8月5日日曜日、その日は特にやる事がなかったはずなので朝10時くらいに起きてパソコンを開いた。
Facebookを開くと妹からメッセージがあった。何だろう?と思って開いてみると父が山から滑落して亡くなったとのことだった。
まさかの事態にしばし呆然とする。1か月半前に母と共にラオスで会ったばかりなのに。どうして・・・・・・??????
家族に電話して事態を確認する。やはりこれは現実だ。任期が終わる9月26日までは日本に帰りたくなかったけどこうなってしまってはそうも行っていられない。そうでなくてもこっちにいる間に祖母(父方、母方ともに)を亡くしていて祖母2人の葬儀には出られなかったのに父の葬儀まで出ないというわけにはいかない。急きょ調整員の方に電話して一時帰国の手続きを取っていただく。
その日から2週間くらいの間に自分の誕生会、日本留学生会の夏祭りでのよさこいソーラン、南部への旅行などいくつか予定が入っていたが全てキャンセルして日本に帰るための必要最低限の荷造りをしてドミトリーに行く。
ドミトリーにいた隊員の人たちに励ましの声をかけてもらい、また、電話やメール、facebook、mixiのメッセージなどもたくさんいただく。みんなに本当に感謝。

トゥクトゥクで空港に向かい、ハノイ経由で翌朝成田空港に着いた。ハノイ空港は任国外で4日前に来たばかりなのでその時はこんなにすぐそれもこんな形でまた来ることになろうとは夢にも思わなかった。
成田から京成線スカイライナーで日暮里まで行き、山手線で新宿まで行き、さらに中央線で吉祥寺に。1年10か月ぶりに見る日本は建物がものすごくたくさんあってごちゃごちゃしていて慣れ親しんでいるはずなのに何だか変な感じ。