2009年08月21日
捕手だったのですが、投手にボールが返せなくなりました(筋肉さん)
四月から高校3年になります。
最初にイップスになったのは1年の5月くらいで、捕手だったのですが、投手にボールが返せなくなりました。
あまりに酷かったので外野手に転向し、だいぶ落ち着きました。
しかし、去年の今頃、先輩とのトスバッティングで指先にボールが引っかかり、それからまた4ヶ月ほどイップスになりました。
先輩が引退し、新チームになり、投げれるようになりました。
もうイップスにはなりたくないと思いながらプレーしていましたが、最近気が付いたらイップスになっていました。
今までは治るきっかけのようなもの(コンバートなど)がありましたが、いまはきっかけを見つけ出すことができません。(何度も挑戦しました。)
最近の練習や試合でも症状がでてしまい、どうしたらよいかわかりません。
深く考え過ぎずプレーしようとしても心のどこかで悪いイメージがわいてしまい毎日が苦痛です。
家族や仲間に相談しましたが、一向に兆しが見えてきません。
正直野球がやりたくないです。高校野球ものこりあと4ヶ月と少ないですが治るものであるのであれば治して前みたいに楽しくプレーがしたいです。
最初にイップスになったのは1年の5月くらいで、捕手だったのですが、投手にボールが返せなくなりました。
あまりに酷かったので外野手に転向し、だいぶ落ち着きました。
しかし、去年の今頃、先輩とのトスバッティングで指先にボールが引っかかり、それからまた4ヶ月ほどイップスになりました。
先輩が引退し、新チームになり、投げれるようになりました。
もうイップスにはなりたくないと思いながらプレーしていましたが、最近気が付いたらイップスになっていました。
今までは治るきっかけのようなもの(コンバートなど)がありましたが、いまはきっかけを見つけ出すことができません。(何度も挑戦しました。)
最近の練習や試合でも症状がでてしまい、どうしたらよいかわかりません。
深く考え過ぎずプレーしようとしても心のどこかで悪いイメージがわいてしまい毎日が苦痛です。
家族や仲間に相談しましたが、一向に兆しが見えてきません。
正直野球がやりたくないです。高校野球ものこりあと4ヶ月と少ないですが治るものであるのであれば治して前みたいに楽しくプレーがしたいです。
お答え
筋肉さん、疑問質問のお問い合わせありがとうございます。お答えが大変おそくなったことをお詫びします。
1年生の頃からイップスの症状が表れたようですね。思うように投げられなく、コンバートもされ、つらい野球生活をされているようですね。野球をやる上で投げられないということは本当に辛いと思います。
これまで、自分がイップスになってしまったのかが解らないままポジションを替えることでなんとか乗越えようとしてきたのですね。そうすることで一時的に良くなることもありますが、何かイップスの要因を理解して乗り越えていなかったために再発してしまったように感じます。
メールだけでは全て解りかねますが、筋肉さんは、取りやすいボールを返さなきゃいけない、または、打ちやすいボールを投げなくてはならない、ストライクを投げなくてはならない等、“〜しなければならない”などと強く思いすぎてしまって、逆に身体が硬くなってしまって動かなくなってしまったのではないでしょうか。一度の失敗がきっかけとなって、それ以降、このような思いがどんどん強くなってしまっているように感じます。
また、努力逆転といいまして、なるべく深く考えないようにしようと、思えば思うほどに、逆に失敗した時の自分を頭に思い描いてしまい、身体がそのように反応してしまうということも考えられます。
まず今は、出来ない自分であっても、これだけ努力をしているという事実を認めてあげることも必要なのではないでしょうか。
確かにそのような弱い自分を認めたくないという気持ちがわいてくるのは無理のないこととも思いますが、そのように、今の出来ない自分というものを受け容れることで、“〜しなくてはいけない”という気持ちから、“失敗してもいいや、またうまく投げられたらいいな”とか“今は投げられないなら打つ方を頑張ろう”というような、今までとは違った物の見方や考え方、受け取り方が出来るようになってくるかもしれません。
また、筋肉さんは、こうして思うように投げられなくなってしまったことで、楽しかったはずの野球がやりたくないくらいの気持ちになってしまっていますよね。イップスは8割の人が乗り越えて、2割の人があきらめるといった現実があります。
乗り越えられる人はどのような人かと言うと、本当に心から野球が好きな人です。今はあまり自分に無理をかけずに、楽な気持ちで、少し違った角度から野球を見ることで、また新たな魅力を発見するころも出来るかもしれません。
また、もし今、本当にやりたくないのであれば、やらないということも一つの方法です。
離れることによって野球の楽しさというものを発見し、また自然と野球をやりたいなと思ったときが、乗り越えるタイミングなのかもしれません。
当所においては、カウンセリングと精神分析により、今の自分の心と思考と体の状態を知り、リラックスのために催眠療法を用いて無意識に働きかけ、本来の自分自身を取り戻していきます。
その上で個人個人の目標を定めてもらい、それぞれにあった形でのメンタルプログラムを作成、また技術指導もあわせて行うことで一つ一つクリアして、さらなる向上のために潜在能力・運動能力を引き出す方法を取り入れています。ご都合のあう時にでもお越しいただければと思います。
筋肉さん、疑問質問のお問い合わせありがとうございます。お答えが大変おそくなったことをお詫びします。
1年生の頃からイップスの症状が表れたようですね。思うように投げられなく、コンバートもされ、つらい野球生活をされているようですね。野球をやる上で投げられないということは本当に辛いと思います。
これまで、自分がイップスになってしまったのかが解らないままポジションを替えることでなんとか乗越えようとしてきたのですね。そうすることで一時的に良くなることもありますが、何かイップスの要因を理解して乗り越えていなかったために再発してしまったように感じます。
メールだけでは全て解りかねますが、筋肉さんは、取りやすいボールを返さなきゃいけない、または、打ちやすいボールを投げなくてはならない、ストライクを投げなくてはならない等、“〜しなければならない”などと強く思いすぎてしまって、逆に身体が硬くなってしまって動かなくなってしまったのではないでしょうか。一度の失敗がきっかけとなって、それ以降、このような思いがどんどん強くなってしまっているように感じます。
また、努力逆転といいまして、なるべく深く考えないようにしようと、思えば思うほどに、逆に失敗した時の自分を頭に思い描いてしまい、身体がそのように反応してしまうということも考えられます。
まず今は、出来ない自分であっても、これだけ努力をしているという事実を認めてあげることも必要なのではないでしょうか。
確かにそのような弱い自分を認めたくないという気持ちがわいてくるのは無理のないこととも思いますが、そのように、今の出来ない自分というものを受け容れることで、“〜しなくてはいけない”という気持ちから、“失敗してもいいや、またうまく投げられたらいいな”とか“今は投げられないなら打つ方を頑張ろう”というような、今までとは違った物の見方や考え方、受け取り方が出来るようになってくるかもしれません。
また、筋肉さんは、こうして思うように投げられなくなってしまったことで、楽しかったはずの野球がやりたくないくらいの気持ちになってしまっていますよね。イップスは8割の人が乗り越えて、2割の人があきらめるといった現実があります。
乗り越えられる人はどのような人かと言うと、本当に心から野球が好きな人です。今はあまり自分に無理をかけずに、楽な気持ちで、少し違った角度から野球を見ることで、また新たな魅力を発見するころも出来るかもしれません。
また、もし今、本当にやりたくないのであれば、やらないということも一つの方法です。
離れることによって野球の楽しさというものを発見し、また自然と野球をやりたいなと思ったときが、乗り越えるタイミングなのかもしれません。
当所においては、カウンセリングと精神分析により、今の自分の心と思考と体の状態を知り、リラックスのために催眠療法を用いて無意識に働きかけ、本来の自分自身を取り戻していきます。
その上で個人個人の目標を定めてもらい、それぞれにあった形でのメンタルプログラムを作成、また技術指導もあわせて行うことで一つ一つクリアして、さらなる向上のために潜在能力・運動能力を引き出す方法を取り入れています。ご都合のあう時にでもお越しいただければと思います。
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この記事へのコメント
1. Posted by イップス高校生 2010年03月12日 10:39
やはり、イップスは気にしないのが一番です。無我夢中でプレーをしていると、僕は症状が出ません。成功体験も大事です。一度納得できる球が投げれたら、その後もいい球が続くはずです。いい球が投げれたら楽しいですよね。後は、バッティングピッチャーもいいかもしれません。僕は、上から投げ下ろす感じで低く奥に投げる感じにしたら上手くいきます。それも成功体験になります。後、キャッチボールで自信がつくような球を投げてから他のプレーにつなげましょう。後、多少それても気にしないことです。アウトがとれればO.K.です。捕手ならとってからはやくピュッと返球したらいいです。いいキャッチャーは返球が早いですよ。無意識なんでしょうね。さあ、一緒に野球を楽しみましょう。