blog2010

このきーさんやウザクさんが運営面でも記事を書いてくれたので、そっちについても思うことがあるので、やはりアンサー的な意味合いで答えてみたい。

ブログ大賞結果
システム(日本麻雀ブログ大賞2010)

順次、麻雀ブログ大賞の商品を発送しています。該当者の方はメールなどをチェックしてください。
-企画と運用の側面から-

ツイッターでも観戦さんや片瀬さんからシステム面でのご意見をいただいた。仕組みとしては導入したい部分も多いけど、運用面の課題を感じるのでそこをいかに克服するのか? という問題になるのかもしれない。

会社勤めやアルバイトしている人なら経験があると思うけど人事評価ってモメる要素ではある。「何をすれば給料があがるのか?」「誰がどこを見て評価されるのか?」「こっちはこんだけやってるのに、なんで給料あがらねえんだよ!」みたいな話はよくあると思う。

これを改善するために、知り合いの会社がコンサルティング会社を入れて人事評価制度を作った。100以上の詳細な具体的項目があって、それをスコアにして規定をクリアーできれば給料がいかほどかあがりますよ、という見た目には客観的なシステムだ。ただ、このシステムは運用がまったくできなかった。あまりに詳細で複雑すぎて、評価する側も評価される側も全部を理解できなかったという感じだ。

ブログ大賞についても、私ももっとやってみたいことがある。例えば最終選考は選考委員と麻雀をやって順位によってそれがポイントとして最終選考の評価に加えられる、とか見た目にも面白いと思うし、麻雀ブログならではの仕組みではないかと思ったりする。ただ、これはセッティングその他難しいんだろうなってのはよくわかる。

私の運営能力その他とも大きく関わってくるので、なんともいえないけど、アイデアがあった場合にどこまで運用できるのか?というのは、何かを導入する場合に大きなウエイトを占めてしまう。

-ブログ大賞の参加-

そういった運用面から考えた場合、今回のブログ大賞でも何点か注意していたことがある。

・事前の準備をしなくても参加できるもの

これは事前に何かを用意してもらわなくとも参加できるもの。事前に何か画像や特設の記事をリンクしてもらわなくとも大丈夫な形でのエントリーだった。事前の準備が必要なほど参加者は減ると思う。逆に事前の準備が簡単なほど参加が気軽になるけど、ちょっとした文章しかPRできないというシステムの簡素化が生まれる。

全員に声をかけて「〇〇を何日までに用意してください」ってのはできるけど、やってくれる人もいるし、やってくれない人もいる。参加者にも温度差はもちろんあってしかるべきだし、そのへんのバランスが難しいように思います。

去年もそうだったけど「普段のブログの記事を書く」のちょっとした延長でできる範囲でブログ大賞をもってきた、というのが設計図になりそう。

・登録後は何もしなくても良いもの

それから「登録後はエントリーした本人が何をしなくても、とりあえず大賞が終了するもの」という感じで考えていました。

ブロガー間の評価を導入するというのは、確かに取り入れてみたい部分ではあるけど、例えば、誰か一人のブロガーがなんらかの事情で「ブロガー間の評価制度」を欠席することになってしまった場合。その理由は年末の忙しさや、めんどくささ、病気などさまざまだと思う。

この時点で、ブログ大賞の進行がすべてストップしてしまうような状況が生まれるのか? 誰か一人の欠席で、全員に影響が生まれるような有利・不利が特定の誰かに発生してしまうのか? こういった運用面での課題が怖い。懇意にしているブロガーはもちろんいるけど、はじめて知った人もいるわけなので、そういった人たちと信頼関係の上に1つのことを進行しきる自信が私にはないってのがありました。

がんばったらできるのか?がんばってもできないのか? 企画倒れになる恐れはないのかなどなど。選考員の3人との意思疎通やスケジュールの調整でもけっこう骨がおれるんだけど、それを全員に対して行うというのが、どこまでできるのかは未知数です。アクシデントを想定した上での、運用を考えた企画ってのは、もっと考えていかないといけないのだと思うし、プログラムやネットのシステムで解決可能なのか? 人的な増員で克服可能なのか?など、解決に向けてのアプローチも多いと思います。

前年から含めて「エントリーしたらブロガーが何もしなくても大賞が決まって終了になる」という仕組みではあるんだけど、これを変更するには、運用、アクシデントを含めたいろんなことを検討しないといけないんだろうなと思ったりします。解決方法はわかりません。

・部門賞の話

細分化できるほど、麻雀ブログの中で数が少ないってのはあるかもしれない。それから異種格闘技戦みたなものが好きだったので、異なるスポーツ間で競争するというのは、お互いの持ち味や強みが影響しあって楽しいのではないかと思う。どっちかいえば、細分化できるほど数が多くないという意味で、部門賞はやや否定的です。どうやって決めていいのかわからないものだし。

・選考員やりたい話

特にブロガーの方に最終選考の審査員をお願いする考えはありません。それは私も含めての話だけど。理由はいろいろあるけど、今回は伏せさせてください。

・誰かやってみたいという話

01さんがツイッターで書いていた。

あと、音無さんの総括も読んだけど、批判を避ける為に企画立案の形式を求めるというのは、ムリヤリ好意的に解釈すると「別の方向性の麻雀ブログ大賞を別の誰かが企画するのを期待している」ってことだろうね。モチベーションと時間があったらそのケンカ買うんだけど、今のところ僕は白旗。

別にケンカを売ったつもりはないけど、誰かがやるのは見てみたいきがします。たまに「コンペ形式」の何かに参加するんだけど(コンパではないよ)同じ情報と同じ条件で、まったく違うものができあがったりして、新鮮な感じがする。私よりも上手い人もいれば下手な人もいる。ただ上手いからといって採用されるとも限らない。

どっちにしろ、他人の発想を見てみたいのは本音ではあるかもしれない。常に驚きがあったりする。モチベーションと時間がないならしかたない。残念です。

・配信の告知

日時未定だけど配信の告知をしたいです。

タイトル『そうだ!凸先生に聞いてみよう』
日時:未定
ゲスト:とつげき東北さん
内容:凸先生に麻雀界を取り巻くこと、麻雀ビジネスの話、ブログ大賞のあり方などを相談してみようという内容です。麻雀はどこに向かおうとしているのか?!

日時未定で「こんど、いろいろ相談したいんですけど」って聞いたら「いいよ!」って返事がきたので書いておきます。胸を借りるつもりで、遠慮無くフルパワーで考えていることを相談してみたいなぁとは思います。

というわけでお楽しみに。