2005年11月16日

インド人4

以前「店長会でのインド人」というブログを書いたことがある。



インド料理屋が入っているビルで働いている為、休憩室でもインド人の方をよく見かけるのだが、噂によると一度話をしてしまうと、ものすごくフレンドリーになってしまい、姿を見つけるとどこからでも近づいてきて話しかけられまくる、と聞いている。





そのため、小心者の私は接触を図らない様に、できるだけ目を合わせないようにしていた。
しかし、私の人生でトップ5に確実に入るほどのピンチを昨日迎えてしまった。




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昨日の夜、休憩室で新顔のインド人が一人で座っているのを見つけた。




新顔だった為、その方の情報はほとんどなかったので、まさか話しかけられたりしないだろうと思いつつも、少し離れた席に座って、休憩をとっていた。




気がつくと休憩室では私とインド人の方だけになっており、なんとなく嫌な予感がしていたんだ。





誤解のないように言っておくが、私は単純に語学力がないのと、外人に接する機会が全くない為、インド人がいやとか何人がいやというわけではなく、全般的に外人に話かけられるのが嫌なのだ。





常に彼から視線を感じていた為、私は、ちょうど友人に連絡しなければいけなかったので、携帯をいじり、あえて見ないようにしていた。




しかも新顔なので、さすがに話しかけはしないだろうと油断していたのがいけなかった。




しかし、その瞬間はやってきた。




「オウ。モウシゴトオワリィ?」





いきなりそう話しかけられ(しかも遠くから)無視するわけにもいかず、とりあえず返答した。




「いえ。まだです。あと1時間ぐらいです」




当たり障りのない返事をして、今までずっと避けてきた道が開通してしまったことに完全に参っていた。




「イエ、ドコ?」




更にインド人は質問をしてきた。その後は落ち着く暇もないほどガンガン話しかけられ、私は一刻も早くこの場を去りたかったのだが、それもできず、苦しんでいた。




(以下 インド人 → イ  私 → ボ)





イ: 「ナニシテルヒトナノォ」


ボ: 「え?ここのビルの下のほうで働いておりますが」


イ: 「インショクゥ?」


ボ: 「いえ、違います。服です」




イ: 「コドモスキィ?」


ボ: 「は? 子供ですか?あまり好きではありませんねえ」


イ: 「オウ・・。ナンデナノォ。コドモトテモカワイイヨォ」


ボ: 「はあ・・・・。そうですけどねぇ・・・」






何なんだこの会話は。一体いつまで続くのか。多分まだ5分ぐらいしか経ってないんだろうけど、私は一刻も早くこの場を去りたかった。そして席を立とうか迷っていた時だった。






イ: 「ヨカッタラ。トナリニキマセンカ?」


ボ: 「え?はぁ・・・。」





私はこういう時に困るんだ。「もう仕事に戻らないと」と言えば済むことなのに、まだ休憩室に来て5分前後なのに、もう席を立つとなると、嫌がっていることが分ってしまうのでは、深読みしてしまった。





しかも別に彼は悪いことをしているわけではなく、純粋に話をしたいだけだろうから、断るのも悪いと更に深読みしてしまったんだ。





ボ: 「あ、では、ちょっと失礼して・・」





人はどうして自分の思っていることと違うことをしてしまうのか。私の心の中では天使と悪魔が決闘していた。





イ: 「カレシイルノォ?」


ボ: 「彼氏というか、結婚してますので主人がいるです」





私もどんどん日本語がおかしくなっていった。まさかそういう質問が来るとも思わず、しかも外人は色んなことを直球で聞くんだなあ、と単純に思っていた。





イ: 「オウ!マリッジ?ウーン・・。マリッジィ?」





何で2回もマリッジと言われて疑われなければいけないのか。しかも微妙に納得がいってなさそうに見えるのは私だけだろうか。私が結婚しているのはそんなにも不思議なのか。





イ: 「ワタシ、カノジョイマセン。トテモサミシイデス」





これが日本人だったら、色々話も膨らむのだが、異文化で育った方に対してはどこまでそして、どのように話していいか検討もつかず、とりあえず





ボ: 「おう。それはさみしいですねぇ」





と棒読みで答えるしかなかった。






イ: 「アナタヤスミイツゥ?」


ボ: 「え?基本的には平日ですね」


イ: 「ボクハモクヨウビデスヨォ」


ボ: 「はあ・・・。そうですか・・・・」






イ: 「コンドノミニイキマセンカ」






なんと!そう来たか。おのれ、さすが外人。展開早すぎだろ。しかも君は一体誰なんだ。





ボ: 「ウーン。ワタシの旦那さん、とーてーもーうるさいです。おそらくダメェダメェデスゥ」





言葉が完全におかしくなった瞬間だった。しかも御丁寧に手で×を二回も演出してしまった。
うちの主人は基本的には文句一つ言わないので大丈夫なのだが、ここは全部主人の名前を出してかわそうと思っていた。





イ: 「シュジンサン、アナタノコトガトテモスキナンデスカ?」



日本人にそういう質問はやめたほうがいい。特に私みたいな、典型的な照れ屋は、そういうことを言われると、恐ろしいほど動揺して顔まで赤くなるのだ。




かといって今回の場合、「とんでもないです。全然です。」とか言って、そのまんま取られて、飲みにいく話を進められてしまう可能性もある。




《 それだけは避けたい。》




なので、本当にこういうのは嫌なのだが、もうそれしか方法がなかったので




ボ: 「ハーイ。とてつもなく好かれていますでしょう」




と答えて、一人で赤くなっていた。コレデモウ大丈夫デショウ。と思っていた次の瞬間彼は言った。






イ: 「ン?  トテツモ?  ナニ? トテツモ?  ン?」






失敗した。彼は「とてつもなく」を知らなかった。適当に返事をしとけばいいものを、照れて難しい日本語を使ってしまった為、全く伝わっていなかった。





まあ、最終的には彼をかわしたのだが、久々の困り具合に、私は本当に疲れた。
やはり国際的な交流にには向いてない。




その後は「私は30歳なんで年食ってます」、と言っても、 「オウ、トシオナジィ」と逆効果だった。




主人の話も物凄く聞かれ、年齢を答えると、「ナンデトシシタガイイノォ?」「ナンデェ?トシシタ?」と何度も聞かれ、更に話が膨らんでしまい、常に困り続けていた。





今思えば、席を移動せず、さっさと帰ればよかったんだ。日本人の気遣いは向こうには伝わらない場合があるのだ。





いやー参った。




しかし、今最も恐れているのは、今後も奴が私によって来る可能性が十分にあるということだ。その時は、変に気を使わず、さっさと断ればいいのだが。




しかし、外人は難しい・・・。でもいい経験をさせていただいた。
もちろん、一回で十分だが。






(「インド人2」へ続く)







ブログランキングニサンカシテマス。

オウ。ソコノアナタ。オシテクダサイ。




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yk16ym at 13:50│Comments(2)困った 

この記事へのコメント

1. Posted by 長野から   2005年11月16日 14:32
4 「最終的には彼を交わしたのだが」って…まぁ、間違いなく誤変換なのだろうが一瞬ビビリましたよ(^^;
いや〜焦った焦った!
2. Posted by ボス店   2005年11月16日 23:55
ナガノサン アリガトウ。トンデモナイミスヲシテマシタ!ナオシマシタヨ!サンキュウデス。

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