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年末です。

昨年は年をまたいで内地で過ごした年末年始ですが、今年は妻と二人で御蔵島での正月を迎える予定の我が家です。皆様はどんな年の瀬を迎えられるのでしょうか。


取り急ぎのご報告は、前回の本ブログにて 「来る2013年ドルフィンスイムシーズンのご予約につきましての詳細は、年内にご案内をさせて頂きます」 的な宣言を致しましたが、ホームページ内容のマイナーチェンジ等の諸作業が間に合っておりませんでして、上記予定を以下に訂正をさせて頂きます。


*「来る2013年ドルフィンスイムシーズンのご予約につきましての詳細は、2013年1月中に当店ホームページまたは当店Facebookページにてご案内をさせて頂きます。」*


もちろん、本ブログでもホームページ完成のご報告を致します。2013年からは更に多様なスタイルで、当店の開催するツアー、各アクティビティを、ゲストの皆様のニーズに合った形でご利用頂ける内容となっております。どうぞご期待ください。

(*御蔵島でのドルフィンスイムシーズンは、東京都版エコツーリズム(条例)により、3月15日〜11月15日となっております。)



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さて、いよいよ冬モードに突入しております御蔵島です。

観光が無くなる冬期シーズン。海も時化る日が多くなり東京からの船も欠航する日が増えて、外界と隔離された僻地ならではの厳しい生活が始まる季節です。

毎日のように続く暴風のため、上写真のように港へ降りることもメッキリ少なくなります。



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11月後半〜12月のはじめ頃は、山奥での水資源調査をお手伝いさせて頂いたり。

調査では普段は立ち入ることのない場所へ入ることもあったりして、日によってはなかなかハードで翌日は体がバキバキでしたが、とても勉強になる貴重な機会でした。



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冬の山は静けさに包まれています。
飛来する渡り鳥たちの種類も減り、森に響く歌声も時折聞こえてくる程度ですね。



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村とは反対側に位置する御代が池。気持ちが癒される景色が拡がります。



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今は使われなくなった島の旧道。先人たちの逞しさを感じずにはいられません。



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山奥で迎えたある日の夕焼け。普段とは違う場所に落ちる景色もまた、新鮮な感じでした。



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強風と潮飛沫の飛ぶ季節。

時々は海を見に行ったりもしますが、夏ほど海を見ないため、生活の中でイルカを見ることも少なくなります。

それでも先日のクリスマスイブ、村の高台から妻を連れて何気なく海を眺めていると、荒れる波の中を戯れるようにジャンプしたり波乗りしながら元気よく泳ぐイルカの群れを見かけました。

久しぶりのイルカ達の姿に僕も妻も大興奮。ドルフィンスイムシーズン中は毎日のようにイルカ達と泳いでいたのに、それでもやっぱり僕らの気持ちを惹きつけるイルカさん。ただものじゃありません。



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そんな島のクリスマス。
島の居酒屋&カフェ・カンブリさんが、ご夫婦サンタで届けてくれたクリスマスケーキ。



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こちらは島の軽食&お土産やさん・ふくまる商店さんが、クリスマスに営業してしてくれるピザ屋さんのピザ。ガッツリ三種類いただきました。

島でのクリスマスは内地のような派手さは全くないけれど、なんだか幸せな気持ちになるクリスマスでした。



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そして冬の夕焼けも、夏に負けず劣らずキレイです。
しかし撮影は吹きすさぶ寒風の中です。



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なのでスグに車内へと逃げ込むのであります。



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別の日の、荒れる冬の海と焼け落ちる夕日。島の空気はとっても澄んでいますね。



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空気が澄んでいる御蔵島では流星群も非常に沢山見られるので、ふたご座流星群を観察しに行きましたが、あまりの寒さに15分でノックアウト。車へ逃げ込む。の図。

それでも20個程の流れ星を観察することが出来ました。来年はバッチリ着込んで撮影しようと思います。



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そしてつい先日、村役場から島民へ焼酎が配られました。

お歳暮。では無くて、島に自生しているサトイモ科の伊豆諸島固有種「シマテンナンショウ」をつかった焼酎の試作品です。

「へんごっこ」の「へんご」は、このシマテンナンショウの方言呼称で、そのイモを千葉県の酒蔵に頼んで製造しているそうです。

このお酒に使われたヘンゴの収穫は僕もお手伝いをさせて頂いたりしているので、今後、島民の意見等を組み込んで商品化する運びのようですが、無事に販売されると良いですね〜。



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冬は本格的な防災シーズン。僕も御蔵島消防団に所属しているので、訓練や夜警に励む季節です。



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海が荒れて客船の欠航が多い冬場は、ヘリコプターが島民の重要な交通手段になります。



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初夏から続いた巨樹調査の仕事も、先日無事に最終日を迎え、今年の僕の仕事納めとなりました。



厳しい大自然。
厳しい島の冬。

しかしこの島で冬を越すということが、本当の御蔵島を知る時間でもあり、御蔵島で暮らすという事なんだなぁと、自分なりにではありますが、ここ数年の間に感じ始めていることです。

そしてそれこそが、ゲストの皆様にイルカや海・島の自然を紹介する御蔵島の自然ガイドにとって、非常に重要なファクターなのだとも思います。

まだまだ冬も序盤戦。今年も、そんな厳しい冬が島にやってきます。



今年も、ほぼ月に1〜2回の更新だったにも関わらず、沢山の方に当店ブログをご覧頂きまして、本当にありがとうございました。来年も、どうぞよろしくお願い致します。

皆様の過ごされる年末年始が素敵な時間になりますよう、遠い島から願っております。

ではでは、今回はこのへんで!