大学新卒一括採用に対して疑問を持っている俺です。


今日は、日経DISCOの少し昔の記事にこれに関連する記事があったので、
まとめてみることにする。
http://www.hr-plaza.com/hre/2007_nov/feature01/001.html


そもそも、なぜ新卒一括採用が始まったのかという話ですが、
1.戦前は流動性の高い雇用システムであったため、
工場労働者の離職率が70〜80%を記録
2.戦後の高度経済成長期には
慢性的な労働力の不足&安定的な労働力を確保する必要が
3.そのための仕組みづくりとして、「年功賃金」と「終身雇用」を中心とした
「日本的雇用慣行」というシステムが誕生
4.勤続年次による同一処遇のために、
一括採用し労務管理を行うのが効率的だった

という歴史的な背景があったようです。
なるほど。そういった歴史があってこういった採用システムになっているんですね。

これだけ読むと、なぜ新卒一括採用をする必要があるのか?といえば、
年功序列制度の効率化のためとしか取れないのですが…。

ただ、やってみたらやってみたでこの制度にはメリットがあり、(当たり前ですね。)
それもまとめられている。
箇条書きで。
・人材への投資は企業を評価するうえでの一つの指標に
・中途採用に比べていい人材が採用可能
・適正な企業組織を形成する狙い
・新卒者の入社で既存社員の業務見直しの機会


といった感じ。でも、日本的な制度ありきな回答が多い。
もっと他に理由があると思うのだけど。
これについてはもう少し調べないといけないですね。


ただ、この文章を読んで個人的に思う一括採用の問題点は

・新卒採用市場は景気や業績の影響を受けやすい。
ということだと思う。
景気が悪い場合でも、正社員の解雇をしにくい日本では
新卒採用市場を縮小して乗り切る必要が出てくる。

以前の就職氷河期では採用縮小の期間が約10年も続いたため、
今になってワーキングプアなどの問題がクローズアップされる。

この人たちをどうするのかという問題を考える時に、
一括採用ありきでは何も解決しないと思うのです。
まだまだ、思考が足りないのでこの辺まで。