2005年03月

2005年03月31日

真似る技術

これは、100万部を売った『キッパリ!』

キッパリ







これは、あきらかに真似る事を意識して書かれた『ドップリ!』

ドップリ







さて、この2冊について。

『キッパリ!』は、発売当初から話題になっていたので、すぐに読んだ。
『ドップリ!』は、いつ頃だったか誰かのblogで見かけ、数日たってから本の題名を思い出せず、《キッパリ パクリ》で検索をしたら、一発で判明した。
「おお、なんと『俺100の聖幸さん』だ。おひさしぶりです。」(独り言です)
おかげ様で【amazon】で買いました。

昨日『ドップリ!』を読んだ。「おもしろかった〜!」というのが感想です。
ここで終われば、カテゴリーは『books』ですが、ここからが本題です。

表紙・イラスト・構成・・・全てが、『100万部売れたキッパリ!』とそっくりです。「よくもまぁ、ここまで似せたものだ。」と感心します。こうした手法を嫌う人も、沢山いる事と思います。
しかし、私が受けた印象は、全く別のものでした。「生活を、どの角度から見直すか?」《ポジかネガか?》《正か負か?》《表か裏か?》・・・この切り口の違いによって、人生の捉え方・楽しみ方が、ここまで変わる。大変、勉強になりました。

何かで読みましたが、この世の中に存在するもの・・・それは、自然現象以外は全て人間が創りだしたものである。そして、全ては先人の真似をする事から始まり、若干の改良を加える事で進化してきた。これを『発明』という。

こういうことを考えると、『真似るという技術』がいかに大切かが理解できると思う。


と言いつつも、「バターはどこへ溶けた?」を見つけた時の腹立たしさは、何だったのだろう?




yharness at 10:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!opinion 

2005年03月30日

時間外労働(2)

昨日は、書いている途中から話がずれていってしまいました。
昨日の続きです。
さて、『時間外労働とは?』言わずと知れた『残業』の事ですが、『正規の残業とは?』、何を言うのでしょうか?
労働基準法では、所定の労働時間を超えた部分について、『時間外労働』としていますが、その内容(時間外に何をしていたか)については、一切触れていません。

仕事の処理能力のある人が、仕事をてきぱきこなし定時に帰る。当然残業はつきません。処理能力の劣る人・・・あるいは、残業手当を稼ぎたい人は、仕事をダラダラとして、残業代を本給以上にもらう。(最近では、あまり許されなくなっては来ていますが。)

会社側から見れば、能力の高い人に高い給与を支払う事に、何のためらいも有りません。むしろ高給取り大歓迎です。
しかし、残業代で稼ぐ人たち(本人にその気がなくても)に対しては、何らかの策を講じなければならないと、考えます。なぜなら、残業時間が多いと、お役所から指導を受けます。お金を余分に支払って、指導を受けるわけです。「社員に対して、過度の残業をさせている。」という理由で。

さてさて、どこで線引きをしたらいいのでしょうか?
本人と話し合い、能力を加味した一定の取り決めの範囲で残業時間を抑えたら、お役所から見れば『サービス残業』です。即、経営者が罰せられます。

では、こういった社員には辞めてもらわなければならないのでしょうか?
基本給を最低賃金ぎりぎりまで、段階を追って下げればよいのでしょうか?
でも、これでは働く気はおきませんね。

仕事に対する能力の高い人、人間的にはすばらしくても残念ながら仕事に対する能力の劣る人、いろいろな人が働いているのです。『時間外労働時間』という時間枠だけではなく、もっと幅広い目で見る事のできる方策を、考えていただきたいものです。


そういえば、山形県中小企業家同友会の大先輩である社会保険労務士の西塔先生から、この件についてのメールが入っていました。
・・・「どんと来い労働基準監督署 サービス残業解消マニュアル」をシリーズ(週刊)でお送りすることにしました。・・・

グッドタイミングです。西塔先生、宜しくお願いいたします。






yharness at 18:30|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!business 

2005年03月29日

時間外労働(1)

会社を運営していて、いや〜なもの?が2つある。

「税務署の監査」と「労働基準監督署の監査」である。会社としては、いずれにも抵触していないという自信をもって運営しているのだが、いざ監査を受けた場合には、何らかの指摘がある。一般に言う「上納金」である。これが面倒だ。

さて、ここでは「税務署の監査」は置いておいて(あまり利益の出ない会社には、関係が無い?)、「労働基準監督署の監査」についての一言。

昨年の4月に所轄の監督署からのお呼び出し。「社員の労務管理について」ということでした。「おおむね良くやられていますが、ちょっと時間外労働時間が多いですね。しかも『36協定』が出ていません。・・・おや、サービス残業の香りも・・・まぁ、これについては、指導ということで・・・。」ということで、事なき?を得ました。「自分で言うのもなんですが、まぁ良くやっているほうかと・・・」

さて、この3月。所轄の監督署からの突然のお電話があり、「○日に、訪問させて頂きますので、宜しく。」「訪問のご用件は?」「まぁ、安全衛生面とか・・・労務管理面とか、お見せ頂ければ。」「あっ、そうですか・・・。(なんでまた来るの?)」

実は最近、賃金についてのお勉強をし直したばかりで、「このやり方は、ちょっと不明瞭かいな。」と思う部分もあり、早急に直さねばと考えていた矢先の事でした。

訪問当日の内容は、「昨年4月に労務管理面は確認させて頂いているので、今回は安全衛生面を中心とさせていただきます。」
安全衛生面であれば、ほぼ完璧ですので問題はありません。しかし・・・、指摘はあります。たわいも無い事ですが。「やっぱり、お役所だなぁ。」といった感想です。

さて、最近特に騒がれている『サービス残業』ですが、これについての一言のはずが、他の方向?へ行ってしまった。また、次回にでも書いてみよう・・・。

監督署の監査は、年1回定期的だったっけかなぁ?それとも、何かあるのかなぁ?


『36協定』:時間外労働に関する協定書



yharness at 08:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!business 

2005年03月27日

三国志(1)

sanngoku01「よみがえる三国志伝説」ようやく読み終えました。
1998年発行『別冊宝島412』という古本ですが、「三国志」というジャンルでは古本という意識はありません。常に新鮮です。

この本を開くと、突然 序:「三国志」いまだ完結、せず。から始まります。
構成が、
第1章:三国志を作った男たち
第2章:よみがえる三国志伝説
第3章:三国志英傑伝
となっています。

「本」「漫画」いろいろな角度からの楽しみ方が満載でした。

こういう古本を入手して、新しい情報を、インプットする。こんな楽しみ方もあるんですね。

明日は、「コミック三国志マガジン第2号」の発売日です。ようやく1ヶ月がたちました。

yharness at 21:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!books 

タイのおばさん

昨日、タイからおばさんが遊びに来た。
この人、めっぽうお酒が強い。

もっぱら、「ライブドア」と「フジテレビ」と「SBI」の話で盛り上がる。
次いで、「郵政民営化」と「年金問題」と「ヤフオク」についての話題が出たような気がしたが、あまり覚えていない。


日曜だ。二日酔いのようだが、「おばさん、ラーメンを食べに行くぞ〜。」

タイのおばさん

yharness at 09:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!family&friends 

2005年03月25日

百聞は一見に・・・

ちょうど一週間前に、東京に車で行ってきました。今年、初めての長距離です。
日本海の国道7号線から、北陸道〜関越道を経由し、東京に向かいます。

・・・新潟県の『長岡』を超えたあたりから、道路の様子がおかしい。
路面は、ツギハギのように凸凹。中央分離帯が、発生当時を思わせるように、波を打っている。「震災復旧注意!」の看板が、あちらこちらに並んでいる。

「こっ、こんなにも・・・」という感想です。聞いてはいましたが、実感です。

と、改めて地震のパワーを感じていたら、今度は発生確率1%と言われていた『九州』です。被災されたみなさんには、お見舞い申し上げます。

「百聞は一見に」が「明日はわが身に」と置き換えさせられた、一週間でした。


「あ〜っ!カメラ、忘れた〜(T_T)」・・・これは「後の祭り」でした。




yharness at 08:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!opinion 

2005年03月24日

わが社のホープ

今日は、「山形県中小企業家同友会」主催の新入社員研修が、行われている。

当社からは本年度の新入社員ではなく、昨年度入社の新入?社員が、ご指名で参加している。理由は、先輩社員としてのスピーチを行うためです。
親でもないのに、うまくこなせているか心配なのは、何故だろうか?
もっとも、今時の若者は「人前で上がる」というのが、無いみたいである。

これは、これで喜ぶべき事なのだろうが・・・それとも・・・「ダハ?」

いずれにしても、無難に・・・ではなく、最高のスピーチができたという、声を聴きたいものであります。

来年度は、新卒を採らなくてはなるまい。


yharness at 15:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!business 

はじめまして

昨年は、週刊メルマガを書いていました。

それなりに楽しかったのですが、毎週追いかけられて、疲れ・・・今年から、月刊に変更しました。

すると、なんとなく物足りない?・・・そこで、「BLOG」を始めます。
今度は、テーマを気にせず、気ままに書きます。

でも、メルマガも続けますので、そちらも宜しく。毎月第2火曜日の発行です。

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地方で、小さな製造業をやっています。

業種分類上は『下請け製造業』です。

でも、この呼び方は大嫌いです。少なくても、お客様を選ばせて頂いているのは、私達です。

上下ではなく、お互い横並びの関係で頑張りましょう。


yharness at 14:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!opinion