山村木材に関することで、感じたこと思っていること
あれこれ書いていこうと思っています。

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昨年末に新たに改装工事をさせて頂いたお店二つ、
”オーガニックスタイルキッチン 1号店””中華料理 弥栄園〜みいろんゆん〜”
それに昨年知ってから、時々食べに行く、
”静かな喫茶店 オーガニックカフェ”

この三店舗に共通しているのは、できる限り無農薬にこだわった自然素材を使い、その素材を大事にして料理を作っている点です。
旨い=非オーガニック若しくは非調味料みたいな思い込みがどことなく味覚として慣れてしまった私たちに取って、たまたま偶然に関わらして貰って見事にその思い込みが裏切られた。でも、これ良い意味でですが。
オーガニックをきちんと謳う二店舗に調味料を使わない旨をしっかり記載したメニューを提示している中華料理店、各店舗のオーナーの信念に近い食に対する姿勢に思わず感じ入ってしまった。

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お店案内パンフレット①
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お店案内パンフレット②
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お店案内パンフレット③

オーガニックスタイル 1号店
場所 高知県高知市南御座90番地1
   高知 蔦屋書店 3F
電話 088-802-8561
HP www.os-kit.com

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お店の名前
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絶品の汁そば”器の底まで飲み干せる久しぶりの汁物です! KIMG1925
メインメニュー
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昼のランチメニューから 昼も夜もメニューにはこの文言が必ず記載されています

中華料理 弥栄園 〜みいろんゆん〜
場所 高知県高知市はりまや町2丁目3-16
   岩井ビル 1F
フェイスブック高知グルメクラブ公開グループ参照

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自然素材一色なのに、まるでお肉を食している感じのランチ
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これ、コーヒーでなくタンポポ!

静かな喫茶店 オーガニックカフェ
場所 高知県高知市南御座90番地1
   高知 蔦屋書店 3F
電話 088-802-8561
HP http://www.geocities.jp/sizukanakissatenn/

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静かな喫茶店が発行している小雑誌から

ただ今進行中の建築現場から
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奥に見える建物は構造検査も終了し、急ピッチで内装(木)工事に取りかかっています。一方で手前の建物はこれから建前を控えている状態です。共にスタット(柱に相当する部分は国産ツーバーフォー材を使用)
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内部構造写真(制作はパネルハウス)
なぜ、在来工法を主体としてきた山村木材がツーバイフォー工法を選択したのか。
社名が”山村木材”、どうみても在来工法主体としか思えない。
しかも私の代になって30年経っているが、それまでは実は社寺仏閣にも納材してきた役物製材工場(見た目の良い天然檜専門製材所)だったわけで、また、祖父の林業時代を含めると創業90年近くも木材と向き合ってきた会社なのに・・・。

直接の引き金は、鹿児島県霧島市にあるさつまファインウッドで製造された”日本初のJAS認定を取得した国産杉ツーバイフォー材”との出会いだったと思う。
視察地霧島市で、工場が稼働する前にもかかわらず、話を聞いて即取引を決めた。

ツーバイフォー工法の建物は耐震性に優れていることは前から知っていたが、国産で無かったら選んでなかったように思う。
2020年から始まる予定だった省エネ基準は少し先伸ばしとの話も聞くが、それにも優れた工法だ。

時代の変化に合わせることは企業の宿命で、でも心のどこかに和室を思い描いている自分がある。
はっきり言って、和室というのは、レトロを超えた異空間化していて、万人向けではない今の時代、新今風和室を評価している。
時代の流れは、私自身のものの見方も変えてきた。

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それで思い出したのが、こうち木の家普及推進協議会で作って今でも稼働させている高知県産杉梁桁材供給システム。http://www.kochi-kinoie.org/aboutus

相変わらず拙い文章だけども、そこには国産材県産材に対する私の思いが込められている。
工法は変われど想いは同じ。
もちろん在来工法でも建築しています。


こうち木の家普及推進協議会 設立の背景
設立の背景
高知県は県土に占める森林面積率が全国一の84%です。それを生かした住宅づくりに取組んでいる団体及び企業は数多くあります。 例えば、高知県設計監理協会では、十数人の有志が集い、高知県伝統的な木造工法を現代風にアレンジし、土佐の風を活かした家づくり「土佐派の家」を展開しています。

連綿と受け継がれてきた高知の大工技術と、豊かな自然風土に恵まれた魚梁瀬杉に代表される杉・檜の良質材に、土佐漆喰・土佐和紙等が取り入れられた家作りは、県内でも一定の評価を受けてきました。

しかし、昨今の住宅産業は、状況が大きく変化しています。プレハブ住宅はもちろんのこと、ローコスト住宅に代表される家づくりでは、職人の技術によって手作業で加工し、 それを組み合わせて一つの家となるような余裕は、時間・資金の両面でありません。

そのため、住宅部材を工場で合理的に工業製品化させてきましたが、その一方で現場の作業工程においても工業化という合理的手法が導入され、歴史的伝統工法は勢いに飲まれ失いつつあります。 このことは、戦後主流なった木造在来軸組工法の世界においても同様です。

一方、現在は昭和の時代ように良質な国産木材を潤沢選別できる時代ではありません。木材の品質確保に欠かせない、構造用乾燥技術もまだ確立されておらず、 木造住宅用の構材が集成に向かっていることに対して否定できないのです。

現在、D記号(D25=含水率25%以下 D20=含水率含水率20%以下 D15=含水率含水率15%以下)で表される乾燥数値を達成するための乾燥設備が、多くの単体の製材工場に導入されていますが、 高温乾燥と中の狭間で精度の統一性を欠いています。乾燥基準や手法についても全国一律ではなく、元々地域木材がそれぞれの地域によって特性及び質が違うため、 全国一律基準及びスケジュールでの乾燥自体が難しいのです。それでも、木材の乾燥技術精度向上と共に、木材乾燥は工業化が大規模製材工場の登とプレカットで一定のかたちが表れてきています。

設立の背景
では、高知県を振り返ってみたとき、一定の設備は整っているものの、良質な地域材がある割には地域材に特化した住宅が少ないのはなぜでしょうか。 問題として、素材生産業者から消費者に渡すまでの温度差がこれを邪魔していることが考えられます。特に納入業者と建築士の温度差は寸法において顕著に表れています。

例えば、以前は大工が刻屋で加工していた職人技術が、機械加工によって短時間・高技術で可能になりました。それはやむ得ない流れであるかもしれません。しかし、過当競争によって地域特性を無視した国産木材中心の住宅が席巻していることに対しては、

そういった状況に対抗できないのか?

地域材を適正な方法で使った住宅づくりが出来ないか?

という思いが協議会員の中にありました。そこで、現在大手ローコスト木造住宅販売に対抗するのではなく、「地域のことは地域で循環する住宅づくり」という、地域型木造住宅を考える必要があった事が設立の背景として挙げられます。 そのためには、まず木造建築に関わる各分野を超えた認識の共有から始なくてはなりませんでした。
(HPより)


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林業関係者以外の方々が聞いておくべきだと、確信しています。
「木材業界は、今こんなんだ」と気付くチャンス。
木材業界に対して、結構昔の良き時代と同じように見ている方多いから。

時代劇も悪いなあ・・・
“悪代官の金庫番は木材問屋“、みたいな設定多かったし。

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超仕上げ加工の桧(小口に見えている番号は製材所の番号 昔うちも製材していた頃はあったような)

「ブレーカーが落ちる!」
20年ほど前に建築させて貰ったお客さんから連絡が入って、とりあえず電気工事店と一緒に訪問。
20年も経つと、やはりいろんな問題が表れる。
(子育てが終わって)家の使い方が変わったために生じた問題や、純粋に経年劣化による問題、または(当時は無かった)家電が増えたとか、理由は様々だけど、対応はしている。
今回のお宅は、原因らしきものが想定出来たので、暫し様子見することとした。(多分無問題だろう)
それより、変わらず声をかけてくれた事と、「直しているお家があちこちあるけど、うちは全然問題無しです、ありがとう。」の一言が嬉しかった。
(問題無かったのはたまたまかも知れない)
しかしこの一言のお陰様で、久しぶりの県外木材配送がいやに楽しかった。
(言い方は偏っているが)少子高齢化によって現在の建築方法は、20年前のそれと大きく変わった。
窓回りや水回りを中心に質が高度化し、家のデジタル化が進んだ。
しかし基本的に簡素化してきたと思う。
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徳島県日和佐の薬王寺(時を経ても柾目が美しい桧)

建築現場から当たり前にあった鉋(かんな)が消えた。
材木を軸に建築してきた山村木材としては、和室の重味が、(良し悪しは別にして)無くなった事も微妙だが哀愁を感じている。
※和室に必須だった長押は、今では見られず勧めもしないし、なんと受注生産品化してしまった。

変わってないのは、お客さんの家に対する想い。
これだけは変わらない。
(なぜか私は、打ち合わせしている時が一番楽しい。)

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サイディンク貼り(外壁 平成に入って一般化した)



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既存住宅の調査(実はこれも楽しい)

謹賀新年

皆様へ

旧年中は何かとお世話になり、心よりお礼申し上げます。
お陰様で無事に新年を迎えることができました。

本年も、いろいろとお付き合いのほど、何卒よろしくお願いいたします。

有限会社 山村木材
代表取締役 山村一正

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今年もこんな感じでやります。

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亥は十二支のひとつ。いわゆる「いのしし」。通常十二支の中で第12番目に数えられる。前は戌、次は子である。 亥年は、西暦年を12で割って3が余る年が亥の年となる。 亥の月は旧暦10月 亥の刻は午後10時を中心とする約2時間 亥の方は北西よりやや北寄りの方角である。 五行は水気 陰陽は陰である。 ウィキペディア(だそうです。今年は年男)

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