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January 24, 2013

ホートン・プレインズって、もうホートンに……?!


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今年はもう少し頻繁にブログを更新したい…と思いながらも気づけばもう1月下旬となってしまいました。既に数ヶ月前の話題ですが、友人一家に誘われてホートン・プレインズに出かけたときの事をアップしておきましょう。

ホートン・プレインズは、標高約2000メートルのところにある高原で、国立公園として政府が管理しています。今回、私たちはこの国立公園内にある政府運営のバンガローに2泊してきたのですが、さて、冒頭のホートン・プレインズでの写真、おかしな点がいくつかあることにお気づきでしょうか?

さ、ここでちょっと間違い探し。

間違い、その1)イケメンなはずの息子がヘン顔!!

はい、これはさらっとスルーして、

間違い、その2)子供たちのたちの背後に、不思議な生き物が。

はい、この生き物はここホートン・プレインズに生息するサンバーという鹿です。

間違い、その3)さらにその鹿の角にカラスがとまっている!

はい、よく気がつきましたね。
私たちがゆっくりと車を走らせていると、道ばたにサンバーがまるで置物のように静かにたたずんでおり、近づいてもピクリともしない。これは絶好のシャッターチャンス!と思ってさらに徒歩で近づいて行くと、なんとその時、一羽のカラスがひらりとサンバーの角に舞い降りたのですよ。

もう、あり得ないこの不思議な光景に大人は大興奮。子供たちはと言えば、ご覧の通りうちの息子などまったくサンバーには目もくれずにヘン顔をして遊んでいた次第なのですが。

番外編)
息子が妙に着膨れしている。

そうなのですよ。ここは標高2000メートル、ホートン・プレインズって、

ホーーーーートン寒い!!んです
(↑ はい、これがタイトルから引っ張った今日のオチ。
こんなつまらぬダジャレで申し訳ないのですが、どうもまだ調子が出きってないようです)。

この旅に出る前から寒さについて予め予想はしていたのですが、普段常夏エリアで生活しているため、防寒着になるようなものはすべて日本に置いております(ちなみに私はここスリランカでは靴下すら持っておりません)。そんな次第で予想できる寒さに備えたくとも服がない!そこで友人に借りたこの緑のトレーナーの下、とりあえず着せられるだけの服を着せた次第。確か息子、6枚くらい重ね着していたはず。そりゃ着膨れもしますわな(ちなみに私はなにせ靴下もないので、この寒風吹きすさぶ中、素足にサンダルでしたよ)。


さてと、早々に今日のオチが出たところで、次の画像に移りましょう。

おや?子供たちの背後のサンバーさん、ま〜だじっとたたずんでいますね。

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ここまで出来過ぎだと、やはりこれは置物かもしれません。
野生動物とこんなに近距離で記念撮影できるなんて怪しすぎます。

いやいや、実はこの画像、ぜ〜んぶ作り物、Gデザイナー時代に鍛えたフォトショのレタッチ技術を駆使してちょいちょいっと加工したウソ画像なんですよ〜〜〜と言ったら信じる人もいるでしょうかね。

ともあれ、目撃した全員が、なんだか呆気にとられたこの置物のようなサンバーですが、一通りこの野生動物、いや野生置物との遭遇を楽しんだあとは、ひとまずまた車ででその場を後にしました。
その後再び同じ場所に戻って来た時にはもう見当たらず、ああ、置物のように見えたサンバーは、やはり生き物だったのね、と納得。

そして夕暮れが近づいた頃、別の場所で雌サンバーの群れを発見して車を止めて観察していたところ……、

おや?一匹の雄サンバーが近づいて来る!!

1おお!!
このすーっと伸びた角、これはもしや、あの置物サンバーでは?

またしても我々が呆気にとられてその雄サンバーを見ていると、怖がる事もなくずんずんと車に近づいてきますよ。
そして挙げ句の果てには、「なんかちょーだい!」とばかり、車の窓をペロペロ舐めて食べ物を催促するではありませんか!!

手つかずの自然にたたずむ孤高の野生サンバーかと思いきや、実はすっかり人間に手名付けられてしまっていたのでした。





さらに追い打ちをかけるように、この旅行から戻ってホートン・プレインズについて調べていたところ、訪れた方のブログにもまったく同じサンバーの画像があるのを発見した次第。

いっそのこと、ホートン・プレインズの看板サンバー「サンバー君」と名付けたくなってしまいましたよ。

とはいえ、ここホートン・プレインズ、夕方になれば公園内のバンガローの宿泊客以外は一般の観光客は公園内にはいられませんし、その時間になると空は雲で覆われ、聞こえてくるのは激しい風の音のみ。

子供たちはしっかりと着膨れしているので風などなんのその!と、はしゃぎながら高原をひた走っておりますが、


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やはりここは人間の生活圏からは遠く離れた場所。
人間の営みの音が聞こえて来ない、ある種ピンと張りつめた空気がなんとも心地よい。

そしてホートン・プレインズ独特の植生で、日没後にはこんな幻想的な風景が見られました。

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こちらはさきほどのホートン・プレインズの看板サンバー「ホートン君」ではなく、おそらく人には慣れていないであろう野生のサンバー。我々を警戒しつつ、静かにたたずんでおりました。

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どこか神々しい感じもして、こうしてみるとかなり絵になりますね。


この公園内のバンガローは、ソーラーパワーのホットシャワーはあるものの、暖房設備がありません。私たちが泊まったのはかつての植民地時代にイギリス人が住んでいた住居を改装したもので、当時使われていた暖炉も残っているのですが、現在は二酸化炭素排出規制があって使う事はできません。
よって、日が暮れると寒い寒い!!食事を作ってくれたスタッフによれば一番寒いのは1月頃だそうで我々が泊まった9月はまだ暖かい方なんだそうですが、熱帯のコロンボ近郊から来たものにとっては相当堪える寒さでした。

それでも、美しい自然の風景に触れられて、充分にリフレッシュできました。
幼児連れ、しかも天気に恵まれなかったため、徒歩で向かわねばならない断崖絶壁のワールズエンドは諦めましたが、バンガローに泊まった翌朝の、人工的な物音がまったくしない中での息子と二人きりの散歩は、しっかりと胸に刻まれました。

* * *

さてさて、このホートン・プレインズへの旅の途中で、アジアで一番車窓からの眺めが美しいといわるスリランカ高地を走る列車、ウダラタ・マニケを目撃してしまった私、その瞬間、脳内にループしはじめた「世界の車窓から」のテーマにのって、スリランカ鉄道の熱に火がついてしまいました。

そんな次第で、どうしてもあのウダラタ・マニケに乗ってみたい!と(息子よりも)強く熱望する私の要望で、来週、しばしスリランカ高地の旅に出かけてきます!

私のワガママに巻き込まれたのは我が母。そして日本からスリランカまでの飛行機の一人旅が不安という母に巻き込まれたのは、母の大学時代からの友人でスリランカは初めてというIさん。このご高齢(おっと失礼)古希コンビ(いや、これも失礼ですね)と私と息子の計4人で、かつてのセレ部旅とは対極の、かな〜りベタな旅行をしてこようと思います。

否否期の息子にどれだけ振り回されるのかやや恐ろしくもありますが、また戻ったら、旅の様子をアップしたいと思います!


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January 01, 2013

2013年、あけましておめでとうございます!

2013


2013年があけました!

昨年は、なんと一度もブログを更新しておりませんでした。
1年と約3ヶ月ぶりの更新となりますが、その間、思い出して訪ねてくださったみなさん、コメント欄から暖かいお言葉をくださったみなさん、そして新たにスリランカと出会われこのブログにたどり着きお読みくださったみなさん、旧年中はどうもありがとうございました。

今年も恐らく相当不定期な更新になるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。


日々の出来事は、手軽に更新できるTwitterでつぶやいておりましたが、ざっとこの1年ちょっとを振り返りますと、息子は2歳5ヶ月になり、反抗期ーーなぜか息子は「イヤ」と言わずに「イナ」と言うので我が家では否否(イナイナ)期とよんでおりますがーーまっただ中、自我も強いがありがたいことに身体も強く、ブログを放置していた間に病院のお世話になったのは1歳半で発熱したたった一度きり、働く老母の強い味方(?)、本当にその点はとてもとても助かっております。

父親は誰もが「無口」というくらい静かだったし、母親の私もあまりおしゃべりな方ではありませんが、一体誰に似たのか(隔世遺伝でうちの父……?汗)、お願い、ちょっと黙ってて!と言いたくなるほどウチではおしゃべり(しかも声がデカい……これも父親とは正反対)で、頭の中はほぼ「乗り物」で独占され、この世で一番恐いものは「牛」と「ブレンダー」という、まあ標準的(?)な2歳男児という感じでしょうか。

一昨年に引っ越した新しい住処の隣はなんと幼稚園。息子は毎日、ガラス越しに園を覗き込み、教えてもいないのにシンハラ語の歌を覚え(笑)、踊りのクラスを凝視しているおかげで「ワン、トゥー、スリー、フォー」なんて言ったりしております。これも、仕事を理由にあまり息子をかまってやれない母にとってはありがたい限り。この調子なら、一年後を予定している初登園もきっとスムーズに行くことでしょう(笑)。

猫の額どころか庭と呼べるスペースがまったくない我が家ですが、代わりに目の前にはその幼稚園の園長先生宅の見事な英国式庭園が広がり、ともすればうら寂しくなってしまう未亡人母子家庭生活も、この庭園のお陰で毎日さわやかにスタートできています。本当にこの住環境には、日々、特に精神面で助けられることが多く、息子は義姉や工場スタッフ、そしてご近所さんたちにかわいがられて救われているなあと思います。

そうですねぇ〜、オットのことを考えない日は一日たりともありませんけどね、泣き暮らしていた日々は気づけば過去のことになりました。
長いこと先のことなど全く考えられず(考えると不安で押しつぶされそうになりましたしね)、とにかく目の前のことを一つ一つ、毎日必死に進んで来た感じですが、気づけば良い家族、隣人たち、そして友人たちに囲まれ支えられて、「あれ?なんだかこの生活、結構楽しいぞ」なんて思える瞬間が、今では沢山あります。

そしてそれもこれも、やはりオットとの出会いがあったからこそ、そしてそれはこの先にもずっとずっとつながっていく財産だなと感じています。

まるで、オットがいつも私と息子が歩く数歩先をホウキでちょいちょいっと掃除をしてくれて、大きな石をとりのぞき、躓いても小さな怪我ですむ程度の小石に置き換えたり、膝上までズブっとはまりそうな大穴をせっせと埋めて小穴くらいにしておいてくれたり、時々はきれいな花など植えてくれたり……。なんだかそんな、オット独特のものだったほんのり暖かでさり気ないもの、「気配」よりももっと曖昧な、ふわっとしたほんのわずかなそよ風のようなものを、今でも感じる瞬間があります。
ハハハ、きれいにまとめ過ぎですが(笑)、逝ってしまった人はいつまでも美しいまま、時が過ぎるにつれてさらに美しさを増すばかり。オットからのわずかな風を感じる瞬間は、私にとっての宝物です。

というわけで、現実的には決してきれい事ばかりではないこの世の中ですが、それでもやはりスリランカでのきれいなこともきれいでないことも、私は充分に楽しんでいるんだなあと、この新年にあらためて振り返って思います。
そして私も息子も、そしてかつてこのブログに登場した(させられた?)スリランカ家族たちも、みな元気に暮らしていることを、2013年の元旦にみなさんにご報告できて幸せに思える自分がいて、それもまたさらに幸せなことだと思う次第です(しつこいな・笑)。

久しぶりにブログという形で長文をしたため、まとまりがなくなってしまいましたが、今後も折々に近況などご報告していけたらと思います。

あらためて、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2013年の皆さんのご多幸を、スリランカよりお祈りいたします!


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August 30, 2011

スッキリ一時帰国。


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最近はすっかり月いちペースの更新になってしまっております。

もっと早く近況をお伝えしたかったのですが、いや〜、新居が思った以上に居心地が良く、そしてそれなりに忙しくしておりまして、気づけば8月ももう終わりとなってしまいました。

オットのダーネのこと、引っ越しの顛末、息子の一歳の誕生日、息子のタコ顔(ツイッターをご覧の方はご存知ですよね・笑)などなど、お伝えしたいネタはモリモリなのですが、引っ越しで身辺が落ち着いたこともあって、前回の一時帰国で残して来た荷物を取りに、ちょっと一時帰国をしてこようと思います。

気づけばオットが亡くなってからそろそろ半年、先日ようやく諸々の手続きがほぼ9割方完了し、オットがらみの手続きだけではなくて、他にもいろいろなことがす〜っとうまくまとまって、今回、とてもすっきりとした気持ちで日本に帰ることができそうです。

不謹慎かもしれませんが、残していく人がいないというのは本当に気楽でいいですね。今までの一時帰国では、どこかオットに申し訳ない気持ちで後ろ髪を引かれながらの帰国でしたけど、もうそういう思いをしなくて良いのだと思うと、なんだか清々しいです。未亡人ってのも、案外悪くないじゃない、なんて強がり半分、本気半分で思ったり。


あ、そうそう、写真のご説明を。
このブログを通じて知り合った美味しいもの好き、スリランカ料理好きのFさんが、引っ越し直後の我が家に遊びに来てくださった時のものです。

Fさんのデジカメに興味津々の息子。
「ねえ撮ってよ」、と迫ります。

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撮ってもらった後には、
「ねえ見せてよ」、と詰め寄る、カメラ奪い取る。

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「ひひひ、よく撮れてんな」、とニマリ。

まあ、単なる息子自慢ですな。
ご協力いただいたFさん、ありがとうございました。

では珍しく今日はサラリとこのくらいにして、次回は日本から、更新できるかな?


yesterday_ito at 22:06|PermalinkComments(64)TrackBack(0)

July 19, 2011

ゴールで食す、キャンディ名物パニワラル


no title


現在、引越に備えて荷造りの真っ最中ではありますが、このあたりで一本アップしておこうかと思います。

新居はなんと電話線がなく、まだインターネット常時接続の目処がたっておりません。セレ部さまの置き土産のモバイルモデムがあるから当座はなんとかなるだろうと思っておりますが、ひょっとすると、2ヶ月近くもネット難民になってしまった以前の引越と同じ事態もあり得るわけで。


さてさて、今日お送りする話題は、ちょっと楽しげな食べ物に関するもの。

まずは登場人物をご紹介しましょう。
キャンディに住む義弟サミーラの妻、マルカ。ナターリの母と言えば分かりやすいでしょうか。

写真はこちら  ↓(左から二人目)。


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※すみません、死んだ人間の写真など見たくない方もいるかもしれませんけどね、まあ、ネタがつきるまで、気が済むまでオットとの思い出を垂れ流させてください。



そしてもう一人、私たちがヌワラ・アンティと呼んでいるマルカのお母さん。

「ヌワラ」とはキャンディのこと。

義弟・次男のサミーラはキャンディ出身のマルカと結婚し、婿養子というわけではないんですが現在はマルカの両親と二人の妹とともにキャンディで暮らしています。

1-2こちらがヌワラ・アンティなのですが、アンティが抱いているのは生後6ヶ月のナターリ。

本当はアンティのステキなポートレートがあったんですけどね、画像を収めたCDは既に荷造りしてしまったのであしからず。


いや〜、それにしても懐かしい。










これは仕事で二度目にスリランカを訪れた時、当時はまだ仕事仲間だった「ニシャーダさん」に姪っ子が生まれたということで、キャンディにある取引先を訪れた後に皆で押し掛けたのでした。


以下、オットとの思い出話、垂れ流し

↓↓↓↓↓↓↓

1-3こちらがその時の、嬉しそうな表情でナターリを抱く「ニシャーダさん」。

以前から男性が赤ん坊を愛しげに抱くシーンに弱いのですが、おそらくこの姿を見た時、私の潜在意識に強く訴えかける何かがあったのでしょうね〜(ちなみに、結婚が決まったのはこの半年後のことでした)。


結婚後、病のために少しずつ痩せていったオットですが、義姉たちがもっともハリ・ラッサナイと言うところの、ややぽっちゃりした当時のオット(いや、私は痩せたオットもじゅうぶん男前だと思ってましたけどね)。





あれ?今日はなんの話題でしたっけね。
オットのノロケ垂れ流し、じゃなくって、あ、そうそう、食べ物ですよ、食べ物。

義弟サミーラの妻マルカとそのお母さんのヌワラ・アンティが、オットの死後3ヶ月目のダーネに合わせて、オットの好物だったお菓子を作ってくれたんです。

6月5日のダーネには約600もの人々がやってくるということで、家族や親戚は数日前からゴールの実家に大集合し、日々準備にいそしんでおりました。
そのダーネの前日、マルカとアンティがガスレンジを庭に面した場所に設置し、何やら作りはじめましたのです。

一体どんなお菓子を作っているかと言いますと、キャンディ名物、パニワラル。

ココナッツオイルで揚げたお菓子で、一口齧ると中から蜜がジュワ〜としみ出してくるお菓子。新年のときなどに時々いただくのですが、とにかく激甘で、実は私はちょっと苦手。
ただ、このヌワラのアンティのものは甘すぎず、香ばしくて美味しいのです。

このお菓子、ゴールの女、義姉・長女は作りません。というか、作り方すら知らないそうです。長女だけじゃありません、このあたりの女性たちはみな、パニワラルの作り方が分からない。つまりそのくらい、地方色の強いお菓子なんですね。

オットはゴール出身ですが、20代はほとんどキャンディに住んでいたためパニ・ワラルも好物で、ナターリ一家がコロンボに遊びにくる際にアンティの作ったパニワラルをいつも楽しみにしていました。

以前、オットにパニワラルの作り方を聞いてみたことがあるのですが、さすがに彼も作り方までは知らなかったようで、いつかアンティに聞いてみなくちゃね、などと話したことがあったんです。

というわけで、オットのダーネのために、彼が好きだったパニワラルを目の前で作ってくれているマルカとアンティ、彼がこれを見ていたら、きっと嬉しそうな笑顔になっているに違いないな。いや、もしかしたらこれはオットが計らってくれたのかもしれないなどと思いつつ、私もこの突然のデモンストレーションを見物することにしました。

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パニワラルの材料は、ウルドゥ豆の粉。
ウルドゥ粉は、よくスリランカで食事に添えられる揚げせんべいのようなパパダン、そしてトーセの原料でもあります。

そのウルドゥ粉を溶いたものを布に包んで、そこに穴をあけて絞り出しながら揚げるんですね〜。

そして揚がったものを、すぐに蜜に数分浸します(右)。

この蜜には贅沢にもキトゥル椰子の樹液から作るキトゥル・パニが使われています。
揚げたてのワラルに、美味しいパニが徐々にしみ込んで行きます。


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油で揚げたお菓子は君にはまだ少し早いよ、ごめん。


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アンティの作るパニワラルは、時間がたって数日後でもまだ充分美味しいんですが、やはりできたては格別の美味しさ!甘すぎず、香ばしくていくつでも食べられてしまいそうです。

そしてこのデモンストレーション、ゴール在住の親戚やご近所さんに大好評。みなさん、あとでアンティに作り方を真剣に尋ねていました。キャンディ名物パニワラルが、コンダキャウンを差し置いてゴールの名物になる日も近いかも?


ちなみにこの独特の丸い形ですが、どうせ丸いならシンハラ語のアルファベットの形にしちゃったらどうでしょうね。

というか、既に私の目には
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これと同じに見えるんですが。

う〜ん、こりゃいつか、パニワラルで息子の名前を形作ってみたい!と思った次第。

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これが全部パニワラルで出来ていたら、楽しいと思いませんか?

うまくできたらきれいに並べて写真を撮って来年の年賀状にでもしようか、などと夢は膨らみますが、面倒くさがりの私はやらないだろうな〜と早くも断念。
ていうかそれ以前に、私、喪中なのでした(爆)。

ということで(どういうこと?)、オットのダーネの話題は次回につづく。


最後はこちらの写真でしめくくり。

ご注目いただきたいのは小姑・次女のお腹周りではなく(いまだ独身の彼女、間違っても妊娠中などではございません)、今日の主役マルカの娘、ナターリです。


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初めて会った時には小さな赤ちゃんだった彼女も、今やモンテッソーリに通う5歳。先日はキャンディ代表として英語のスピーチコンテストにも出場しました(残念ながら入賞は逃しましたが)。

息子も、あっという間に大きくなっていってしまうのでしょうね。

まだまだ、将来のことは不安が先に立ってしまうためあまり考えられないのですが、息子の成長は楽しみでもあります。


では次回は新居から。
息子との新生活が軌道に乗った頃に、またお届けしたいと思います。







yesterday_ito at 22:10|PermalinkComments(50)TrackBack(0)

July 01, 2011

思い出の上書き保存


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6月のポソン・ポーヤもとうに過ぎてもう7月だというのに、5月のネタですみません。

オットとの思い出のたっぷり詰まった5月のウェサック・ポーヤの夜、義姉たちとウェサック見物に出かけてきました。

いや〜、出かける前はなんだか恐ろしかったんですよ。ウェサックの飾りなんて見たら、オットのことを思い出して余計に辛くなるんじゃないか、と。
ところがところが、ランタンの灯りというのは人の心を癒す効果があるのでしょうかね、そして今年は特に仏陀が覚りをひらいて2600年ということで、あちこちで例年にも増して気合いの入った見事な飾りが見られ、意外にもなかなか楽しめたのです。


以下、ぱぱっとご紹介していきますと、

こちらはポーヤの当日に出かけた、自宅から比較的近くにある場所。
政府のお役所の部署ごとにランタン・コンペが行われていました。

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ね?次女と三女も、なかなかに楽しげな様子ですよね。


この日はご近所さんだけ見物して帰ってきましたが、小姑たちも私も予想に反して楽しめたので、その週末、素晴らしくキレイ!と評判のガンガーラーマー寺院付近の飾りを見に行くことに。


前回、寂しい我が家に白いランタンを取り付けてくれた心優しいマッリの運転でコロンボ市内まで向かうと、


おや、こりゃ結構キレイじゃないですか、この電飾。

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いつもは湖畔に放置されたゴミにカラスが群がる薄汚いベイラ湖畔も、ホラこの通り、ハリ・ラッサナイ。

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何やらイベントが行われていて、我が息子、赤いスカーフがトレードマークのマヒンダ・ラジャパクサ大統領とちゃっかり記念撮影、、、

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のつもりが、いえいえ、よ〜く見たら、大統領のソックリさん、


6でもなく、長男のナマル氏でしたよ。



















なんとなく、韓国料理が食べたくなったところで湖畔を歩いて向かった先は、湖に浮かぶ通称バワ寺、シーマ・マラカヤ寺院


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いや〜、こりゃ本当にキレイですよ。

電飾を見ながらゆっくり散歩しただけなんですけどね、なんだかしっとりと、かつリフレッシュできました。
こうやって一つ一つ、オットと過ごした思い出を少しずつ上書き保存していって新しい思い出を作っていったら、いつか悲しみも完全に消えていくのでしょうか。


歩き疲れて、湖畔に座ってしばし休憩。
息子はマッリに「たかいたかい」をしてもらってご機嫌です。

ふとその背後を見たら、6年前、オットと初めて出会ったヒルトン・レジデンスが夜空にそびえていたのでした。

 * * *

一ヶ月以上も更新していなかったにもかかわらず、その間に沢山の方からコメントをいただき、またメールで励ましのお言葉を沢山いただきました。
本当に、みなさんどうもありがとうございます。
ブログを書いてきて、本当に良かったなと思っています。

そしてちょっとご報告。
ツイッターで日々の出来事をつぶやいていますので、そちらをご覧の方はご存知だと思いますが、今月下旬に引越をすることにしました。

現在のところ、小姑との同居を解消したいという私の願いを聞き入れてくれたオットが見つけてくれた家で息子と二人で暮らしています。その母子家庭生活も、既にオットと家族3人水入らずで過ごした3ヶ月半よりも長くなって、この家に対する未練も薄れて来たところ、家主が突然に私の了解なくこの家を売りに出してしまいました。
それはそれでやや頭の痛い問題ではありますが、このままここに居るべきか、それとも新しい場所に移るべきか自分では決めかねていたこともあり、いわば家主に背中を押されたような形ではありますが、新しい場所で新しい一歩を踏み出すことにしました。

きっと、オットも「そろそろ先に進む時だよ」と言っているのかもしれません。

新しい家は、一階にモミジ工場と小姑たちの居住スペースがあり、二階に私と息子が暮らす予定です。スープは全く冷めない距離ながら入り口も台所も完全独立で、ここならば、時々助け合いつつ、なんとか円満に暮らしていけそうです。

私にとって今までのスリランカは、すべてオットとの思い出で彩られていましたが、この次の場所では、本当にまっさらな、私と息子の新しいスリランカ生活のスタートになります。

身勝手な現・家主のお陰でオットとの思い出のある家への未練はなくなりましたが、引越にあたり、バスルームに残したままのオットの歯ブラシが処分できるか、実はまだ自信が持てなかったりもしますが、引越までに「えいや!」と勇気を振り絞って、次に進むための準備に励もうと思います。

では、次回更新まで、みなさんもご自愛ください。


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