2009年02月13日

近い距離になるとボールを下に叩きつけてしまいます。(野球バカさん)

自分は今高校一年生で甲子園に向けて毎日必死に練習しています。
しかし今では遠投は普通に出来るのですが、近い距離になるとボールを下に叩きつけてしまいます。


自分は中学時代に軟式野球をやっていて三年生の時には県選抜に選らばれて野球をやりました。イップスになったのは県選抜に選ばれてからで突然ボールが投げれなくなりました。確かにイップスになる前から少し投げるのに違和感があり、おかしいと思っていて、その違和感を無くそうと思い投げ込んだりしていたら、投げるにつれて投げれなくなり高校一年の今では、近い距離では完璧に投げれなくなってしまいました。トスバッティングのピッチャーでもボールを地面に叩きつけてしまってボールがバッターまで届かない・・・。


外野でボールを取って内野手に返す時もまともに投げることが出来ません・・・。
いろいろイップス克服の本を読んでも効果が無くて今ここに書かせてもらっています。どうすればイップスを乗り越えられるのでしょうか?
教えてください。



お答え
野球バカさん、はじめまして。お問い合わせありがとうございます。


中学の時に、県選抜に選ばれる程の実力ですので更に上を目指して頑張っていることでしょう。高校1年生ということで「甲子園」という目標があり常日頃から練習も頑張っているのではないかと思います。しかし、イップスになってしまって思うように投げられなくなってしまっては不安や心配になって、辛い時を過ごしているのではないかと思います。心中お察しします。



さて「選抜に選ばれてから突然ボールが投げられなくなった」とありますが「選ばれた」ことが野球バカさんにとっては努力の結果ですので「嬉しいこと」の反面「外部からの期待」や「上手くやらなければ」というようにプレッシャーを感じてしまったのではないかと思われますが、どうでしょうか?もしかしたら「県選抜のチーム」として新しい環境の変化も原因だったのかもしれませんね。



どのような本を読んでいらっしゃるか解かりかねますが、「イップス克服の本を読んで効果がない」ということですが「イップス」について、そして「克服」するにあたって十分な理解はされましたか?皆さん、間違いを起こしやすい原因として、よく「上手くしなければいけない」と思う心が原因とされがちで、そして『「そう思うことがいけない」「だから失敗してもいいや」と思おう』と無理やり自分自身に思い込ませることで、よけいプレッシャーを作り上げてしまうことが克服を難しくしてしまうのではないかと思います。


「イップス」は十人十色、原因や克服方法はそれぞれ皆違います。イップスはいわば心の問題、克服に当たっては「こうすれば治る」ということがありません。ですから、ご自身の心を見つめ日ごろからリラックスを心がけてはいかがでしょうか?



「リラックスする」ということは簡単のようで、とても難しいことです。野球バカさんはご自身に合ったリラックス方法はありますか?時として「練習を休むことに不安」があるかもしれませんが、たまには野球のことを忘れて楽しいと思えることに没頭するのも一つの方法かもしれませんし、他にも何か野球バカさんに合った方法があるのかもしれませんよ。


こちらでもリラクゼーションを主としていますので野球バカさんに合ったリラックス出来る方法、乗り越えていける方法を見つけるお手伝いが出来ると思います。石川県と遠方ですし、未成年ということもありますので野球バカさんが将来どのような方向性に進むかによってはご両親に相談されるといいかもしれませんね。



yips_blog at 18:56│Comments(1)TrackBack(0)clip!野球 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by '`   2009年04月06日 17:18

思い切りボールを地面に(真下に)叩きつける練習をすると治りますよ^^

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔