ドルフィンスイムいつがオススメ?

スペシャルオレンジブログ記事「東海汽船・御蔵島への就航率。」
ゲストから多く頂くご質問の中に、「ドルフィンスイムは、いつの時季がオススメですか?」といったものがございます。
御蔵島のイルカ達は季節を問わず島の周囲に棲息しているので、実はこれといったベストシーズンはありません。
その日の天候次第ではありますが、海が穏やかで、ボートが島を一周できるようなコンディションの日は、かなりの高確率(ほぼ100%)でイルカと遭遇することが出来ています。
反対に、波が高い・風が強い等の不良コンディションにより、ボートが島の半周前後の海域しか航行出来ない日は、イルカに遭遇出来ないこともあります。
ただ、一度でも御蔵島でのドルフィンスイムをご経験されると湧いてくる感情。
「イルカ達と寄り添い泳ぎたい。」
「イルカと意思の疎通をしてみたい。」
その夢を実現させる為にも、やはりベストシーズンを知りたいお気持ちも理解できます。

ゲストの中には、人生でたった一度きりのドルフィンスイムを楽しみに、はるばる御蔵島までご来島下さる方も多くいらっしゃいます。
また反対に、遠くて不便な離島にも関わらず、何度もイルカ達に会いにリピートされているゲストも多くいらっしゃいます。
「イルカ達と寄り添い泳ぎたい。」
「イルカと意思の疎通をしてみたい。」
実は、それを実現させる確率を大幅に上げる手段があります。
答えは、
「平日」です。

御蔵島のドルフィンスイムでは毎週土日や連休・お盆休みになると、他島の船を合わせて15〜20隻以上の船が出航します。
小さな島の周囲に、イルカの群れを取り囲み追いかける20隻前後の船(&200人前後の人間)。
そういった状況下では、イルカたちの泳ぐスピードが上がり、あまり人間に興味を持つことは少なくなる傾向があります。
また、海中深くへ潜ってしまう潜水時間も長くなる事が多くなるため、やはり人間に自ら近付いてくるチャンスも激減してしまいます。
もちろん相手は野生動物であり大自然である訳ですから、そのようなコンディションでもこの限りではない事もありますが、実際にはかなり顕著です。

今回のブログに掲載をさせて頂いている全ての写真が、やはり平日に撮影されたものだということを鑑みても、イルカと撮影者との距離が近いことをイメージしてもらえるかと想像します。(広角レンズで撮影しているので実際の距離感はもっと近いです)
また、これらのイルカ達は休日のそれと比べると、比較的ゆっくりと泳いでいることが多いです。
周囲に船も人間も少ない状況ということもあり、時としてイルカ自らが人間に近付いてくる確率も必然的に高くなります。
他の記事でも何度も書かせて頂いているとおり、もちろん相手は野生動物であり大自然である訳ですから、平日だろうと海が荒れたりイルカ達のスピードが速いことだって、もちろんあります。
ただ、お客様にとっては貴重な御蔵島へお越しになられる数少ない機会。
海の中に生きている彼らの生態行動を観察するという目的だけをとってみても、イルカとの時間を充実したものにできる(誤解を恐れずに言えば、ドルフィンスイムの質を上げられる)確率を、人間側の都合で大きく操作できる要因に、「平日のドルフィンスイム」という選択肢があることは事実です。

実はこの記事を書こうと思ったキッカケは、現在はドルフィンスイムボートの船長である僕が水中ガイド時代、ある日のツアー後に妻(現在は水中ガイド)と交わした会話からでした。
妻「おかえり〜今日イルカどうだった?お客さん楽しんでた?」
僕「まずまずだったけど、やっぱり土曜は厳しいね」
妻「そっかぁ。。。」
僕「できるなら混んでない海で、もう一回泳がせてあげたいよ」
妻「やっぱりさ。もっと教えてあげた方がいいよ。平日の良さが伝わってないんだよ」
僕「う〜ん。まあ風呂入ってくるわ」
そんな会話に気付かされ、あわよくば平日の集客効果を狙ってしまおうとストレートに企みつつの今回のブログ記事ではありますが。
更には、4月〜6月(および9月〜11月)の東海汽船の乗船料金が、ハイシーズンの7月&8月に比べると、往復で¥5,000前後も安くなるという事も、ゲストの側にとっては耳寄りな情報だと思います。
真夏のハイシーズンに比べれば空いている時期は東海汽船の乗船料金が安い。
⬇︎
しかも海が空いている(平日は)。
⬇︎
船も人間も少なくイルカいい感じ(平日は)。
⬇︎
予算に余裕が出来たので追加ドルフィンスイムも予約しちゃう。
⬇︎
といった安易な構図が浮かんでくるのは僕の頭の中だけです。

とまあ、ここまでの記事で
「イルカ達と寄り添い泳ぎたい。」
「イルカと意思の疎通をしてみたい。」
といった想いを実現する為の確率を上げる方法を、提案として述べてきましたが。
一つのドルフィンスイムツアーを上質なものとして成功させる為に、当店では「ドルフィンスイムレクチャー(シュノーケル教室)」を欠かすことの出来ない重要なアクティビティとして、オプション開催しています。
単なるイルカと泳ぐ為のレクチャーだけでは無く、これから始まるドルフィンスイムのシミュレーションを、限られた時間の中ではありますがゲストへアウトプットする作業でもあります。
この「ドルフィンスイムレクチャー(シュノーケル教室)」で過ごして頂いた時間が、その後にゲストが体感することになるドルフィンスイムの質の良し悪しを大きく左右すると言っても間違いはありません。
(*ドルフィンスイム・ドルフィンスイムレクチャーは泳げることが参加条件となります。泳ぎが苦手な方や泳げない方は、ご参加いただくことが出来ません。)

当店のツアーでは、10年以上をイルカ達と泳ぐことを職業としてきた経験豊富なインストラクターが、「ドルフィンスイムレクチャー(シュノーケル教室)」を担当させて頂いております。
御蔵島のイルカ達と泳いできた1000クルーズを超える経験を、ツアーへご参加下さいますお客様へ可能な限りフィードバックしていけたらと思っています。
と同時に、御蔵島で暮らし、島の自然を日々観察している現地ガイドならではの視点を、お客様にとって大切なドルフィンスイムに活かして頂けたら幸いです。
で、つまるところ表題の「ドルフィンスイムは、いつがオススメですか?」に対する回答は、「平日です」という話でございました。
スペシャルオレンジブログ記事「ドルフィンスイムレクチャーってなに?」
ではでは、今回はこのへんで。
▼ドルフィンスイムツアー情報▼
スペシャルオレンジ御蔵島ガイドサービスHP
http://s-orange.d.dooo.jp

スペシャルオレンジブログ記事「東海汽船・御蔵島への就航率。」
ゲストから多く頂くご質問の中に、「ドルフィンスイムは、いつの時季がオススメですか?」といったものがございます。
御蔵島のイルカ達は季節を問わず島の周囲に棲息しているので、実はこれといったベストシーズンはありません。
その日の天候次第ではありますが、海が穏やかで、ボートが島を一周できるようなコンディションの日は、かなりの高確率(ほぼ100%)でイルカと遭遇することが出来ています。
反対に、波が高い・風が強い等の不良コンディションにより、ボートが島の半周前後の海域しか航行出来ない日は、イルカに遭遇出来ないこともあります。
ただ、一度でも御蔵島でのドルフィンスイムをご経験されると湧いてくる感情。
「イルカ達と寄り添い泳ぎたい。」
「イルカと意思の疎通をしてみたい。」
その夢を実現させる為にも、やはりベストシーズンを知りたいお気持ちも理解できます。

ゲストの中には、人生でたった一度きりのドルフィンスイムを楽しみに、はるばる御蔵島までご来島下さる方も多くいらっしゃいます。
また反対に、遠くて不便な離島にも関わらず、何度もイルカ達に会いにリピートされているゲストも多くいらっしゃいます。
「イルカ達と寄り添い泳ぎたい。」
「イルカと意思の疎通をしてみたい。」
実は、それを実現させる確率を大幅に上げる手段があります。
答えは、
「平日」です。

御蔵島のドルフィンスイムでは毎週土日や連休・お盆休みになると、他島の船を合わせて15〜20隻以上の船が出航します。
小さな島の周囲に、イルカの群れを取り囲み追いかける20隻前後の船(&200人前後の人間)。
そういった状況下では、イルカたちの泳ぐスピードが上がり、あまり人間に興味を持つことは少なくなる傾向があります。
また、海中深くへ潜ってしまう潜水時間も長くなる事が多くなるため、やはり人間に自ら近付いてくるチャンスも激減してしまいます。
もちろん相手は野生動物であり大自然である訳ですから、そのようなコンディションでもこの限りではない事もありますが、実際にはかなり顕著です。

今回のブログに掲載をさせて頂いている全ての写真が、やはり平日に撮影されたものだということを鑑みても、イルカと撮影者との距離が近いことをイメージしてもらえるかと想像します。(広角レンズで撮影しているので実際の距離感はもっと近いです)
また、これらのイルカ達は休日のそれと比べると、比較的ゆっくりと泳いでいることが多いです。
周囲に船も人間も少ない状況ということもあり、時としてイルカ自らが人間に近付いてくる確率も必然的に高くなります。
他の記事でも何度も書かせて頂いているとおり、もちろん相手は野生動物であり大自然である訳ですから、平日だろうと海が荒れたりイルカ達のスピードが速いことだって、もちろんあります。
ただ、お客様にとっては貴重な御蔵島へお越しになられる数少ない機会。
海の中に生きている彼らの生態行動を観察するという目的だけをとってみても、イルカとの時間を充実したものにできる(誤解を恐れずに言えば、ドルフィンスイムの質を上げられる)確率を、人間側の都合で大きく操作できる要因に、「平日のドルフィンスイム」という選択肢があることは事実です。

実はこの記事を書こうと思ったキッカケは、現在はドルフィンスイムボートの船長である僕が水中ガイド時代、ある日のツアー後に妻(現在は水中ガイド)と交わした会話からでした。
妻「おかえり〜今日イルカどうだった?お客さん楽しんでた?」
僕「まずまずだったけど、やっぱり土曜は厳しいね」
妻「そっかぁ。。。」
僕「できるなら混んでない海で、もう一回泳がせてあげたいよ」
妻「やっぱりさ。もっと教えてあげた方がいいよ。平日の良さが伝わってないんだよ」
僕「う〜ん。まあ風呂入ってくるわ」
そんな会話に気付かされ、あわよくば平日の集客効果を狙ってしまおうとストレートに企みつつの今回のブログ記事ではありますが。
更には、4月〜6月(および9月〜11月)の東海汽船の乗船料金が、ハイシーズンの7月&8月に比べると、往復で¥5,000前後も安くなるという事も、ゲストの側にとっては耳寄りな情報だと思います。
真夏のハイシーズンに比べれば空いている時期は東海汽船の乗船料金が安い。
⬇︎
しかも海が空いている(平日は)。
⬇︎
船も人間も少なくイルカいい感じ(平日は)。
⬇︎
予算に余裕が出来たので追加ドルフィンスイムも予約しちゃう。
⬇︎
といった安易な構図が浮かんでくるのは僕の頭の中だけです。

とまあ、ここまでの記事で
「イルカ達と寄り添い泳ぎたい。」
「イルカと意思の疎通をしてみたい。」
といった想いを実現する為の確率を上げる方法を、提案として述べてきましたが。
一つのドルフィンスイムツアーを上質なものとして成功させる為に、当店では「ドルフィンスイムレクチャー(シュノーケル教室)」を欠かすことの出来ない重要なアクティビティとして、オプション開催しています。
単なるイルカと泳ぐ為のレクチャーだけでは無く、これから始まるドルフィンスイムのシミュレーションを、限られた時間の中ではありますがゲストへアウトプットする作業でもあります。
この「ドルフィンスイムレクチャー(シュノーケル教室)」で過ごして頂いた時間が、その後にゲストが体感することになるドルフィンスイムの質の良し悪しを大きく左右すると言っても間違いはありません。
(*ドルフィンスイム・ドルフィンスイムレクチャーは泳げることが参加条件となります。泳ぎが苦手な方や泳げない方は、ご参加いただくことが出来ません。)

当店のツアーでは、10年以上をイルカ達と泳ぐことを職業としてきた経験豊富なインストラクターが、「ドルフィンスイムレクチャー(シュノーケル教室)」を担当させて頂いております。
御蔵島のイルカ達と泳いできた1000クルーズを超える経験を、ツアーへご参加下さいますお客様へ可能な限りフィードバックしていけたらと思っています。
と同時に、御蔵島で暮らし、島の自然を日々観察している現地ガイドならではの視点を、お客様にとって大切なドルフィンスイムに活かして頂けたら幸いです。
で、つまるところ表題の「ドルフィンスイムは、いつがオススメですか?」に対する回答は、「平日です」という話でございました。
スペシャルオレンジブログ記事「ドルフィンスイムレクチャーってなに?」
ではでは、今回はこのへんで。
▼ドルフィンスイムツアー情報▼
スペシャルオレンジ御蔵島ガイドサービスHP
http://s-orange.d.dooo.jp