日本は世界でも1~2を争う長寿の国です。先人たちの努力で医療と保健の活動が充実してきた結果、女性なら90代半ば、男性でも80代後半まで生きるのも珍しくありません。当院の近くには墓地があり、通りがかりに見える文字を見ると、生まれてすぐに亡くなったとか、幼児期に亡くなった方が明治・大正のころは多かったようです。抗生物質もあまりない時代は感染症で亡くなったのかなと思ったりもします。
子どもとは言わないまでも、50代前半ぐらいまでに若くして亡くなれば、膝や腰、肩や手の痛み、下肢のしびれなどで悩まされる可能性は低いです。
現在は超高齢化社会になり、また多くの方は健康診断を受け、内科にはきちんと真面目に通院されるので、膝や腰、肩や手の痛み、下肢のしびれなどで悩まされる方が多くなったと考えられます。「歳だから仕方がない」とすぐに言われ、「ついでに湿布を」と内科で処方されている方の何と多いことでしょうか。
中高年になれば、筋力の低下、関節の柔軟性の低下、筋腱の伸張性の低下、骨密度の低下などがベースにあるものと考えれば、これらを予防~維持することが必要と容易に想像がつくところですが、これらは痛みを伴わないので、「痛くなければ大丈夫」「治った」と思われがちです。健康診断は運動器は対象にならないので、自覚症状もないと放置されます。
結果として、関節の適合性の低下と可動域制限、出力の低下、安定性の低下、筋腱の不全損傷、軟骨の摩耗、姿勢のくずれ、疲労しやすい、活動性の低下、骨粗鬆症の進行、転倒、骨折、骨折の連鎖、介護、認知機能低下、心肺機能低下、全身衰弱・・・といった負のスパイラルに陥る可能性があります。
日常的には医療といえば内科となりがちなので、整形外科的な知識を授けられることもなく、受診する機会をなかなか作らず、「仕方がない」となりがちです。
対策としては、湿布を貼ることではなく、筋力の低下、関節の柔軟性の低下、筋腱の伸張性の低下、骨密度の低下に対して低負荷で高頻度に運動をいろいろとすることが重要と考えられます。中高年では、高負荷の運動を急に始めるのは心臓や血管の問題も注意する必要があります。
車社会北関東の人が手っ取り早く低コストで始めるのは、車を置いての外出でしょうか。遠ければ最寄りの駅までは車で行くとしても、駅では階段を昇降し、電車は30分以内なら立って乗車し、目的地の街を歩いて、用事も含めて数時間過ごすといったことも実践していただくと、家の周りの散歩をする必要はないかもしれません。
自分で運動をするのは難しいという人は、アスレチックトレーナーによる体の評価を受けた後に、必要な運動を指導してもらい、繰り返し通院して運動を継続するということも可能です。
内科の病気の予防のひとつに予防接種がありますが、整形外科の扱う運動器の病気の予防には適度な運動が必要です。予防接種が自費で行われるように、アスレチックトレーナーが行う予防としての運動は保険ではない自由診療になります。予防接種は自治体の補助や自治体からのお知らせがあったりしますが、アスレチックトレーナーのメニューは補助はありません。そこで、当院では可能な範囲で低価格で運動を行っていただけるようにしています。高齢者には1回500円からのメニューも用意しています。
メニューは写真を添付しますが、詳しくは当院へ電話やHPからお問い合わせください。

子どもとは言わないまでも、50代前半ぐらいまでに若くして亡くなれば、膝や腰、肩や手の痛み、下肢のしびれなどで悩まされる可能性は低いです。
現在は超高齢化社会になり、また多くの方は健康診断を受け、内科にはきちんと真面目に通院されるので、膝や腰、肩や手の痛み、下肢のしびれなどで悩まされる方が多くなったと考えられます。「歳だから仕方がない」とすぐに言われ、「ついでに湿布を」と内科で処方されている方の何と多いことでしょうか。
中高年になれば、筋力の低下、関節の柔軟性の低下、筋腱の伸張性の低下、骨密度の低下などがベースにあるものと考えれば、これらを予防~維持することが必要と容易に想像がつくところですが、これらは痛みを伴わないので、「痛くなければ大丈夫」「治った」と思われがちです。健康診断は運動器は対象にならないので、自覚症状もないと放置されます。
結果として、関節の適合性の低下と可動域制限、出力の低下、安定性の低下、筋腱の不全損傷、軟骨の摩耗、姿勢のくずれ、疲労しやすい、活動性の低下、骨粗鬆症の進行、転倒、骨折、骨折の連鎖、介護、認知機能低下、心肺機能低下、全身衰弱・・・といった負のスパイラルに陥る可能性があります。
日常的には医療といえば内科となりがちなので、整形外科的な知識を授けられることもなく、受診する機会をなかなか作らず、「仕方がない」となりがちです。
対策としては、湿布を貼ることではなく、筋力の低下、関節の柔軟性の低下、筋腱の伸張性の低下、骨密度の低下に対して低負荷で高頻度に運動をいろいろとすることが重要と考えられます。中高年では、高負荷の運動を急に始めるのは心臓や血管の問題も注意する必要があります。
車社会北関東の人が手っ取り早く低コストで始めるのは、車を置いての外出でしょうか。遠ければ最寄りの駅までは車で行くとしても、駅では階段を昇降し、電車は30分以内なら立って乗車し、目的地の街を歩いて、用事も含めて数時間過ごすといったことも実践していただくと、家の周りの散歩をする必要はないかもしれません。
自分で運動をするのは難しいという人は、アスレチックトレーナーによる体の評価を受けた後に、必要な運動を指導してもらい、繰り返し通院して運動を継続するということも可能です。
内科の病気の予防のひとつに予防接種がありますが、整形外科の扱う運動器の病気の予防には適度な運動が必要です。予防接種が自費で行われるように、アスレチックトレーナーが行う予防としての運動は保険ではない自由診療になります。予防接種は自治体の補助や自治体からのお知らせがあったりしますが、アスレチックトレーナーのメニューは補助はありません。そこで、当院では可能な範囲で低価格で運動を行っていただけるようにしています。高齢者には1回500円からのメニューも用意しています。
メニューは写真を添付しますが、詳しくは当院へ電話やHPからお問い合わせください。
