外出の自粛や学校の休校が続く状況で、テレワークやオンライン授業が広がりつつあります。
座学が主の大学生は授業を前期はオンラインで行うというところもあるようです。
中学3年、高校3年のいわゆる受験生は、授業が行われないまま進路への不安を感じているかもしれません。
Zoomで同時に参加して講演を聴いたり会議をしたり、時には自宅でオンラインで飲みながら友人と話をするということも、今後ますます一般化していき、新型コロナウイルスの問題が終息してもこの流れは続くのかもしれないと思ったりもします。
自宅に居ながらにして学んだり会議ができたりというのは便利な反面、出かける・移動するという動作が、気持ちの切り替えになっていたり、軽い運動になっていたり、ついでに地域の美味しいものを食べたり名所を見学したりというような付加価値も得られたのに、それらがないことで、何となくすっきりしないところもあります。
個人的には、例年なら毎月のようにどこかの勉強会に出かけていたのに、今年は2月初めに奈良まで肘関節学会に行ったのが唯一の遠出で、新幹線にも飛行機にも乗ってない状況がつづいており、地元にいることで歩く時間・距離が減っています。
大学の授業がない、スポーツ活動も禁止ということで栃木に帰省してきている大学生が何名か来院しています。逆に、自治医大の学生は医学部も看護学部も全国各地の地元に多くが帰っているようです。
実習・実験はできないけれども、座学はオンラインで可能ということで、大学の授業がこれからオンラインで広く行われそうですし、高校や中学あるいは学習塾もオンラインで授業をはじめているようです。
オンラインではないけれど、県内ではとちぎテレビを使って「授業」の試みもあるようです。多くの生徒が視聴して、反応・反響・効果が確認できるといいですが。
勉強の時間が減っていることで、学力の低下も懸念されます。
オンラインとは別に、学校から与えられた課題・宿題もあることも多いので、通院中の小学生~大学生に現在どのくらいの勉強時間かと尋ねると、下は全くしないから、上は4時間ぐらいという範囲でバラバラでした。
勉強とは別に1~2時間ぐらいゲームをスマホやタブレットを使ってやっている小中学生も多い印象です。そのせいか、診察室でイスに座る小学生の姿勢がよくないことが増えた気がします。
スマホやタブレットはもちろん、パソコンでも画面がテレビに比べれば小さく、細かい文字を中止しようとすれば、姿勢が悪くなりがちです。
来院中の小学生~大学生については、近所で体を動かしている時間はある程度確保しているようなので、極端な運動不足とは言いがたいですが、それでも本来の運動量に比べれば激減していると思われます。
スポーツの中止にともない、10代のスポーツによるケガや故障の症例が減っているということもあって、相対的に肩こりや腰痛での来院が目立っているのですが、そのなかに10代の症例も増えてきているように思います。
運動不足・スマホやタブレットをみている時間の増加・通学がないことで歩行もほとんどないという理由が考えられます。
今後、オンライン授業が増えれば、よくない姿勢で授業を聴講することでさらに肩こりや腰痛が増えることが懸念されます。
学校によっては、過剰なまでに外出するなという指示を出している例もあるように思われ、教員が電話をかけたり、家庭訪問をしたりしているようです。
一方で、教員の皆さんでバスケットやバドミントンを体育館でやって、体を傷めたというケースもありました。どうなんでしょうと思うところですが。
首都圏ではなく、人混みのほとんどない栃木県では、数人で離れて行う運動については、もう少し認めてあげられないものかと思います。
人目のつかないところで、ごく少人数で、相手と競わない、ソーシャルディスタンシングを保てる運動をうまくやっていただければと思います。
座学が主の大学生は授業を前期はオンラインで行うというところもあるようです。
中学3年、高校3年のいわゆる受験生は、授業が行われないまま進路への不安を感じているかもしれません。
Zoomで同時に参加して講演を聴いたり会議をしたり、時には自宅でオンラインで飲みながら友人と話をするということも、今後ますます一般化していき、新型コロナウイルスの問題が終息してもこの流れは続くのかもしれないと思ったりもします。
自宅に居ながらにして学んだり会議ができたりというのは便利な反面、出かける・移動するという動作が、気持ちの切り替えになっていたり、軽い運動になっていたり、ついでに地域の美味しいものを食べたり名所を見学したりというような付加価値も得られたのに、それらがないことで、何となくすっきりしないところもあります。
個人的には、例年なら毎月のようにどこかの勉強会に出かけていたのに、今年は2月初めに奈良まで肘関節学会に行ったのが唯一の遠出で、新幹線にも飛行機にも乗ってない状況がつづいており、地元にいることで歩く時間・距離が減っています。
大学の授業がない、スポーツ活動も禁止ということで栃木に帰省してきている大学生が何名か来院しています。逆に、自治医大の学生は医学部も看護学部も全国各地の地元に多くが帰っているようです。
実習・実験はできないけれども、座学はオンラインで可能ということで、大学の授業がこれからオンラインで広く行われそうですし、高校や中学あるいは学習塾もオンラインで授業をはじめているようです。
オンラインではないけれど、県内ではとちぎテレビを使って「授業」の試みもあるようです。多くの生徒が視聴して、反応・反響・効果が確認できるといいですが。
勉強の時間が減っていることで、学力の低下も懸念されます。
オンラインとは別に、学校から与えられた課題・宿題もあることも多いので、通院中の小学生~大学生に現在どのくらいの勉強時間かと尋ねると、下は全くしないから、上は4時間ぐらいという範囲でバラバラでした。
勉強とは別に1~2時間ぐらいゲームをスマホやタブレットを使ってやっている小中学生も多い印象です。そのせいか、診察室でイスに座る小学生の姿勢がよくないことが増えた気がします。
スマホやタブレットはもちろん、パソコンでも画面がテレビに比べれば小さく、細かい文字を中止しようとすれば、姿勢が悪くなりがちです。
来院中の小学生~大学生については、近所で体を動かしている時間はある程度確保しているようなので、極端な運動不足とは言いがたいですが、それでも本来の運動量に比べれば激減していると思われます。
スポーツの中止にともない、10代のスポーツによるケガや故障の症例が減っているということもあって、相対的に肩こりや腰痛での来院が目立っているのですが、そのなかに10代の症例も増えてきているように思います。
運動不足・スマホやタブレットをみている時間の増加・通学がないことで歩行もほとんどないという理由が考えられます。
今後、オンライン授業が増えれば、よくない姿勢で授業を聴講することでさらに肩こりや腰痛が増えることが懸念されます。
学校によっては、過剰なまでに外出するなという指示を出している例もあるように思われ、教員が電話をかけたり、家庭訪問をしたりしているようです。
一方で、教員の皆さんでバスケットやバドミントンを体育館でやって、体を傷めたというケースもありました。どうなんでしょうと思うところですが。
首都圏ではなく、人混みのほとんどない栃木県では、数人で離れて行う運動については、もう少し認めてあげられないものかと思います。
人目のつかないところで、ごく少人数で、相手と競わない、ソーシャルディスタンシングを保てる運動をうまくやっていただければと思います。