今回は2回目で自益信託と他益信託について解説します。

自益信託と他益信託は、簡単に言えば信託の利益を受ける人(受益者)は信託をした本人(委託者)か他人かによって分けられます。

商事信託は自益信託、民事信託は他益信託と単純に分けられるものではなく、商事信託でも他益信託であったり、民事信託でも自益信託であったりする可能性もあります。
尚、他益信託が設定された場合は、受益者に対して課税される可能性があるため注意が必要です。

商事信託かつ自益信託の場合は、多くの場合運用益などを目的とした利殖行為と考えて頂ければよいかと思います。現状の信託はほとんどがこのグループに入ります。

民事信託かつ自益信託の場合は、自分の財産保全を目的とすることが多いと思われます。
自分の意思能力がしっかりしている間に、将来判断能力が衰えて財産を詐欺で失うことがないように予防的手段として使っていけます。
目的、手段が任意後見契約に近いですが、裁判所等の関与がない点が大きな違いです。

商事信託かつ他益信託の場合は、これも運用益などを目的として使われる事が多いかと思われます。


民事信託かつ他益信託の場合は、財産を増やすことや、保全が目的ではなく、受益者への定期的な財産分与を目的とすることが多いです。
福祉型信託もこのグループに含まれることが多いと思われます。
例えば、自分で適切な財産管理ができない子供をお持ちの親が、自分の死後、子供の面倒を看てもらう為に使うことが出来ます。
信託というシステムはこのグループから始まったと言えますね。






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