飼うこと
・海外旅行に行くこと
だな、と、はっきり感じたのでした。

ヨーロッパに行きたい。
アフリカにも行ってみたい。
どきどきしながら、鞄をしっかり抱えて、街角のカフェ的なところでぼんやり(しかし鞄はしっかり握り)
違う文化の人たちの知らない言葉に耳を傾けたいな。

お気に入りの食べ物を見つけて、そればかり食べたい。

21B59C24-03D6-46F1-8D72-668A5687002E
九州ツアーの時の。長崎の海。

アルカディアのオンライン打ち上げをしました!
FullSizeRender
川崎さんが撮ってくれた写真


そこで、ふと「どんなアニメを見てましたか?」みたいな話になりました。

当たり前なんですが、20代の方が出す作品、30代の方が出す作品、そして私がリアルタイムで見てきたもの、それぞれ世代ごとに見てるものが違っておりまして。

そこで出てくる作品たちが、まるで国語の便覧を読んでいる時の、
「あータイトルと概要は知ってるかも、、、見たことないけど…」

みたいな感じが蘇ってきて、たいそう楽しかったのです。

そこでふと、「教養ってこういうことかもなー」と、思ったのでした。

教養って、過去の名作を読んだり見たりして得られるもの、みたいに思っていたんですが、違うんですね。

教養って、いろんな世代と話すためのものだったんだな…。

わたしには「流行り物は一応押さえておくか…」みたいなミーハー心がいつまでもありまして、いい歳なんだから流行追わずに過去の名作をちゃんと押さえろよ…!と自分を戒める声が聞こえると恥ずかしかったのですが。

教養は過去だけじゃあ無いんだね。未来へも繋がっていたのですね…。

ちょっぴり自分のミーハー心が報われたような、そんな気がしたのでした。(話せるほどは知らないが)

とはいえ、自分より上の世代の教養がほんまにないので、そこは、まあ、あれですね。気が向いたら。過去の名作にも触れていこうか…。
気が向いたら…。

へとへとです。

同時並行している作品が5つあり、さらにいろんな新規ワークショップもあり、衣装で考えなければならないこと、Webサイト、チラシ、事業の制作進行があり、、、

書いていて思ったけれど、こんなん、へとへとになるに決まっているじゃないか!そうか。そりゃそうだ。なんかホッとした。

昨日、ゴドーを待ちたかったでお世話になった
田川徳子さんの8月毎日生配信YouTubeの最終日ライブを拝見した。
単純に「すげーな、さすが田川ちゃんだな!」と思って見てたんだけど、元気印だと勝手にイメージしていた田川ちゃんでも、いろいろ情緒が揺れることもあるようで・・・。
そのことを生放送でちゃんと話していて、いやね、わたしは本当に「そうだよな、そういうの出していこうぜ!」と、強く思ったんですよ。

励まされた。

渡辺美里の歌で
まわりのみんなとても強く見える時にも
涙こらえてみんなきっと強がってるだけさ
っていうのがあるんですが。
ほんと、それ。それや。それやなぁ。
泣いたっていいじゃない ハートは石でもガラスでもない
そうなんよ、そう。泣いたっていいじゃない。
へとへとでもいいじゃない。私は石でもガラスでもない!そうでしょ、みさっちゃん!!


と、今日はそんな一日だったのです。
ありがたいことに、ひとつひとつは有意義で楽しくやらせていただいております。

ひとつひとつをありがたく受け止めていくしかない…!

頑張ろう…。


劇団衛星『珠光の庵』の英語版を再配信の関連企画として、今日は川南恵さんを交えたオンライントークを配信しました!
IMG_9267
海外公演について語る面々


劇団で海外に行こうと思ったら大変で、
「お茶碗割れんように運ばなければ!とか衣装のアイロン…電圧が違うんじゃないか!釜も!それより何より渡航費滞在費、あ、あと集客はどうなんのよ、うへー」
と、大変さの方ばかり考える人間ゆえ、正直なところ、億劫な気持ちが勝っておりました。

でも、いろいろお話を聞いて、川南さんの教え子の方の活動などを見せていただいて、特に現地のお客さんのがニコニコと観劇している様子を見て、心が軽くなったのでした。

「公演」を想像する時に見えるイメージ、人によって違うのでしょうけれども、私は


・舞台写真
・舞台袖(舞台裏。搬入搬出仕込みバラシ含む)
・舞台を観ているお客さん

のなかで、お客さんを想像すると心が落ち着くんだな、たぶん。

「海外公演!」では想像力がよく働かなくて、「海外に住む人に演劇を届ける活動」と言い換えてはじめてようやく「ええなあ!」と思えるのだなぁ…

と、そんなことを感じました。

↓配信は9/13の21:00まで。オンライントークもアーカイブでこの日まで見られます!

本日誕生日を迎えまして44歳になりました。
IMG_9054
友達とリアルで集まろうか!と2ヶ月前くらいに言っていたのですがお流れに。

洗濯したいものを洗濯して、銀行口座にお金を入れて、のんびり動画をみて、お寿司を食べて、キッチンを磨いて、と理想的なオフの日でございます。

ありがたいことですなぁ。


「言葉で考えた目標や抱負を実現したことは経験上ないので、数字で目標を立てよう!」
というのが44歳の実験です。

IMG_9214
昨日今日とちょいと体調が悪いです。

公演疲れか夏を惜しんでいるのか、本格的に約束と謝罪と反省の時期がやってくる恐怖なのか、はたまた天気の問題か。
対策を立てるべく、自分を観察してみると…
だいたい食後に胃腸が主張し始めてジワジワと体から気力を吸い取っていくような感じがする。
なもので、原因としては以下が考えられるのではないか。

1・血糖値とやらの問題
2・胃腸が弱っている
3・交感神経とやらが副交感神経とやらと入れ替わっていない

朝食後に今日はもうダメだ…と思うけれども職場に行って人と話すと元気になったりするので、3の交感神経とやらの仕業の可能性が高いとみた。

とりあえず明日からは朝起きてご飯を食べたらたら動的ストレッチをしてみるという人体実験をしてみようと思います。

自分への実験大好き。
倫理審査も必要ないし、論文や報告書を書いたり、実験条件を厳密に整える必要もないし、期待する結果が出なかったり途中でやめたり、なんならズルしたとしても、なんの問題もないので楽しい。
(お金がもらえない!ということもないし、存在意義の危機やら自己否定に陥るなんてこともないもんな。)

明日が来るのが楽しみだなぁ。

IMG_9188

IMG_9190
(撮影:北川啓太)

​ご来場いただいた皆様、気にかけていただいた皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。終演いたしました!

あまりご一緒したことの無い方々と共演できるのは本当にありがたい。
私のような役者でも長く続けていると、こんな素敵な皆様と同じ板の上に立たせてもらえるんだなぁと強く感じましたです。

さて。
と、そんなことをつぶやいたりして、翻訳劇ってなんなんだと思いながら「もう、うんざり!」と実感を込めてセリフを言ったりしていたのですが。

ふと、日本の話芸について私は全然勉強が足りないなと思ったのでした。

昔お世話になった落語家の方が観に来てくださって、ふと落語のことを思い出すという不勉強ぶり。

落語のスピードか…

わたしなんぞが落語に手を出したらいけねえとずっと思っていたのですが。
(勉強することも多そうだし、視覚優位な性質だしなー…と二の足三の足をふみふみしているうちに、気がつくと見えなくなっていたのです)

やるか…。

やるのか?どうだろうか。

IMG_9147
舞台袖の写真。
舞台裏が好きだ!


4月から準備を進めてきました『アルカディア』もいよいよ明日初日です!IMG_8327

カメさん「…。」

IMG_9138
わたしはカメさんとは、ほぼからみません!

やればやるほど「これは、こういう意味か!」というのが次々出てきて、本当に面白い戯曲です。

IMG_9142
人も心も思想も出会いによって変わるし、変わってしまったものは時間と同じように戻らない。だけど、カメさんと芸術は時間を超えられる!

…ということをこの戯曲では言いたいんじゃあなかろうか…と今日は感じましたよ。

それを演劇で反復して繰り返すってなんだかおかしいなぁ。
IMG_9143
くだらなくて儚い営みだ。
粛々とやっていこう。

KAIKAで最後の通し稽古をしました。
感想↓

道を例えに出したのですが。


つい先日とある打ち合わせで、本業とは別で能のお稽古を続けている方とお話をした時に
上手くなりたいという気持ちでやっているわけでは無いんです。
自分にとって能とは何かを知りたくて続けています
という言葉を聞いた時にたまげたのです。
「う、上手くなりたいという気持ちしかわたしにはないぞう!」
って。


そして、
「“道”やな…」
と感じたんです。

Twitterでは自然に稽古してシーンが固まっていくけど固まるからこそ舞台上で自由に瞬間を生きていける、それを道に例えてしまったけど。

その道と、上の追求する道とは、同じものなのかな。

それは知らんけど。

IMG_9067
元気な植物なんかとは違う、儚いもんや。
道やなぁ。


このページのトップヘ