山村木材 つぶやきブログ

これからの住まいについて、身近なことから、いろいろ気になることを書いています。 今はやっぱり、2×4住宅のこと・住宅のリフォームリノベーションのこと・住宅ローン・生活のための公共交通・環境、そして映画かなあ。

これからの住まいについて、身近なことから、いろいろ気になることを書いています。
今はやっぱり、2×4住宅のこと・住宅のリフォームリノベーションのこと・住宅ローン・生活のための公共交通・環境、そして映画かなあ。

1989年当時、賃貸マンションの室内建具は、現在のような既製品枠に既製建具でなく、大工さんの手による”木枠”に、建具屋さんが”建具を設える”かたちが多かったものです。
また建具の取り付けは大工さんがしていました。最近は建具屋さんが取り付ける事も増えましたが、大工さんが取り付けるのと、建具屋さんが取り付けるのでは、取り付け方が変わってきます。
また使われる木材もそのほとんどが桧材で、
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こんな感じです。
この度、久しぶりに住んでみて分かったことがいくつもあって、その一つが大工仕事がとても丁寧だったという話です。

前回、軽く、防音・断熱・間取りについて触れましたが、今回は当時の大工の仕事について。
「【芋(いも)】にしますか、それとも普通に【留(とめ)】にしますか」
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写真は、【留(とめ)】です。もちろん木は桧材。

どんな現場であっても、プロとしてのプライドを忘れない大工の気質が感じられます。

10年間、貯めに貯めた写真データ。
当時から気になるところは全て写真に収めていたから、それをまた、きちんと整理していないものだから、あちこちのパソコンに散らばっていて、断捨離がこれほど大変なものだとは思わなかった。
しかしまあ、見事に現場写真ばっかり。スクリーンショット (158)
スクリーンショット (156)
スクリーンショット (157)
やっぱり整理するだけにしておこう。捨てられない・・・。

会社のパソコンの過去データを断捨離していて、目に止まったのが、今から20年前のメールのやりとり。
改めて読んで、「そうか、あの時はこんな想いで仕事していたんだな」と。
内容はそのほとんどが「木材」「建築」に関することばかりですが、その一つに下記のメールがありました。
木材関係(行政)の方に送ったメール(要約)です。

スクリーンショット (146)
現在のウィンドウズでは開けない拡張子をソフトを使って解読しました。

> 確かに人は生きるためには、目の前のパンが必要です。しかし人はどんな業界にいても、昔ながらの農村と同じで、互いに協力し合って、土地を耕し、種付けをし、育て、収穫し、分け合って生きていかねばなりません。
> つまり、「木材業界」もそれを理念としなければならない。


メールしたのは2001年。
バブル経済が崩壊し、日本が本格的な低迷期に入ったのは1991年から1993年にかけてで、建築と木材も大打撃を受けました。
それから10年、つまり「失われた30年」の10年目のメールです。
しかし、その年は、それから20年間に渡って続く、超低金利時代下の所得が右肩下がりとなる時代の入り口でもありました。

今でも考え方は変わっていませんね。
人は互いに協力し合って生きていく、それしかないと思います。
自分だけの殻に籠らず、問題点があれば遠回しに言うのではなく、きちんと解決に向けて協力し合うことが、豊かな生き方につながるのです。

送ったメールの意味は、当時の高知県の木材業界がバラバラでまとまりがなく、それぞれ一生懸命していたのは良いのですが、まとまりのない行動、人任せの行動はやっぱり駄目ですね。変な話、嫌われ役を担っていた感もある20年前でした。


今度はどんな資料が出てくるか、断捨離作業は続きます。

スクリーンショット (147)
2005年。山村木材のチラシに仕事とは関係なくもくもくランドの案内が入っています。(第1回から第10回まで実行委員長をさせて貰いました。)

先月、YouTubeに、山村木材のリフォームパックのパワーポイントを社長自らの解説でアップしましたが、96分にも及ぶ大作(笑)で、どう考えても見る方に無配慮、大反省。

また知り合いの方々に、検証してもらうために送りましたが、長すぎてほぼ最後まで誰も見てないようで(笑)
当たり前。

また送った同業他社からは、「しゃべりすぎ」とか「しつこい」という返事を頂きまして、「すみません、これは本音の一部です」という気持ちしか返せず。

でもまあ、お客様を大事にするればするほど、変に力が入って辛口になるものです。
これからの建築の主流は、ますます本当の話ができるかどうか、だと思います。

このパワーポイントの根幹にあるテーマは、可処分所得と住宅ローンの相関関係についてです。

この96分を小分けにして、もう少しわかりやすくする予定です。

本当の話が豊かな住生活を作り上げる、これだけを言いたかった。
とにかく知っていることは全て話をしたいそれだけです。

リフォームパック 最終完成品 最終録音 補足説明-2
アメリカの総合不動産住宅サイトでは、住宅ローンだけでなく、固定資産税から始まって、買った場所で生活するに、どんなお金が必要か、考えられる金額が全て書かれています。
お金のことのみならず、建物の間取りは当然のこと、そこに住む時に必要な周辺環境、そして、なんと、周辺の土地建物の取引金額まで記載されています。
山村木材のシステムのように、誰かに聞かなくても、この山村木材に相談するだけで、直ぐに購入できるという基本情報が詳しく手に入るのです。
日本の今の、不動産取引や住宅建築環境では、到底考えられないシステムです。
でも、実際に必要な情報は、アメリカのサイトと同様に、買う前に、できる限り、知って置きたいものです。これが山村木材のリフォームパックです。本当の話が人を幸せにできます。


名優ウィリアム・ハート主演の「ドクター」というアメリカ映画があって、1991年製作だから、今から30年前の作品。

癌から生還したドクターが同僚の医師たちを入院させるシーンで映画はラストを迎えます。
立場は違えども、医師であっても、いずれ患者になる。攻守逆転となるのです。
そのとき医師は何を思うのか。
つまり、医師であるからこそ、患者の気持ちを知っておくべきだ、というプライドについての映画です。

山村木材はワンルームみたいな事務所で、よく言えばアットホーム。
その会社の上が賃貸マンションで、今回居住含めてその一室に個室を作りました。
生活はじめて分かった事は、貸す側も借り手の気持ちを知っておかないといけない、ということ。
貸す側の都合で作ってしまうと、部屋は住みにくい空間になってしまう、という、ごくごく当たり前の事でした。

住んで分かった攻守逆転。

築30年。音、熱、間取り、これ、簡単にできるリノベーションで解決できます。そのことをいろいろと気付かされました。

一番は音、そして断熱、最後に間取り。

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