こんにちは。中川です。
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さて、今日はキャリナビの取材記事を載せようと思っていたのですが、どうもうまく表示されないので、延期します。
11月も今日で終わりです。
あっというまに、1年が終わってしまいますね。
今日は、三軒茶屋店で初めて私が店長をやらせて頂いていた、2000年の冬の話です。
当時ブックオフは、今まで以上に出店ラッシュでした。
目白、駒沢、大井町、川崎、阿佐ヶ谷、練馬、池袋、五反田、中目黒、原宿・・・
現在都内にある大型店は、この年に多くが出来ています。
激しかった。
そんな中、いそがしさにかまけて、家族や友達と全く連絡を取っていませんでした。
そんな11月のある日の夕方。
突然、お店に親父が来たのです。
それも仕事を休んで、はるばる広島から新幹線に乗って。
父「話がある。」
動揺する私。
私「な・・、何?いきなり来ないでよ。カギ渡すから、とりあえず家で待っててよ」
こわい顔でカギを受け取り、親父は私の家に。
・・・
その日は、早く家に帰り、親父と話す事に。
父「店長という仕事はやめてくれ。学生らしい生活を送ってくれ。」
私「それはできない。俺がやりたくて、やってるんだから。」
父「このままだと、絶対に体こわすぞ。もともと正道は小さい時から体があまり強くないんだから。」
私「それは分かってるけど。でも、やりたいんだ。」
父「正道の体が心配なんだ。」
・・・・
延々と話すが、折り合いがつかず、朝の6時。
私「俺、今日は原宿店の搬入(新しいお店に、商品の入った段ボールを一気に運び入れる作業)があるから、もうでなきゃいけないんだ。」
そして、私は親父を置いて、仕事に行きました。
・・・・
仕事を終え、私が夜遅く帰って来ると、一通の手紙が置いてありました。
そこには、私が生まれてから20年間の、親父の想いが書きつづってありました。
私が生まれたときのこと
私が小さい頃、病気で入院していたときのこと
お母さんのこと
そして、今の私を見て思うこと・・・
その手紙を読んで、ボロボロと涙が出ました。
本当に申し訳なかったと思いました。
親父が、心から私を愛してくれている事を感じました。
私の体は私だけの物ではなく、たくさんの人たちにとって大切な物であることを知りました。
その後、私は考え方を大きく変え、自分の働き方を変えました。
仕事にメリハリをつけ、きちんと休む時には休むように(なかなかそうもいかないですが)今はしてます。
そして、周りの仲間に素直に力を借りる事が出来るようになりました。
今こうして、元気に働くことが出来ているのも、親父のおかげだと思います。
感謝しています
ありがとうございます。
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早くも200万枚突破と、バカ売れしているそうです。
私も欲しいです。