2011年01月23日

スロットカー・REYNARD 2KQ LM 2003 SPECIAL TEST CAR(SLOTING PLUS)

スロットカー 520今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの89号車は、REYNARD 2KQ LM 2003 SPECIAL TEST CAR(SLOTING PLUS)です。
スロッティングプラスは、スペインのミグエル・ミレットが2006年に設立したスロットカーのパーツメーカーです。彼は、1996年からクラブレースに参加し、やがて、オーガナイズもするようになりますが、レースに参加する以上にクルマを仕上げることに興味を持ち始めるようになります。そこで、まずはパーツメーカーを立ち上げたというわけです。
そして、パーツメーカーとして理想のクルマづくりを考えると誰もが行き着くであろうRTRの開発に踏み切り、その第1弾として2010年6月にリリースされたのがレイナード2KQです。このクルマには、パーツメーカーらしい工夫やアイデアが凝らされています。私も、当初から注目していたのですが、レイナード2KQというところがひっかかりました。私は、既に、スピリットのレイナード2KQを持っており、メーカーは違えど、それほど思い入れのないクルマだし、同じクルマは2台はいらないからです。
このクルマ、イギリスでは54.95ポンド、アメリカでは$83.95。日本円にすると7000円前後と比較的高価なクルマで、個人輸入すると送料込みで8000円前後になってしまいます。それが、日本の正規代理店である「タルガ・フローリオ」では、なんと現在では5800円で販売されているのです。これは、世界中でも最安値ですし、スロット・イットよりも安いのはもちろんのこと、スケーレクストリックに近い価格です。性能の高さは海外でも高く評価されているだけに、これはバーゲンプライスと言わざるを得ません。
そんなわけで、この価格ならと、買ってみることにしました。ボディは、スロッティングプラス初のRTRとは思えないほどの仕上がりで、スケールアキュラシー、タンポ、クリアともに申し分ありません。
スロットカー 521シャシーは、これまでにないような斬新なもので、モーターポッドが独立しているのですが、それが3角形になっており、それぞれの頂点でネジで固定されています。このネジを調節することでモーターポッドの可動量を調節できるわけです。
また、ホイール、ピニオンギア、スパーギアは金属製になっているのがパーツメーカーらしいところです。アングルワインダーに搭載されたモーターは21000rpmと控えめなようですが、トルクが320gと厚めで、11: 32のギア比もあいまって、かなりのパンチ力とスピードがあるようです。
磁石は、モーターの背後に小型のものがシャシーの路面側にはみ出すように装着されていますが、磁力はわずか95gと控えめで、スロット・イットあたりと比べても物足りません。磁石搭載スペースが限られますが、工夫しながら磁石を追加し、磁力をスロット・イットに遜色ない300g程度まで上げました。ちなみに、クルマ全体の重量は84gです。シャシーの薄さも、これに貢献しているようです。
タイヤは、それなりにグリップしそうな感じはあり、削ればソコソコにはいけるかもしれませんが、ピニオンギアとの関係か、リアタイヤが少し細いのが残念なところです。そこで、思い切ってシリコンタイヤに交換し、それに釣り合うようにフロントタイヤも小径のものに換えてみました。これでも、フロントタイヤはしっかりと接地するので、ノーマルタイヤが必要以上に大きいのだと思います。
ホームサーキットのタイムトライアルでは、20.59mのロングトラックで96台中なんと8位になる5.36秒をマーク。まだモーターが回り切っていないと考えられる段階でこのタイムをマークするとは驚きです。やはり、かなりのポテンシャルを秘めたクルマのようです。