薬師寺運動器クリニック院長のblog

栃木県下野市の日曜診療・祝日診療の整形外科・運動器リハビリ・スポーツクリニックである薬師寺運動器クリニックの院長がつづるブログです。 土曜日も月に2回程度の診療をして、週末に多く発生するスポーツやレジャーでの痛みに対してなるべくその日のうちに治療開始できるようにしています。 栃木県や茨城県西部の野球選手が数多く来院されます。 診療に関連して是非知っておいていただきたいことや、新たな情報を述べていきます。

2018年11月

 11月22日は診療時間を18時までと短縮させていただき、当院へ通院されている皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
 11月23日の午前から松本で日本シグマックス社の依頼で運動器エコーセミナーの講師を務めるということになっていたため、前夜に松本入りする必要があったため、診療時間を短縮とすることになりました。
 宇都宮線が遅れていたこともあって、小山から東北新幹線、大宮から北陸新幹線に乗り、長野で乗り換えて23時に松本に到着というスケジュールでした。
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 大宮の次は長野という新幹線でわずか1時間の乗車です。
 かつて勤務していた病院では医局旅行で軽井沢に行くのが恒例であったため、新幹線開業前の特急あさまで横川で釜飯を買い、という時代もありましたし、新幹線開業で軽井沢駅がきれいになったとか、プリンスホテルのアウトレットを見て回ったことなども思い出しながら、あっという間に長野に着いてしまいました。
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 長野から松本は22時少し前だったので各駅停車の旅で、少々遠いなと思いながら23時ごろ松本に到着。寒波が来はじめていたので、寒かったです。
 翌23日は9時半に現場入りして、肩関節、足関節の基本的なエコー像の描出と評価、一部注射の話もさせていただき、診断の流れの説明と手技のハンズオンを行いました。昼休みを挟んで4時間程度のセミナーで長丁場でしたが、参加された先生方には感謝申し上げます。
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セミナー修了後に少し時間をとったので、車では十数年前に来て松本城に上ったのを思い出し、再び城まで行ってみようと市街を歩いてみました。
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 松本へ電車で来たのは学生の頃に北アルプスに登山で来て以来二十数年ぶりで、当時の駅の様子は全く覚えていないのですが、なんとなく懐かしい松本の旅でした。

 関東で育った大人なら、ハトヤホテルの「電話はヨイフロ~」というCMを懐かしく思いだしていただけるのではないでしょうか。4126の語呂合わせでヨイフロということでした。
 本日11月26日も「いい風呂の日」ということで、NHKのニュースやネットで入浴中の事故を防ぎましょうという内容が紹介されていました。
 以前、地元の高齢者向けにヒートショックについて講演をしたことがあり、交通事故で亡くなる方より入浴中の死亡が多いということを話したのですが、現在もそのようです。
 高齢者の診療をしていると、近所の方が風呂で溺れて亡くなったという話をときどきお聞きします。通院中の方にお聞きする限りですが、居間は暖かくしても、廊下や脱衣所、トイレ、台所などは寒いということが多いようです。また、就寝中は暖房を消してしまうという方も少なくありません。
 浴槽の中は暖かいので血圧は下がり、脱衣所や廊下は寒いので血圧が上がり、急激な血圧の変化で脳血管障害が起こったり、浴槽内で意識が低下したりするといわれています。
 暖房代がもったいないという理由で、暖房をしている部屋を閉め切ってしまう傾向が強く、廊下やトイレ、脱衣所などは寒くてもいいのだという考えになるようです。
 極端な温度差があれば扉を開けると空気が移動しますので、風が起こります。扉を開けたまま暖房のスイッチを入れれば、家の中の温度差が小さくなり、時間をかければ廊下や脱衣所、トイレでもそれほど寒いということはなくなります。
 いっぱい服を着ればいいという考えの方もいますが、そのぶん、洗濯は増えるわけで、水道・電気・洗剤のお金が家族の人数分増えていると考えることもできます。当然、着替える服も余計に購入すると思われ、洋服代も多くなっているかもしれません。服や洗剤を買いに車を走らせていればガソリンを余計に消費しているかもしれません。冬用の布団を使えばクリーニングも安くありません。
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 温度変化が大きいと、交感神経系が作用して、脳や内臓に血液を集め、手指や足趾などの末梢は循環が落ちます。人によってはしもやけになります。手指が赤くなっていれば、循環障害を疑いましょう。血管が詰まりやすくなっていれば、血栓を形成するかもしれません。
 栃木県は脳卒中が多いとされていて、女性の平均寿命はワースト2位だったりします。とても寒冷な北海道より栃木のほうが若干寿命が短いということにあり、外が寒いということは関係ないことになるかもしれません。北海道は家の中が暖かく、冬に冷たい飲み物やアイスが売れるといわれています。
 筋肉をエンジンに例えれば、冬は暖機をした方がよく、起立動作は車なら坂道発進と考えることができます。新車ではない数十年落ちのエンジンでいきなり坂道発進をするのが、夜トイレに起きるということと似ていると考えれば、エンストもするかもしれないわけで、布団から立ち上がるときに転倒をするということに相当します。転倒すれば、骨折・手術・思うようにリハビリが進まず車椅子ということも起こりえます。つかまり立ちをするのは腕の力を借りているわけで、車でいえばバイブリッドでモーターの力を借りて加速するというものに相当します。
 エンジンとしての筋肉をいい状態で使うには暖かい環境が必要ということです。温度変化の少ない環境で生活をすることが重要で、居間と浴槽の中だけ暖かいということではなく、廊下も脱衣所もトイレも少なくとも寒くならないように、基本的には扉を開けておいて、利用するときに扉を閉めるという程度にしておくほうが、ヒートショックのみならず、運動器のトラブルも回避できるのではないかと考えます。暖房を惜しんでも医療費や衣服および洗濯関連で出費は多くなるかもしれないと考えてみてはいかがでしょうか。
 当院は診察のために服を脱いでいただくこともあるため、一般的な推奨温度よりも高い室温設定としています。
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 当院は日曜午後と祝日診療を謳っておりますが、一方で金曜・土曜が休診でもあります。
 この場合は、曜日を優先するので11月23日金曜の勤労感謝の日は休診です。
 同様に11月3日土曜も文化の日ですが休診をいただきました。
 年内は12月23日の天皇誕生日が日曜で、24日の月曜は振替休日ですが、こちらは両日ともに平常通り診療を行います。
 例外は年末年始と5月3日~5日ですが、来年は平成が終了し元号が変わるときに10連休といわれております。元号が変わることは特別なことになりますので、国全体が動きを止めることも予想されます。
 当院も来年4月末~5月はじめの診療・休診についてなるべく早めに決定をしたいと思います。
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   この秋~冬は学会・研究会の参加、見学などで出かける予定が多くなっています。
 2年ぶりに福岡県の久恒病院へ、東京警察病院整形外科の先生方とともに見学に行ってきました。 
 院長の原正文先生は、私の外来診察の仕方に強く影響を与えていただいた先生で、当院がリハビリを重視し、薬の処方が少ないことも原先生の影響を受けているといえます。つい数週間前は、佐野でご講演をされたばかりですし、大阪や札幌でもお会いしたばかりですが、実際の外来診療を見学することに価値があると思っています。
 原先生は肩関節特に野球選手の肩の治療に力を入れてこられた先生です。
 ドラフトにかかる選手や入団してからも時々チェックに来られるプロ野球選手、もちろん小学生~社会人まで幅広く治療を受けられています。
 病院の外にはブルペンもあり、プロ選手が来られたときにたまに投げることもあるようです。 
 福岡ということで、工藤監督やホークスの選手にも関わっておられる先生で、ちょうど日本シリーズ終了の翌週ということもあって、ホークスの日本一は大変喜んでいらっしゃいました。
 もちろん、整形外科として地域医療を担う病院でもありますので、地元の高齢者も含め、野球以外の患者さんも多く受診されます。また、この時期は九州場所ということで、大相撲の関係者の受診もあります。
 複数名の医師で外来診療を行っており、診療のシステムとしても学ぶことが多いと思っています。
 1回の見学では吸収しきれないぐらい多くの細かい知識を得られるので、6~7回目の見学をさせていただきました。まだまだ学ぶことがありそうなので、来年も見学に行くものと思います。以前の職場である東京警察病院整形外科からも見学に来ていましたが、その中にも2回目の見学という医師もいます。それだけ印象に残り、再度見学に行きたいと思う診察ということでしょう。
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11月になり、フィギュアスケートやスキージャンプの大会がテレビで放映されるようになりました。
ウインタースポーツの開幕です。
当院のある栃木県下野市周辺は、冬も晴天の多い関東平野にあるために、スキー部やスケート部といったウインタースポーツのクラブ活動でのケガや故障での来院はほとんどありません。
中学校や高校がスキー教室を行うことがあるものの、そこでケガをしたというケースも記憶がありません。
大人がレジャーでスノーボードに行き、ケガをしたということで来院されることは1シーズンに数名いらっしゃる程度でしょうか。首都圏から近いスキー場ということで、混雑したり気温もそれほど下がらないことから、雪の質も含めたゲレンデの状況がよくないときに転倒をしたというパターンがあるように思います。
県の北部の学校にはスキー部やスケート部、アイスホッケー部などがあることと思います。
当院には現在那須町からのリハビリ通院の方もいらっしゃいます。
なかなか運動器リハビリを行える施設がないとお聞きしています。
ウインタースポーツの選手もどうぞ当院をご利用ください。
那須・那須塩原・日光・大田原・矢板などから日曜や祝日の診療をご利用ください。IMG_2622

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