2005年11月30日

親父に感謝

こんにちは。中川です。

文庫OFFで、トラックバックキャンペーン第2弾が実施中!
詳しくは、こちら
豪華賞品が当たります!

さて、今日はキャリナビの取材記事を載せようと思っていたのですが、どうもうまく表示されないので、延期します。

11月も今日で終わりです。
あっというまに、1年が終わってしまいますね。

今日は、三軒茶屋店で初めて私が店長をやらせて頂いていた、2000年の冬の話です。

当時ブックオフは、今まで以上に出店ラッシュでした。

目白、駒沢、大井町、川崎、阿佐ヶ谷、練馬、池袋、五反田、中目黒、原宿・・・

現在都内にある大型店は、この年に多くが出来ています。

激しかった。

そんな中、いそがしさにかまけて、家族や友達と全く連絡を取っていませんでした。

そんな11月のある日の夕方。

突然、お店に親父が来たのです。

それも仕事を休んで、はるばる広島から新幹線に乗って。

父「話がある。」

動揺する私。

私「な・・、何?いきなり来ないでよ。カギ渡すから、とりあえず家で待っててよ」

こわい顔でカギを受け取り、親父は私の家に。

・・・

その日は、早く家に帰り、親父と話す事に。

父「店長という仕事はやめてくれ。学生らしい生活を送ってくれ。」

私「それはできない。俺がやりたくて、やってるんだから。」

父「このままだと、絶対に体こわすぞ。もともと正道は小さい時から体があまり強くないんだから。」

私「それは分かってるけど。でも、やりたいんだ。」

父「正道の体が心配なんだ。」

・・・・

延々と話すが、折り合いがつかず、朝の6時。

私「俺、今日は原宿店の搬入(新しいお店に、商品の入った段ボールを一気に運び入れる作業)があるから、もうでなきゃいけないんだ。」

そして、私は親父を置いて、仕事に行きました。

・・・・

仕事を終え、私が夜遅く帰って来ると、一通の手紙が置いてありました。

そこには、私が生まれてから20年間の、親父の想いが書きつづってありました。

私が生まれたときのこと
私が小さい頃、病気で入院していたときのこと
お母さんのこと
そして、今の私を見て思うこと・・・

その手紙を読んで、ボロボロと涙が出ました。
本当に申し訳なかったと思いました。
親父が、心から私を愛してくれている事を感じました。

私の体は私だけの物ではなく、たくさんの人たちにとって大切な物であることを知りました。

その後、私は考え方を大きく変え、自分の働き方を変えました。
仕事にメリハリをつけ、きちんと休む時には休むように(なかなかそうもいかないですが)今はしてます。
そして、周りの仲間に素直に力を借りる事が出来るようになりました。

今こうして、元気に働くことが出来ているのも、親父のおかげだと思います。

感謝しています

ありがとうございます。

Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 歌バカ (初回生産限定盤DVD付)

早くも200万枚突破と、バカ売れしているそうです。
私も欲しいです。



この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
久しぶりにこのブログを読ませていただき、
私も遠い実家の母のことを思い出しました。
今は1年に一度帰省するだけで、連絡もほとんどしませんが
たまに電話をすると、やはり身体のことばかり心配してくれます。
本当は、こちらが親の身体の心配をする番なのですがね。

今は自分が健康で、精一杯自分らしく生きていく事が親孝行だと思うことにしています。

これから、年末に向けて、仕事もさらに忙しくなる時期ですね。
お互い、あまり無理せず、がんばりましょう!!
Posted by ちはりん at 2005年12月05日 09:06
ちはりんさん

コメントありがとうございます。
そうですよね。

本当はこちらが親の体を心配する番ですよね。

時間を大切にして、体に気をつけてがんばっていきましょう。
Posted by nakagawa at 2005年12月06日 15:43