薬師寺運動器クリニック院長のblog

栃木県下野市の日曜診療・祝日診療の整形外科・運動器リハビリ・スポーツクリニックである薬師寺運動器クリニックの院長がつづるブログです。 土曜日も月に2回程度の診療をして、週末に多く発生するスポーツやレジャーでの痛みに対してなるべくその日のうちに治療開始できるようにしています。 栃木県や茨城県西部の野球選手が数多く来院されます。 診療に関連して是非知っておいていただきたいことや、新たな情報を述べていきます。

2020年03月

 新型コロナウィルス感染症の拡がりに伴って、3月は学校の臨時休校となり、そのまま春休みという状況かと思います。外遊びをしていると学校に通報されるという話や、学校の先生が見回りをしていたり自宅に電話をかけてきて家にいるかどうか確認しているという話もかなり聞きました。
 大多数の学校の部活動の中止、クラブチームの活動中止、校庭の封鎖、公共施設の休館など、スポーツ活動や外出が減っています。
 活動が減れば、それに伴うケガや故障は起こりにくくなります。
 痛いと感じることもないかもしれません。
 高齢の方が「動かなければ痛くない」というのに似ているかもしれません。
 医療機関によっては、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、来院人数が減少して施設によっては半分ぐらいという話も耳にした気がしますが、当院は人数そのものは大きく変化はないのですが、新たなケガ・故障が減ったためか、レントゲンを撮る人数や枚数の減少、新規でリハビリを開始する方の減少がみられます。
 言い換えれば、本来の活動なら一定の割合で生じるはずのケガや故障が生じないほど、活動が減っているということかと思います。
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 現在のところ、日本は他の国に比べて新型コロナウィルス感染症の発生はひどくないように思われます。東京・大阪・札幌・名古屋・神戸などの大きな都市では今後の急激な感染者の増大が心配ですが、栃木も含めた大都市から少し離れた県は、感染者数が一桁で、人混みもほとんどなく、車で動いていればリスクは少ないように思います。
 そんな地域の小学生~高校生をどう運動させるかが問われてきました。
 4月の初めから学校を再開するという話に現在はなっています。
 「自主練習」という形で校庭の利用を認めはじめた地域もでてきました。今週末から部活を再開というところもあるようです。
 対外試合はまだダメのようですが、実戦的な動きをしてみてどうかというところまできたようです。
 動いてみれば気づくこともあるかもしれず、スポーツ再開・学校再開でリハビリを受けるべき選手が多く集まってくる可能性があります。
 ここ2週間ぐらいは受診をしやすいと思いますので、積極的にご利用ください。
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 その昔、3次救急施設の救命救急センターで研修をしたことがあります。
 命を助けるという現場では、気道確保・呼吸・循環が優先であり、頭部・胸部・腹部の疾患が重要であり、整形外科の扱う領域はそれほど優先的ではありません。

 現在、新型コロナウィルス感染症の世界的な拡がりで大変な状況ですが、まだ日本は海外と比べて何とか踏みとどまってはいるものの、これから心配な状況になる可能性も十分に考えられます。
 そうなってくると、整形外科の扱う運動器疾患は特に病院においては治療が制限されるなんてことになるかもしれません。整形外科の扱う手術は特に感染を起こしてはいけないものであり、人工関節や腰の手術で体の中に金属を入れるというようなものは延期になることも予想されます。
 骨折については状況によっては急いで行うということもあり得るでしょうが、手術を回避するという流れも想定されます。

 ついに東京オリンピックが延期になりました。
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 多くのスポーツ競技がシーズン開幕の延期、大会の中止が続いています。
 学校の再開がされても、部活動が再開されるかどうか、されても制限もあり大会は開かれない可能性もあります。
 スポーツに加えて、芸術系のイベントも音楽・演劇・展覧会など屋内で多くの人が集まるものが中止になって、劇場、博物館、美術館などは閉鎖されていたりします。
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 感染経路の分からない新型コロナウィルス感染症の拡がりにより、東京の感染者数が最多となりました。全国的に見れば東京に近い栃木県は、都内へ通勤されている方も多く、これから栃木県内での感染者数が増えることが懸念されます。

 感染者数が拡がると通常の医療が行えなくなり、スポーツでのケガや故障についても「不要不急」とされることすら想定しておくべきかもしれません。
 学校再開・スポーツ再開にあたっても、ケガ・故障を防ぐ配慮が求められます。
 そもそも大会が開催されるかどうかも不明でしょうし、指導者は選手をケガ・故障はもちろん、新型コロナウィルス感染症からも守るためにかなり意識を高めていただきたいと思います。
 今後の状況によっては、通常の医療が受けられるかどうかということも考慮すべきでしょう。
 


全国的には新型コロナウイルス感染症は毎日のように拡大しているようです。
5月に福岡市で開催予定であった日本整形外科学会の学術集会も中止となりました。
栃木県では、現在のところクルーズ船、大阪から、タイとポルトガルからという感染経路が考えられており、県内で感染したという話は出ていないようです。
国内で問題となっているのは大都市周辺で感染者が増えていることが主で、郊外の屋外で人が密集することのない状況では、大問題にはならないと予想されるます。
週明けには学校は春休みになり、4月からの授業再開を目指していくように思われます。
臨時休校は県内でも対応が分かれましたし、私立高校では部活動を継続しているところもあるそうです。
栃木市では時間限定ではあったようですが、校庭が開放となり子どもたちの遊び場や運動の場が確保されたようです。

医療側も県外で行われる勉強会や研修会が中止となり、休診日は運動のためも含めて県内各地へ出かけています。
3/21は大平山の太平山神社へ出かけました。あじさい坂の長い石段を登り、少々息が切れましたが、参拝してきました。
あじさいは葉が出始めた程度、桜はほとんどつぼみでしたが、世の中は3連休で多くの方が来ていました。
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栃木県が元気になるために、運動不足解消のために、栃木県内のあちこちへ出かけましょう。
過剰に心配しすぎることなく、体力低下を防ぎましょう。
帰宅後の手洗いうがいは必須です。

 相変わらず新型コロナウィルスの問題が続いていますが、季節は確実に春になり、東京では桜も開花しました。
 高校や大学の合格発表あるいは医師国家試験の合格発表があり、治療に関わった方々の合格やそれに伴う転居の話も出てきています。
 スポーツ強豪校に進学するために、高校入学の段階から栃木を離れるという人も毎年いて、野球であったり、剣道だったり、柔道だったりこれまでに実績がありましたが、今年は陸上で県外へ転居する選手がいます。高校の段階から栃木を離れていく選手は、全国大会への出場が期待されるわけで、高校卒業後は大学やそれ以上のカテゴリーで競技を継続し、いずれは日本を代表する選手になっていくこともあるかもしれません。治療に関わった選手が甲子園出場を果たしたこともあり、この春も楽しみにしていたのですが、選抜高校野球大会の中止は残念でした。

 大学進学は将来の自分の仕事を決めるうえでも重要になりますが、国公立大になると関東を離れていく方もいます。東北地区への進学の話をした方が数名いました。関東地区の医学部に合格したという方もいました。

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 30年以上前に自分も当時住んでいた埼玉県から新潟に進学したわけですが、環境の違う地域にひとり進学するのは、期待半分不安半分みたいなところがありました。
 さて、進学で当院での治療が中止になってしまう方の転居後の治療の継続や、進学先でもスポーツをしてケガや故障をした場合に受診できる施設としての整形外科の先生を紹介できる場合があります。
 面識のある先生を紹介できることもありますが、地域によっては名前だけ存じ上げている先生になることもあります。もちろん、紹介できる先生がいない地域もあります。
 
 逆に「栃木に行ったら薬師寺運動器クリニックを受診するように」と言われて来院された方も、多くはありませんがいらっしゃいます。
 いろいろな勉強会に顔を出し、全国の先生方と知り合うことで相互に整形外科施設を紹介できるようなネットワークができてきております。どこまでお役に立てるかは分かりませんが、是非ご相談下さい。
 少々離れていたとしても、いい治療を受けられることが大切で、近くの施設がいいとは限らないのが現状です。
 進学先でのご活躍をお祈りいたします。
 

 臨時休校が続き、校庭も封鎖されていて野球の練習が十分にできない小中学生が多くいます。
 肩や肘の状態がせっかく上がってきて、そろそろ負荷を上げてみようということになったのに、現場レベルでの確認ができていないままという選手もいることと思います。
 そこで、痛みはないけど、投げているうちにコントロールが悪くなったり、スピードが落ちたりするのかどうか確かめておきたいという小中学生の野球選手に、キャッチボールの確認もできて、しかも元高校球児のアスレチックトレーナーによるアドバイスやストレッチの指導も受けられるメニューを用意しました。
 当院の屋外リハビリスペースはおおよそ20m×7mの広さがあり、バッテリー間の距離でのキャッチボールが可能です。
 天然芝なので、現在は写真のような状況です。
 実際にボールを投げてみてどうか確認をすることができます。フォームの問題がないか、投げるうえで柔軟性がどうかなどをアスレチックトレーナーが評価をして、改善すべき点があればアドバイスします。
 臨時休校中の限定メニューとしての提供です。キャッチボールをある程度の強度と球数で投げてみてどうかということで、2名1組で申し込みをしていただき、そばでアスレチックトレーナーが観察・評価を行います。
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 故障をして痛みがあるという選手は、健康保険での受診が必要です。
 治療ではなく、それなりに投げられていたけれど球数が増えてみてどうか、実戦レベルになってみてどうか、という段階の選手に対する肩肘の状態の確認です。
 治療ではないため、健康保険は使えないのですが、同じチームの仲間など2名1組で申し込みをしていただければ、集団の自由診療メニューということで、30分1500円(税別)で実施します。

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