次の瞬間の命の行方
それすら人は手中にすることはできない。
生きていられるということは
奇跡の連続なのだということを
忘れてはならない。



時折、ふと、
無残にも
人生の途中で命をもぎ取られてしまった人々のことを思う。
そして、生きている自分を思う。
命があるということはそれだけで大きな責任がある。



命は繋がっている。
自分だけの命なんてどこにもない。
自分の命は家族の命に友人の命に世界の命にと繋がっている。
命を疎かにすることは自らも含めた世界を疎かにすること。



命を蔑ろにする全てのことにNOと言いたい。



自分以外の命ある全てのものを
自分と同じ命を持つ尊い存在と認識していない人は、
その対象をどう扱ってもいいと思い
支配下に置こうとする。



この世に生まれてきた命は
悉く、無条件で愛され慈しまれて育って当たり前
という世界であってほしい。



命なんて、綱渡りのようなもの。
生きていられるということはそれだけで
ものすごく幸運なことなんだと思う。



人の行動は、すべて
究極的には命に関わる行為なのだと思う。






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