熊さんの写真館

四季折々の写真を通して、自然の美しさや人々の生活の有様を見ていただきたい。

2016年04月

4月29日、30日には「第10回れんげ祭り」が行われるということで家内と2人で見に行きました。場所は、私の家から徒歩で10分ぐらいのところなので、私は殆ど毎年のように行っています。太田地区の農協関係の人が中心になり、伊勢原市から委託されて自然とのふれあいや人と人との交流を深めることが主なねらいで毎年のように行われているものです。田んぼに咲いている花は約10種類で見に来た人は自由にはさみで切り取り持って帰っていいそうです。無料でいただけるので皆さん喜んで切り取っていました。
れんげ祭り2
現地につく少し手前に咲いているレンゲソウ。緑肥として使われる。
れんげ祭り1
現地に着くと伊勢原のユルキャラ「くるりん」が出迎えてくれました。
れんげ祭り4
田んぼには、ポピーシャレー、ヤグルマソウ、カスミソウミロ、ハナビシソウ、
ヒメキンギョソウ、コマチソウ、ハナナなどの色とりどりの花がきれいに咲い
ていました。
れんげ祭り3
花摘みをする人々。午後3時ごろなので、午前中に比べずい分人の数が
減ってしまったとのことです。
れんげ祭り5
イベントの旗が多くの人の参加を待っているようでした。明日も大勢の人が
見えることでしょう。
れんげ祭り6
子供たちも、お母さんお父さんと一緒に楽しんでいました。
れんげ祭り10
花の田んぼの中に入り花摘みを楽しむ人々。背景は小田原ー厚木高速道路
の側道です。

れんげ祭り7
れんげ(クリムソンクローバーか?)に囲まれてヤグルマソウが美しく咲いていました。
れんげ祭り8
道端ではミツバチがおいしそうに花の蜜を吸っていました。
れんげ祭り10
空を仰ぐと凧が青空の中を悠々と泳いでいました。のどかな一日で、平和な
日がいつまでも続くことを念じながら家路につきました。

新緑の四月には各地で祭礼が行われます。4月22日には伊勢原市比々多にある三之宮神社で例祭が行われ、市内の人はもちろんのこと市外からも大勢の人が見学に訪れとても盛大なお祭りでした。
神楽
午後3時ごろ神楽殿では神楽が演じられていて、観客は珍しい神楽を熱心に
見つめていました。演目は「八岐大蛇」でした。
天狗3
神楽が終わると天狗たちの行列がしずしずと神社を目指してやってきました。
神輿1
続いて威勢の良い掛け声を発しながら神輿が狭い道を上ってきました。
山車2
神輿の後を三台の山車がゆっくりと人々に引かれてやってきました。
神輿と山車2
神社の近くに来ると、いよいよ宮入になるので最後の気勢を上げる青年たち。
神輿宮入
三之宮神社に神輿がやってきて宮入が始まりました。
ちまき3
宮入が終わると「ちまき」の入った俵が神輿を担いでいた青年たちに贈られ、
それを空中に投げあげ、中の「ちまき」を観客に撒き与えていました。
胴上げ
祭りの行事が無事に終わった喜びを象徴する胴上げが賑やかに行われ、
神輿を担いだ青年たちや見ていた観客の人々もみな笑顔で祭りを楽しん
でいたようでした。
山車5
最後に私たちを見送るように3台の山車が上から見下ろしていました。
山車の上の人形は左から先代萩の男之助、熊谷次郎直実、加藤清正
で扇子などが動くようになっています。(カラクリ人形)

4月15日(金)午後1時から、「かながわのまつり50選」に選ばれている宝城坊日向薬師で春季例大祭が行われました。メーンイベントの「神木のぼり」は修験道の霊山として知られる日向薬師で、山伏が修行する前に行う安全祈願の儀式です。
神木1
山伏たちが日向薬師から坂を下り神木のぼり会場に向かってやってきました。
神木2
儀式が始まる前に、山伏により東西南北の四方の邪気を弓矢によって払う。
神木3
山伏姿の修験者が高さ5mのシイの木の上で、家内安全、無病息災などを
祈るために登りはじめました。
神木4
神木の上で、邪気を払うために剣を振るう修験者。
神木9
いよいよ家内安全、無病息災、五穀豊穣などを祈願する口上文が読み上げられる。
神木5
最後に行われる護摩焚きの火がつけられる。
神木6
燃え盛る炎の中に護摩の木札が投げ込まれる。
神木7
燃え終わった後のまだ炎が立っている上を修験者が渡って人々の健康や
安全を祈ってくれました。
修験者の渡った後、一般の人々も渡り自分の健康や安全を祈りました。私
も歩かせて戴き健康、安全の祈願をしました。

昨日(4月7日)の大風と大雨で桜の花がどうなったか気になり、朝5時半に家を出て、「平塚の総合公園」、同じく平塚を流れる「渋田川の堤」、「伊勢原の藤山公園」、大和市の「ふれあいの森・泉の森」の4か所の桜を追って駆け巡りました。
桜の絨毯3
テーブルや椅子の上にも桜の花ビラいっぱいでした。(平塚・総合公園)
桜のジュータン2
まだ人が足を踏み入れた気配がなくきれいな桜のジュータンでした。(平塚・総合公園)
桜の絨毯4
桜の木には昨日の嵐にも負けずにきれいな花びらをたくさんつけていました。(平塚・総合公園)
桜の絨毯6
渋田川の橋の欄干にも花びらがついてきれいな模様を作っていました。(平塚・渋田川)
渋田川の土手
花のジュータンの上を歩く人。桜の花はまだ満開に近い状態でした。(平塚・渋田川)
桜の絨毯7
藤山公園の駐車場も花びらで一面に覆われていました。(伊勢原・藤山公園)
後ろには東海大学病院が見えます。
桜の絨毯8
今がチューリップの最盛期。しばしみとれていました。背景には桜の花が。(大和・泉の森)
桜の絨毯9
泉の森の中を流れる引地川には花筏ができていました。(大和・泉の森)
カモ
引地川にいた鴨が急に飛び立ちました。(大和・泉の森)

4月2日(日)、伊勢原市と姉妹都市になっている長野県茅野市で七年に一度猿と虎年に行われる御柱祭を見てきました。初めに、七年前に行われた御柱祭の御柱が奉納してある諏訪神社に参拝し、その後「木落とし」の行われる「木落坂」に歩を進めました。
御柱祭り5
 諏訪神社で参拝する。家族の祈願行事が行われていました。
御柱祭り3
前回七年前に行われた御柱祭で使われた御柱が奉納されていました。
御柱祭り6
神社前では御柱祭を祝う太鼓の演奏や踊りが見られました。
御柱祭り7
現地、「木落とし坂」に着くと、木落としをする地区団体が紹介されました。
御柱祭り9
高い小山の上に、2本の角(メデトコという柱)を太い御柱の上に
立て、木落としの準備が始められる。メデトコに乗った11人の勇者
は木遣りの歌に合わせて気勢を上げていました。
御柱祭り10
木落としが始まる前に、関係者全員で木遣りの歌を歌う(この御柱祭
では歌うといわず「なく」という)そうです。真ん中の子供たちはトランペット
で演奏して祭りを盛り上げていました。
御柱祭り2
いよいよ御柱が高い小山から80度ある急坂を引手に引かれて落ち始めました。
向かって右側の方を引いている綱を男綱、左側の方の綱を女綱というそうです。
御柱祭り11
土煙を上げて御柱が走るように坂を下って行きました。
御柱祭り12
もうもうと上がる土煙に、綱を引く人も、見ている観客も大興奮のうちに木落としは
無事に終了しました。

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